経理の心理

2003年04月09日(水) Go Ahead, make my day.

「先に抜け、楽しい日にさせてくれよ」

ダーティーハリーでのクリント・イーストウッドの有名なセリフ。
銃の腕に自信のあるハリーが、強盗に銃を撃つように迫るシーン。
先に撃って俺を楽しませてくれよ、っていうことらしい。

テープで聞いて、是非映画を見たくなりました。
クリント・イーストウッドはそれほど好きではないので、あまり本数見てないのですが、こういう入り方から映画を見てみるのもたまにはいいんかな、と思う。

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ここ2日、体調を崩してしまい、休んでました。
くそ忙しい時期に何やってんだか、という感じだけど、ちょっと笑えない症状だったので、少々ブルーではあります。

で、休んでいる間に今年度の決算数値が固まっていたので見てみるが、現在の環境下ではまあまあという感じらしい。
売上高や税前利益ベースでここ数年を見てみると、最も悪いことには変わりないのだが。

それとこないだ中期経営計画(中計)の予算ということで3年後分までの見通しを立て、私自身は「こういう計画は目標に過ぎないんでしょ」って思いつつ関わってたんですが、改めて今回の決算結果を見ると、その目標に向かって数値が変わっていることの重さというのが感じられました。

1年後には〜人、2年後には〜人、3年後には数百人減っているという現実が刻まれてきているわけで、その為に退職斡旋金を引当て、元からその必要経費を差し引いた分を考慮して事業部は営業利益を計算していたりする。
数年前からB/Sも順調にスリム化しているし。

こうして見ていると、やはり企業は生き物なんだなあ、ということを思ってしまいます。
ゴーイングコンサーンっていう言葉の意味をちょっとだけわかった気がします。


明日からも引き続き、決算資料作成です。



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