少し前にみつけた新聞のコラムを書きます。
*************< 精神病も体の病気 >**********
精神病は「心の病気」だと言いますが、医学的には、もちろん、「脳の病気」です。 当たり前といえば、あまりに当たり前のことなのですが、脳神経外科や神経内科が扱っているのも「脳の病気」のはずなのに、精神病だけは、どうも、社会的な取り扱いが違います。
かつて、脳神経外科をやっていた立場からすると、何としても腑に落ちない気がします。 脳も体の一部なのですから、広い意味では体の病気に違いありません。
脳神経外科や神経内科が、国民に対して「われわれが扱うのは『心の病気』である」という市民権を得たにもかかわらず、精神科はひとり取り残された状態のままのようです。
そこで、あえて、言わせてもらえば、「精神科」は社会的に冷たく取り扱われることが多いように感じるのですが、実は「高次脳機能疾患」と言うのが正しいと思います。
そして、どうして、市民権が得られないかと考えますと、現代医学で取り扱うには、精神機能が複雑すぎて、われわれの持ち得る手段があまりに稚拙なのだと思います。
具体的に言えば、精神機能よりはるかに単純な運動機能を治療するのに、精神科よりはるかに複雑な医療機器が使用されているにもかかわらず、精神科は十年一日のごとく、同じ医療が行われています。
すなわち「安定剤を飲みましょう」「お話をしましょう」というレベルでの治療が中心となっている。
もちろん、様々な新しい試みもありますが、大半の精神科医療で行われているのは、総合病院の身体治療レベルには及びません。 21世紀を迎え、国をあげて、長寿記録を伸ばすことだけを目標にする医療には、そろそろ終止符を打たねばいけないかも知れません。
そして、人間のもっとも人間らしい部分の病、それが「精神病」なのですから、これから、目標にするのは、どれだけ幸せな人生が送れるか、どれだけ楽しい生活ができるか、そして、どれだけ人間らしく生きていけるかだと思います。
今、ようやく「精神病」が最も重要な国民病であるという認識が生まれつつあるように思います。
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あいかわらず医療関係の記事に目がいってしまうケイしゃんです(^-^; 情報や知識として持っていてもいいかな?と思って日記にも書いています。
昨日、友達とゆっくり話す機会がもてました。 痛みやTMSやカウンセリングにも詳しい方で、話していて今まで自分では気づいていないケイしゃんを見つけることができました。
それが私の痛み(心身の)の根っこにあるものなのかもしれません。 彼女には得体のしれないものが根っこにあって、とってもとっても苦しかったそうです。 私には根っこがわかっていても、それをどうすることもできない。。。臆病なのかも?
たまに襲ってくる痛みは「行動をおこしなさい!」いう無意識からのメッセージなのでしょうね。 でも、今、ケイしゃんはそれを望んでいないの。
注射、薬、アファーメイション、ストレスリスト、EFT、カウンセリング・・・ いろいろな話しをしました。
でもね
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