■ 腰痛日記 ■
ケイの10年にわたる痛みの治療体験を少しずつ書いていきます

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2004年06月16日(水) 名前

おおざるさまのHP
『おおざるのひとりごと』より

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名前が無ければ、それは意味を持たない。病も同じではないのか。病名をつけると、それは病となり、苦しいものとなる。名前が無ければ、ただの痛み(という名のもの)であり、ほっとけば治るものは治る。しかし、名前という呪いによって症状は続く。だいたい、椎間板ヘルニアという病気は無い。だって神経を圧迫して痛みが出る事は無いのだから。しかし多くの人々が信じ、それを認めた時に呪いとなり、現代社会に痛みを作り出した。ひょっとして、この世は多数決かもしれないな。

― 中略 ―


名のあるものを追いかけ、名に振り回され、名に苦しむ。なんと儚いものか。日常から私たちが与えている名のあるものを、もう一度見直してみたいものだ。いったいどんな呪いをかけているのかと。

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加茂整形外科医院HP
『症例65不思議な症状(身体表現性障害)』より

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考えてみると毎日程度の差こそあれ「原因不明の身体症状」ばかりを診ているわけですね。50肩、坐骨神経痛、変形性膝関節症、頸肩腕症候群・・・みなもっともらしい原因を述べていますが不思議ですね。
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「病名がついた時点でそれはその人にとっての病気になる」

「そんなのあたりまえだ!」
と思うかもしれませんが

「病名のせいで病気にさせられること」
がなんと多いことか

一昨日「繊維筋痛症」のことを
テレビのニュース番組でやっていたそうですね
全国に100万人もいるとか

原因不明の痛みに病名がついて安心する人もいるでしょう
逆にその病名に囚われてしまう人も少なくないのでは?




病名に囚われる↑(投票ボタン)
My追加

サーノはTMSの定義を
「痛みを伴う筋肉の生理的変化」
としていますよね

「痛みを伴う筋肉の生理的変化」というより
「TMS」と言ったほうが便利だから・・・

でも今その便利な「TMS」という言葉が
一人歩きしている面もあるように感じます


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