***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2006年06月12日(月)消えないで。

何が怖いんやろう。
どうして泣けるんやろう。

そうるに会えない休日。
そんなの何度も過ごしてきたのに。
今さらへこむとか。悲しむとか。
ありえへんことやのに。

夜になると。急に苦しくなって。
また言葉にならん感情に締め付けられて。
バスタブの底には。透明な涙が沈んでいった。

いつだってあたしは。理由を見つけようとする。
この涙が零れる理由。この感情が溢れる理由。
そんなの追求したところでどうしようもないって分かってても。
自分を納得させたくて。勝手に足掻いてしまう。

そして。余計にしんどくなってしまう。


ねぇそうる。あんたを愛した日々は。
いろんな形で残されてる。
手紙。日記。ビデオ。アルバム。
いろんなところにあんたとあたしの日々がある。

そしてもちろん。あたしの記憶の中にもある。
あるんやけど。間違いなくあるんやけど。
いつかそれは薄れるし。色褪せもする。

そんなの当たり前のことやんね。
これから先もどんどん新しい記憶が埋め込まれるんや。
昔の古いことが少しずつ消されていくのは仕方ないこと。

でも。あたしはやっぱり忘れたくなくて。
あたしが見て触れて。感じてきたあんたのすべて。
あたしの中から消滅させたくなくて。

くだらないことでも。しょーもないことでも。
たったひとつたりともこの手から零したくなくて。
不可能やって分かってても。どうしてもどうしてもイヤで。

あほみたいやろ。てゆーかあほやろ。
分かってるんやで。でもどうしようもないねん。
こんなにも愛しくて。こんなにも恋しくて。
この気持ちをどこにどうしたらいいか分からんくて。

なぜか怖くなって。なぜか泣けてくる。


ねぇそうる。いつもあたしの話を笑ってるあんたやけど。
これだけは。ちょっとだけ笑わんと聞いてほしい。

めっちゃ好きや。そうる。
嘘偽りなく。ほんまにあんたが好きや。
見て触れて。感じてきたあんたのすべて。大好きや。

だからお願い。あたしの中から永遠に消えんといて。





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