***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2003年02月14日(金)恋する細胞。

(昨日の日記と一緒にアップしてるので。よかったらそちらもどうぞ。)

さてさて。今日は世間ではバレンタイン。
あたしは。めでたく本日で実習も終わりを迎えるってことで。
起きるのが苦手なわりには。朝からけっこうご機嫌やった。

とは言え。本日そうるはまたバイトなわけで。
そこだけはちょっと寂しいんやけどね。
でも。そうるが大事な日にバイトなんはもう慣れてきた(苦笑)。
だって誕生日でさえ働いてたんやもん。あいつ。
そりゃ最初は。なんでやねんとか思ってキレてたけど。
そうるにとっては。別に悪気ないことなんやからしょーがない。
キレてみたところで。あたしも疲れるし。そうるも疲れるし。
だったら。まぁしょーがないかーって思うくらいでいい。

何度も言うけど。あたしは浮き沈み激しい性格やから(苦笑)。
こんなふうに許せるのは。まぁ今だけかもしれんってことで。


今日も。最終日とは言えど朝から夕方までずーっと実習で。
まともに寝てない体には。もう限界級にしんどかったけど。
疲れることでも終わりが見えてたらがんばれたりするんよね。

17時提出締め切りの課題を。実習終了した16時から仕上げにかかって。
16時55分とかに終わらせて。友達と一緒にダッシュ。
提出先は5階の教官室やったりして。エレベーターがこーへんもんやから。
時計を睨みながら一段飛ばしとかで階段を駆け上がって。
テンション高くてゲラゲラ笑いながら走ったりして。なんかおかしかった。


どうにかギリギリで課題を提出して。帰宅。
帰り道にあるスーパーに寄って。板チョコと生クリームを購入。
家に帰って。チョコを溶かしながらお菓子を作る。

どうしよっかなーと迷ってたんやけど。作るのはチョコブラウニーにした。
まんまチョコレートやったら。ちょっと芸がないかなぁと思ったんで。
てゆーか。実習が終わって時間が出来たから。
ちょっと凝ったことをしてみたくなったってのが正直なところ(苦笑)。

キッチン中が。甘い甘いチョコの匂いでいっぱいになる。
むせかえりそうなその甘さの中で。そうるのことを思う。
実習が終わって。ちょっとのんびり思い出してみる。


実習中。あたしは朝から晩までやることだらけで。
特に今週は。まともに寝てもなかったし。
かわいくないけど。もう心がすっかりささくれてた。

実習が終わって家に帰ると7時前とかで。
そこからごはん作って。ゆっくりできるのは2時間ぐらい。
その後は。ひたすら課題に追われて。気づけば3時とか4時とかで。
(まぁこれは集中力が続かんせいってのもあるんやけど。)
6時に起きてお弁当作ってるあたしとしては。
そこからベッドで寝て2時間とかで起きられる自信がなくて。
しょーがないから。こたつで仮眠程度に寝てた。

それの繰り返し。ストレスはもう限界になってた。
そんなあたしがつい寄りかかってしまうのは。最愛の人で。
今思えば。甘えすぎてたような気もするんやけど。
甘えてるそのときは。そんな意識なんてなくて。
ほんま。そうるには救われたなぁって思う。

イライラして。ぶーぶー文句言ってるあたしを。
そうるは。ちゃんと受け止めてくれてた・・・と思う。
時には。聞いててうんざりしたこともあるっぽくて。
「しんどいのはあんただけちゃうやろ。」とか。キツイこと言われたりもしたけど。
どんなときでも。背を向けることなんかなくて。ちゃんとあたしと向き合ってくれた。

そうるだって。就活で忙しい時期で。
やっぱり院に行くべきか・・・とかまた悩み始めたみたいやった。
でもそうるは。そういう話をしてくれることはあっても。
最低限に留めてて。もやもやした気持ちとかをあたしに愚痴ることはなくて。
それはやっぱり。あたしとそうるの違いなんやと思った。
簡単に言うところの。あたしがまだまだ子どもで。そうるが大人なとこ。

もしかしたら。そうるだってちょっとは愚痴りたかったかもしれん。
でもあたしがあんな状態で。人の悩みまで受け止める余裕なんてなかったから。
そーゆうのをそうるはやっぱり見抜いてて。何も言わんかったんかもしれん。
「しんどいのはあんただけちゃうやろ。」その言葉は。
ちょっとぐらい気づけよって。うちもしんどいんやでって。
そんなふうにそうるが言いたかったことの表れって気もする。

あぁ。こうやって落ち着いて考えると。
やっぱりそうるはあたしよりも視野が広くて。
いつだって。あたしをすっぽり包んで見守ってくれて。
そういうのがあるから。あたしは疲れてもやっていけるんやと思う。
支えられてるんやなぁって。つくづく思う。


ねぇそうる。あんたに全然会えんくて。しんどいなぁって思っても。
あたしはひとりじゃないんやなぁって。そう思うことがいっぱいあった。
あんたのことを思えば。あたしは幸せになれるし。
あんたが実際どうなんか分からんけど。
もしかしたらあたしのことを思ってくれてるかなぁとか考えたら。
もうそれだけで。あたしは明日もがんばって生きる力が沸いてくるから。

えぇ。単純よ。単純でけっこうよ。
もうあたしの体は。細胞のひとつひとつは。
そんなふうに出来上がってもたんやもん。
あんたの存在によって。そうなってもたんやもん。

恋する細胞。そんなあたしの細胞のひとつひとつは。
そうる。あんたのことをいっぱい記憶してるんよ。
髪にしても。指先にしても。体中のすべての細胞が。
いつもあんたが触れてくれるあの感覚を。満たしてくれるあの感覚を。
覚えてるから。だからせつないんやと思う。うん。

あぁ。そうる。こんなあたしの細胞の疼き。
治められるのはあんたしかおらへんのに。
なんで会えないんよ。あーもう。おもしろくないなー。

そんなわけで。チョコブラウニーはめちゃ甘いのにしてやったからね。
覚悟しときや。そうる☆(←意地悪。)





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