***☆For My Dearest☆***



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男でも女でも関係ない。1人の人間として。
そうるはあたしにとって。かけがえのない最愛の人。

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2002年08月25日(日)望んだものは。

考えないようにしよう。
今日1日心を殺してしまおう。
今朝目覚めた時からあたしは思ってた。

夜が来る前に寝てしまえばいい。
辛い時間は眠って過ごせばいい。
あたしにだけ優しいそうるの夢を見よう。
それでいい。それで十分。

・・・今日はそうるは彼とデート。
前みんなで花火に行った時にそうるが言ってた。
今度彼と一緒に花火を見に行くって。
あたしの前で彼の話をした。無神経なそうる。
ルール違反はまだ許せないけど。
そんなことはもう関係なくて。
そうるが彼と一緒に花火を見に行く。
その事実だけがあたしには辛かった。

ルール違反は1回や2回のことじゃない。
だからあたしはけっこう彼の情報を持ってる。
そうるは嬉しそうにペラペラ話すんだもん。
そこにあたしがいることすら忘れて。

会ったこともないけど。あたしがイメージする彼は。
けっこう女っぽい人。・・・だと思う。
前のドライブの話を聞いたけど。
車を運転したのがそうるで、お弁当を作ってきたのが彼。
「・・・普通逆やん!!(笑)」ってみんなにつっこまれて、
「でもラクやからええねん。」って笑ってたそうる。
あたしはまたまた複雑な気持ちになってた。

正直ちょっとホッとした。
だって。もしも彼がものすごく男っぽい人だったら。
その人の前でそうるがものすごく女っぽくなってたら。
そんなの想像するだけであたしはイヤだから。
でも。正直辛い気持ちの方が強いかもしれない。
だってその彼は、あたしとすごく似てる気がするから。
そうるに甘えてる感じも。そうるに頼ってる感じも。
そしてそんな彼にそうるは時々甘えるんだろう。
あたしに時々そうするように。

そうるは彼と並んでどんな花火を見たんだろう。
どんな話をしたんだろう。
その記憶は。その時感じたことは。
どんなふうにそうるの中に残るんだろう。
考えてあたしはまた頭を掻き毟る。
ぐちゃぐちゃ。苦しい。痛い。・・・助けて。


ねぇそうる。あたしは。
こんなものを望んでたわけじゃないんよ。
こんなにも嫉妬して。こんなにも狂いそうになって。
怖くて。焦って。泣きそうになって。取り乱して。
そんな自分になりたかったわけじゃないんよ。

でもあんたと一緒にいると。
あたしはそんなものばかり手にしてしまう。
醜い感情とか。情けない自分とか。
あたしはそんなものがほしかったわけじゃないのに。

泣かせたくないって言ってくれた。
傷つけたくないって。苦しめたくないって。
信じてる。その気持ちが本物やってこと。
あんたのあたしへの優しさを信じてる。

でもね。そうる。
あたしはこうやって泣いてるんよ。
言わないけど。困らせたくないから。
もう絶対に言わないけど。
あたしはこんなにも傷ついてるんよ。
こんなにも苦しいんよ。

気づかれたくない。重荷になりたくないから。
でも気づいてほしい。分かってほしい。
矛盾する感情の間であたしはまた揺れる。

あたしはどうしたいんだろう。
分からない。分からないよ。





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written by さあや

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