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- 2007年10月11日(木) 無知で 恥かいて 夢もって 騙されて それでも 毎日楽しめた そんな日々は 遠い昔で 色々知りながら 無難に生きて 騙されないように 夢は曇って 楽しさは 薄れていく 歳を重ね 知ることで つまらない 思考が邪魔をして 真っ直ぐに 楽しめなくなる どこへ向かう? 一つ何かを知るたびに 体温が下がるような 今は何度だ? 些細な水さえも 固体に変わる 降り注ぐのは 雪 塵さえも 煌びやかな光を放つ 一瞬の太陽じゃ 芯まで届かない 曇れば 復元 雫は 更に厚みを増す手助け いつの日からか 冷凍保存されたような そんな心は 叫びを振動で伝える 己の胸に当てる 耳はない 声は聞こえない 体から発する この振動は この空気を伝い どこまで届くのだろう? 何か 聞こえるかい? この風の中 ぼんやりと。 その耳を この胸に当てたら 何が聞こえる? 教えてくれ 地軸の真ん中 日が沈まぬとも 氷は溶けない 煌びやかに光るのは 空気中に放たれた ゴミ 今は それさえも彷徨わぬ 澄んだ空気だけが 目の前を横切る そんな世界。 ...
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