今読んでいる本です
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親、兄弟姉妹、こども とりわけティーンエイジャーの こどもの問題で悩んでいる人はじつに多い
むずかしい関係ではあるが 家族はときに最高の師であり その相手から学ぶべきことはたくさんある
なぜなら、友人などのように 自分で選んだ関係ではなく つながりを容易には たちきれない関係だからだ
問題から逃げずに どうしても解決法をみつけなければ ならないところに追いこまれる
そして あるがままの相手を ただ愛するという解決法を みつけることになるのだ
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人間関係のある部分が変われば 幸福になるのにとおもうことがある
そうおもうのは 自分を幸福にしてくれる関係を 望んでいるからだ
だから、相手を、または関係を変えることができたら 相手も完全な人間になり、自分も幸福になると考える
でも、それはたわごとにすぎない
幸福は関係が「よりよい」方向に 変わることから生まれるわけではない
じつは 他者を変えることなどできるはずもなく また、そうしてはならないのだ
では、相手が変わらなかったら? こう考えてほしい
あなたがほんとうの自分になりたいのなら 相手もほんとうの自分になることを みとめるべきではないだろうか?
人間関係が「ダメ」なのではない
また 相手が自分の望んでいるような 人間ではないからといって その相手が「ダメ」だというわけでもない
あらゆる関係は互恵的な関係であり 自分を相手に投影する関係である
似たものが似たものを惹きつけるように わたしたちは自己の内部にあるものに 惹きつけられのだ *************************
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