***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年12月02日(火)君があたしをキレイにする。

今日は。大学で昼休みにそうるに会えた。
あたしが図書館で資料集めをしてるのを知ってたそうる。
学部で一緒に食べる子がおらんかったらしく。
昼前に。いきなりメールが入ってきた。

呼び出されるのは。呼び出すよりも嬉しい。
なんでもないときに。会いたいなぁと思ってくれることが嬉しい。
まぁそうるのことやし。友達がおらんかったからだけやろうけど。
そんなときでも。ふと思い出してくれたのがあたしで嬉しい。

あたしはやっぱり。愛されたがりやと思う(苦笑)。


いつもの食堂に行って。そうるの姿を探す。
だいたいの予想をつけて。いつもの席のあたりを探したけど。
そうるの姿はなくて。あたしはちょっとキョロキョロした。
そしたら。ちょっと離れた場所から名前を呼ばれて。
そっちを見たら。そうるがひらひらっと手を振ってた。

「ごめんごめん。混んでたからこっちにした。」
「あーええよ。でもほんま。探すのひと苦労やわ。」
「見つけにくくてすんませんなー。溶け込んでるからなー。」
「ほんまやでー。もう。同化してるやん(苦笑)。」


男ばっかりの食堂やから。女のそうるは簡単に見つけられそうやのに。
キョロキョロ探さなあかんのは。自分が女っぽくないから。
そうるはそう言いたかったみたいやし。あたしもちょっとそう思うけど(苦笑)。
でも1番の理由は。そうるの格好に色味がないからやと思う。

大好きなショートヘアは。ちょっと伸びてきたけど。
思いっきり明るかった茶色は。ちょっとこげ茶色になった。
最近着てるのは。お決まりの黒のダウンジャケットやし。
持ってる鞄も。ヘッドポーターの黒いやつやし。
なんてゆーか。そうるはいつも・・・黒っぽい。
だから遠くから見ると目立たんくて。見つけにくいんやと思う。

対するあたしは。どっちかと言うと色味のあるものが好き。
格好にしても。どっかに何かしら明るい色を入れてる。
ちなみに今日の服装は。オフホワイトのセーターと。茶色のパンツ。
そしてポイントは。最近買ったライトグリーンの鞄。
そうるに。「うちやったら絶対持たんなー。」って言われた鞄(苦笑)。


ごはんを食べ終わって。あたしはその鞄から写真を出した。
国家試験の願書を提出するために。証明写真を撮らなあかんくて。
わざわざ写真屋さんに行って撮ってもらったんやけど。
やっぱりプロは違うみたいで。なかなかキレイに撮ってもらえたから。
調子に乗って。そうるにも見せてみた。

「なぁ。けっこうキレイに撮ってもらえてると思わん?」
写真を手渡して。あたしが浮かれて聞くと。
そうるは写真をじーっと見て。ふーんって言って。
「てゆーかあんた黒も似合うんやん。」って言った。

写真は一応。黒いスーツを着て撮ってもらったんやけど。
それがなんか。そうるの目には新鮮に映ったみたいで。
ふーんふーんって言いながら。長いこと写真を見てた。

見てほしかったくせに。あんまりジロジロ見られると恥ずかしくて。
「あーもうええやん。見すぎ。」って言って。取り返そうとしたら。
そうるは写真をひらっと上に上げて。あたしの攻撃を避けて。
「てゆーか。この写真ちょーだい。」って言って笑った。

「・・・へ?なんで?」
「だってなんか気に入ったし。」
「あ・・・そうなん。」
「うん。デキル女っぽいやん。」
「へぇ・・・。まぁそれは余りやしええけど。」
「やったー。さんきゅー。」

そうるはあたしの写真を手に入れて。なんか嬉しそうやった。
もちろんあたしも嬉しかったし。くすぐったかったけど。
そんなそうるは珍しすぎて。不思議な気持ちも強かった。
にんまりしてるそうるを。頬杖ついて見ながら。
自分のことで喜ばれるのって。こんな気分なんかーと思ってた。


ねぇそうる。あたしは誉められ慣れてへんのかな。
それともあんたが。誉め慣れてへんのかな。
よく分からんけど。今日のあたしたちは。いつもと逆やった。
いつもなら。あたしがあんたのことでキャーキャー言って。
それをクールに見つめてるのがあんたやのに。
あんたがあたしのことで喜んで。それをあたしが見てるなんて。
なんかなんか。不思議な違和感があった(苦笑)。

でもね。その不思議な気持ちを越えると。やっぱり素直に嬉しかった。
めったにあたしのことを誉めてくれんあんたが。誉めてくれて。
直接的な表現じゃないけど。かわいいーみたいなことを言ってくれて。
あんたの目にそんなふうに映れた事実が。ほんまに嬉しかった。

実際どうかは分からんし。そんなたいしたことない女やけど。
あんたがいいって思ってくれるなら。それが何よりやって思えた。
そして。あんたにもっと好きやなーって思ってもらえるように。
またがんばろーって。びっくりするぐらい素直に思えた。

やっぱりあたしにとって。そうる。あんたはすべての源なんやと思う。
100人の人に。かわいいって言われるより。(←ありえへんけど。)
あんた1人に。今日みたいにたったひと言言われる方が。
ずっとあたしを前向きにしてくれる。ずっとあたしをキレイにしてくれる。
なんかね。愛する人の言葉って偉大やなーって。そう思ったよ。

ねぇそうる。あんたはさ。あたしとは違うから。
たぶんあたしがかっちょいいーって言っても。それに影響されて。
よっしゃーもっとかっちょよくなろーとか思う性格じゃないと思う(苦笑)。
でも。たとえばどこかで。あたしが何か言うことで。
ちょっとぐらい。あんたに前向きなチカラを与えられてたりはせんかな。
そうやったらええのになーって。なんか今日はめちゃ思ったわ。

でも。ないやろうな。あんたはそんな簡単に動かされてくれんやろうな(涙)。





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