***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年02月16日(日)君の裏切り。

深く。深く。静かに。静かに。ただ悲しい。
どうしようもない諦めみたいなものが。あたしを支配してる。

そうるの考えてることが。見えんくなってきた。
いや。きっともともと。あたしにはあんまり見えてなかったんかもしれん。
好きやのに。めちゃめちゃ好きやのに。どうしていつも不安やったか。
言葉にならん気持ち。言葉にしたらあかん気持ち。
そーゆうあたしの気持ちを。そうるは分かってるようで。
実は全然分かってないってこと。あたしは気づいてしまった。


今日は。久しぶりのデートで。すごい楽しみにしてた。
そして実際。めちゃめちゃ楽しかった。


朝起きて。窓の外を見たらやっぱり雨で。
それは残念やったけど。それでも会える嬉しさは変わらんくて。
いつもなら雨でも車で迎えに来てくれるそうるやけど。
免停中ってこともあって。駅まであたしがバスで出ていった。
買ったばかりのエメラルドグリーンのきれいな傘とか。
切ったばかりのふわふわの髪とか。
あたしの気持ちを幸せにする要素がいっぱいあった。

駅前でバイクに乗ってる人を見つけて。
自然とそうるのことを考えてぼんやり見てたら。
後ろからポンって頭をこづかれて。振り向いたらそこにそうるがおった。
「かっちょええなー。あのバイク。」とか言ってきたから。
「いやいや。あなたの方がステキよん☆」とかわざと言ってやって。
「・・・あら。それはどうも。」とか照れさせて。ちょっと喜んだりもした。

カラオケに行って。そこでいっぱい歌いまくる。
実習が終わってストレス発散したいあたしは。連続で3曲とか入れて。
「あー!もー!あんたは!」って感じで。そうるに叩かれたりして。
でもそうやって叩かれることも。どうしようもなく幸せやった。
あたしが大好きなTMRを歌ってたら。そうるはマイクを奪って歌いだして。
「ちょー!あほー!」とか言って。あたしもそうるを叩いたりして。
じゃれあってる時間は。それだけで楽しかった。

ちょっとおなかがすいてきたから。
カラオケを出てから木曜に作ってたチョコブラウニーを渡したら。
「あー。ありがとー。」って感じで。ちゃんと食べてくれた。
そしてやっぱり。「・・・あまー。」って言った。
全部が予想通りの反応で。あたしにはおかしすぎた。
「だってかーなり甘くしたもん☆(笑)」って言ってやったら。
「・・・最悪や。嫌がらせや(涙)。」なんてへこんでて。かわいかった。

久しぶりに行ったゲーセンで。プリクラ撮った後で。
そうるは得意なUFOキャッチャーにトライして。
あたしにプーさんのぬいぐるみを2つも取ってくれた。
「うちはなんも用意してへんかったから。」って。
どうやらあまあまチョコブラウニーのお礼みたいやった(苦笑)。
「あっちの方が顔かわいいって!」とか言うあたしに。
「えー。どれも一緒やろー。」とか呆れながら。ちゃんと取ってくれて。
「さすが!さすが!」っておだてまくるあたしに。
「じゃーもういっこ取っちゃおっかなー☆」とか調子に乗ったりして。
もう1回トライして。しっかりまた別のプーさんを取ってくれた。
両手にプーさん持って。あたしはかなり幸せやった。

そんなふうに。そうるといる時間。あたしは確かに満たされてた。
そうるは優しかったけど。いじわるなとこもあって。
でもそれはいつもと同じで。あたしの大好きなそうるやった。


でもあたしには。心の中に不安な気持ちがあった。
笑顔の裏で。ちょっと泣きそうになる自分がおった。
いや楽しいんやけど。本気で楽しいと思ってるんやけど。
そういう不安はちょっとした隙間からあたしを襲ってた。
そうるがトイレに行ってるときとか。ちょっとよそ見してるときとか。
なんでもないような瞬間に。どうしようもなく怖くなったりしてた。

その不安は。家に帰ってから的中することになるんやけど。


明日の午前中に。そうるは就職の説明会があるってことで。
残念ながらお泊りはなしやってんけど。
それでも。別れ際のキスは優しくて幸せやった。
人前ではさすがに・・・って思ってたけど。駅の歩道橋の下で。
あんまり人がおらんところがたまたまあって。そこでキス。
1秒にも満たない時間でも。あたしには永遠の幸せって感じで。
「じゃあね。」って言って。そうるが改札の向こうに走って行っても。
ずっとずっと唇の感覚を噛み締めてた。

帰り道。不安な気持ちを精一杯消そうとしてた。
大丈夫。あたしはこんなにも大事にしてもらってる。
そうるがあたしのことを思ってくれてるのは。ちゃんと伝わる。
不安になんかならんでもええし。幸せに浸ってればええし。
そう思って。ようやくそう思って。家に着いた。

ごはんを食べて。しばらくして。パソコンを開いた。
サークルの友達の掲示板がトップに出てくる。
だーっとさかのぼって読み始めたら。
友達が「彼氏出来たー☆」ってカキコをしてた。
あらあら。まじでー。よかったなーとか思いながら読んでたら。
そのすぐ上にそうるのカキコがあった。

またイヤな予感がした。確信に近い予感やった。
そして。その予感は的中した。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
タイトル:まじでー?
おめでとー!いやー全然知らんかった!
今度見せてなー。見たい見たい!
そういううちも実は明日で1年とか。ひぇー。びっくり。
なんにせよ、ほんまおめでとー!
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


・・・・・・・・・・・・。
やっぱり言うんや。


「明日で1年」・・・あたしが忘れたとでも思ってるんやろうか。
あんなに苦しんだのに。泣いて泣いて。もう死ぬかと思ったのに。
結局言うんや。あの男のことを。あんたは言ってまうんや。

ショックすぎて。もう涙も出てこんかった。
その発言は。あたしにとっては裏切りやったけど。
そうるにとっては。きっとなんでもないことなんやろう。
てゆーか。何も意識せずに出てくる言葉なんやろう。

なんでそんなこと言うん?なんでそんなことが言えるん?
そんなん言うくせに。なんであたしに優しくできるん?

そうる。あたしにはあんたの気持ちが見えん。
好きやのに。大好きやのに。どうしても見えん。





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ごめんなさい。ちょっとぐちゃぐちゃなんで。
意味分からん文章になってる気がします。
幸せな前置きが長すぎて。本題それだけかよって感じやし。
明日からちょっとずつ説明します。ごめんなさい。





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