***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年11月26日(火)幸せ倍増の法則。

今日は。そうると久しぶりにデートしてきた☆
実習が4時過ぎに終わって。そうるにメールしたら。
「うちももうちょいで終わりそう。待ってて。」って返事が来て。
あたしは大学のカフェで。(←そんないいもんじゃないけど。)
ひとりで雑誌読みながら。そうるのことを待ってた。

こうやってそうるのことを待つ時間が好き。
携帯の時計を何度も見ながら。まだかなーって。
そうやって待ってる自分は。ガラにもなく女の子って感じで。
たまにはこんな乙女モードもええかなって。ひとりでにんまり(笑)。


待つこと30分ぐらいで。そうるが走ってきた。
「おっすー。」って言って。あたしは片手を上げる。
「ごめんー。思いのほか終わるの遅かった。」って。そうるは言う。
今日のそうるは。いつもの黒いダウンジャケット。
中に着てるのは紫のトレーナー。そして濃い色のジーンズ。
足元は赤と金のアディダスのスニーカー。大好きなそうる。

「んじゃ行こっかー。」ってそうるが言って。2人でバイクに乗る。
そこで。びっくり偶然。サークルの友達にみつかった(焦)。
「あれまー。おそろいで。どっか行くん?」って聞かれて。
ちょっと焦りまくってるあたしに代わって。そうるが答える。
「んー。ちょっとデート☆」って。ガラになくかわいい声で(笑)。
あたしは。さらに焦ってオロオロして。2人の顔を見比べる。

友達はもちろん本気になんかするはずなくて。冗談やと思って。
「はっはー。ええこっちゃ。いってらっしゃいなー。」って言う。
「おう。いってきますわー。」って。そうるもヒラヒラと手を振る。
友達がいなくなってから。あたしの方を振り返って。にやっと笑う。

何も言わずに。ちょっとそうるをにらんだあたしに。
「変にごまかすよりこっちの方がええねんて。」って。えらそうに言う。
なにさ。自分だけ分かってるみたいなこと言いやがってさ。
そうやってさらにふくれたあたしの頭を。そうるはまたポンポンって叩く。
それだけで機嫌を直したあたしは。幸せ気分でバイクに跨る(苦笑)。


昨日。たまには外で一緒に食べようやーって話になった。
あたしとそうるは。サークルで顔合わせまくってたから。
特別に2人で出かけること自体があんまりなくて。
2人になるとしたら。ナイターの後にあたしの家で・・・ってパターンやった。
それはもちろん幸せやけど。そればっかりでもおもしろくないし。
外食ってやっぱり楽しいし。あたしはウキウキやった。

時間がまだ早いってことで。とりあえずちょっと走ることにする。
夕焼けの中を走るのは。なかなかあたしもお気に入り。
太陽に向かって走ると。眩しくてしょーがない。
でも黒いシールド貼ってるそうるは。そんなのおかまいなしで走る。
オレンジ色の世界は。柔らかくあたしたちを包んでくれる。
もったいないなぁ。そうるはこのキレイなオレンジが見えんのや。

あたしは後ろからそうるに向かって言う。風に消されんように叫ぶ。
「ちょー。夕焼けキレイやでー。見てみーや。」って。
そうるは。ちょっとだけあたしの方を振り返ると。シールドを開いて前を向く。
「おー。ほんまや。キレイやなー。」って。そうるは笑う。
嬉しそうなそうるの声を聞いて。単純なあたしはそれだけで嬉しくなる。


30分ぐらい走って。6時過ぎには店に入った。
今日のメニューは。あたしの提案&そうるの合意で。焼肉(笑)。
だって好きなんやもーん。たまに無性に食べたくなるんやもーん。
紙エプロンをして。容易万端。さぁじゃんじゃん持ってきてくださーい☆(笑)
そんな感じで。あたしもそうるも。相当な量のお肉を食べた。

そうるが1番好きなのはカルビ。あたしは好きなのは塩タン。
あたしたちの食欲は。女にしてはなかなかすごいもんやと思う(苦笑)。
もちろんしっかり白ごはんも注文して。パクパク食べる。
食べ放題の店に行ったんやけど。1時間半で相当食べた。
(何人前たいらげたか・・・。それは言えません(苦笑)。)


食べ終わってちょっと落ち着いたら。飽きもせずにまた走る。
夜の高速・・・あたしは昼間よりもずっとずっと好きやな。
暗闇の中でそうると2人。キラキラしてるライトがいっぱい。
なーんか。そういうのが好きなんよね。あたし。ロマンチストやから(爆)。

でも寒いから(涙)。ちょっと走って断念。
自販機をみつけて。あたしはバイクを降りて2本買ってくる。
あたしはロイヤルミルクティー。そうるは無糖ブラックのコーヒー。
缶を両手で包んで。冷えた指先をあっためて。それから飲む。
体にじんわりしみ込んで。芯からほんわかしてくる。

「さみー。冬場はやっぱり家がええかもなぁ。」って。そうるは言う。
「んー。でも久しぶりで楽しかったし。まぁええやん。」って。あたしは答える。
バイクから見た夕焼けも。おいしい焼肉も。キラキラした夜景も。
全部全部あたしには嬉しかったし。幸せやったから。


ねぇそうる。あたし思ってんけど。
夕焼けってひとりで見てもキレイやし。焼肉もひとりで食べてもおいしいやん。
キレイなものを見ることも。おいしいものを食べることも。幸せなことやん。
でもさ。それをあんたと一緒に共有することで。何倍も幸せな気持ちになるんよね。
キレイな夕焼けはもっとキレイに見えるし。おいしい焼肉はもっとおいしく感じる。
それは。大好きな人と一緒にいられる幸せが加わるからやと思うねん。

そんなことを考えながら。幸せ気分で家まで送ってもらった。
あんたは。いつもみたいに駐輪場であたしにキスをくれた。
名残惜しくて。ちょっと長めのキスをして。唇を離したら。
「なんか焼肉くさいかも・・・。」って。あんたが言うもんやから。
甘いムードなんかぶち壊し。あたしも思いっきり吹き出してもーたやん(笑)。

でもそういうのも幸せ。甘くなりきれん関係も好き。
時々ちょっと冷めてるあんたの言葉は。キスひとつの幸せも倍増させる。
そうるの存在って。あたしの幸せにはやっぱり不可欠なんやなぁ。

今さらそんな当たり前のことを実感した今日やった。うん。いい1日やった。





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