ぐらの保育園の卒園式に行ってきた。まあ、出席は有志なんだけど、ぐらに「この季節にはこんなことがあるんだな」ということと「自分もそのうち少しづつ大きくなって卒園式に出るようになるんだな」ということを自然に理解して欲しいなあと思い出席する。外はあいにくの雨。
ぐら、今日は休みということはダンナがいるから分かっていて、かなり逃げ腰。「ぐらおとうさんとおるすばんしてるからおかあさんとぐりちゃんいっておいでよ」「おにいちゃんとおねえちゃんのバイバイするのしたくない」「スモックきるのいやだよ〜」というのをなだめすかして車に乗せ、ダンナに送ってもらう。が、車を降りる段で「やだ〜やだ〜」と抵抗、駄目押しに教室に入るときに大泣き。だーからお母さんも一緒にいるんだってば、保育園に。
親は上の大教室に入って卒園式に参加、ぐらたちおちびさんはやっぱりその雰囲気を壊すからか入れてもらえなかった。卒園児がひとりひとり賞状をもらって、最後に列席しているおかあさん達に一斉に走りよって「お母さん、ありがとう」と手紙を渡すシーンに思わず涙が。もちろんお母さんたちも目頭を押さえている人がほとんど。子どもが大きくなって感謝してくれてることに感動してるというのもあるけど、ちいさな赤ん坊の頃、その赤ん坊の頃病気したりで自分が大変だったことなども私がこの立場になったら思い出して感無量になるんだろうなあ、きっと。
無事に卒園式も終わり、ここでぐらと合流、茶話会へ。先生達が企画した出し物やゲームに参加しつつ園で用意してくれたお弁当を食べる。このお弁当が本当に凝っててすごかった。園のお話のモチーフの「裸の王様」をお弁当にしていたんだけど、チキンライスの顔にハムにのりの目玉、にんじんの口にチーズの頬、冠は薄焼き卵でグリーンピースの宝石がはめこんでいる。まわりも小さなサンドイッチやら小さなハンバーグやら、小さな小さなビスケットの象やら・・・保育園の栄養士さんの熱意が思いっきり伝わってくるようなお弁当だった。デジカメを持っていかなかったのを後悔、月曜日の保育園連絡帖には一筆御礼を書いておこう。
帰りは同じマンションの気心の知れたお母さん2人と一緒に電車で帰ってくる。ぐらより一つ上のクラスの男の子女の子、ぐら、じゃれあいつつ真似しあいつつ遊んでかえる姿に和む。でも3歳になったからって劇的に親を慮って親の言うことを聞くって風にはならないんだなと。男の子女の子を追っかけまわす彼女達を見つつ思う。まだまだ体力気力は使うのね。
最後に私が復帰する前に駅前でご飯でも食べようと言う話になる。夜に飲んでもマンションから5分、いや〜気楽だよなあ。楽しみだ〜。
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