佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2012年09月08日(土) 今更のサマソニ報告

気付けば9月ですごきげんよう。
ほんと、サイトも日記も動きがなくてすいません。それなのに拍手くださる方がいて、有り難いやら申し訳ないやらー。
拍手連載も一年以上変わってないっていうね。。。
(実は続き書いてはいるんですが、まとまらないのと今更の需要が見込めず停滞気味)

↓とりあえずは、先月にがっつり参加しましたサマソニの覚え書きなぞ。

18日
グループラブ(マリンスタジアム)
・アメリカの男女混合バンド
・入ったの遅くて3曲くらいしか聴けなかったけれど、すごい良かった。ノリノリ!
・紅一点のお姉さんが弾けてて楽しかったです。
・ラスト、一斉挨拶しようとしてんのにドラムが一人勝手に客席ダイブしてて、リーダーっぽいヒゲ親父(サンタのような長いヒゲ)がそれをギロっと睨んでんのがモニタに一瞬大写しになり、ものすごい受けた。

クリスタル・キャッスルズ(マウンテンステージ)
・カナダのエレクトロデュオ。男女2人組
・1曲目、いきなりボーカルマイクが入ってなくて、ボーカルのアリスが熱唱してんのに客席もどう反応していいのか分からず、かなり気の毒なことに。
・しかしマイクが復活してからはアリスが客席に降りまくり、煽りまくりの怒涛のパフォーマンスで完全に挽回。ものすごい良かったです!
・アリスがとにかくめちゃめちゃ可愛かった。ボブの銀髪にほっそーい手足で、顔もすごいきれいで、アンドロイド的な可愛さ。途中からツレは「めっちゃ可愛い」しか言わなかった(笑)

パッション・ピット(マウンテンステージ)
・アメリカの男5人組エレクトロポップ
・セカンドアルバムが出たばかりだけど、やっぱり盛り上がるのは1stの曲でした。セカンドはじっくり気味の内容だったしなー。
・全編ふわふわポップで、でもどっかメロウで、気持ちよく楽しんでおりました。
・ハラキリソングで舞い踊ってきました(サンプリングがハラキリハラキリ〜としか聴こえない)

デス・キャブ・フォー・キューティー(マウンテンステージ)
・アメリカの4人組インディーズバンド。けっこうベテラン
・PA横の柵を取れたので、もたれてじんわりうっとり見てました。ものすごいいい声。
・しかし「普通の男の子たち」のイメージでしたが、年月が経って「普通のおじさんたち」になっておりました。その地味さがいいんですが。
・B面曲とかもあってけっこう意外な選曲だった模様。ツレが「俺得セットリスト」とご満悦だった。

グリーンデイ(マリンスタジアム)をモニター越しに数曲
・言わずもがな、アメリカの3人組パンクバンド
・シガーロス待ちの間、モニターで鑑賞。生で見たかったけどね!
・さすがのヒット曲オンパレード。大盛り上がりでした。2時間もやったしね。
・客席のギャルを次々ステージに上げてハグして一緒に唄ってて、ビリーいい奴だなーと思いました。
・そしてビリーがそのギャルと会話しながらギターソロを弾いたのにたまげた。あんたすごい。
・聞いた話では、他のアーティストはみんな「Tokyo!」て言ってんのにビリーのみ「Chiba−!」と叫んだとか(笑)

シガーロス(マウンテンステージ)
・アイスランドの唯一無二の4人組
・抽象的な映像とのコラボが素晴らしいだろうってのは分かってたので、後ろから全体を見ることに。期待通り素晴らしかったです。はい。
・ホーンセクションとかも入ってて、ステージ上はけっこう大所帯でした。10人以上いたかな。
・しかしシガーロスのライブは説明できない。とりあえず「ものすごかった」「素晴らしい」としか。
・ヨンシー(ボーカル)ってなんなんだろうな…って思いながら見てました。きっと人間じゃない。
・圧倒的な存在感だと思うのに、本国ではそこまで大物扱いされてないらしい、てのがまた、アイスランドって国の興味深いところです。これが普通に感じられてしまうのかー…
・ラスト、余韻を残したままメンバーが立ち去り、ほう、、、となっていたら少ししてまた全員ぞろぞろと戻ってきて、まさかのアンコール?と思っていたら、全員で並んでお辞儀、の「カーテンコール」でした。退場→幕、ていう流れで立ち去ったから改めてご挨拶してくれたみたい。

19日
パフューム(マリンスタジアム)をモニター越しに
・特にお目当てもなかったためモニターで見てみた
・モニター越しだったため余計、3人の動きの完璧さが際立っておりました。ほんときれい。
・ツレが「すげえ…ボーカロイドにしか見えなくなってきた」と言った。いい意味で。振り付けのセンスもものすごく洗練されてるし。
・わたしはいつも「ねえ」のステップさばきに圧倒されます。子供が真似とかできるレベルじゃないわー
・全員そうですが、特にストレートロングの子のドールっぽさにやられる。完璧。

CAST(マウンテンステージ)
・予備知識あんまりなくのんびり見ておりました。古きよきアメリカンロック、な感じで心地よく聴けた。

カーディガンズ(マウンテンステージ)
・スウェーデンの男女5人組。元祖スウェーディッシュポップ
・めちゃめちゃかっこ良かった。かっこ良すぎて呆然としてしまった。
・いや、もともとすごく好きでしたが、でも昔のふわふわしたガールズポップのイメージしかなかったら。予想だにしなかった次元でかっこ良かったんです。
・「play GRANTURISMO」と銘打たれていたのでそのアルバム曲中心なのは予想してましたが、ちゃんとヒット曲「LOVEFOOL」も演奏してくれ、やっぱり爆発的に盛り上がりました。楽しかった!
・ボーカルのニーナはさすがに年くったなーてのは否めませんが、それでも充分可愛かったです。クラシカルなヘッドドレスを2種類付け替えて、それがとてもお似合いでした。
・そして歌もめっちゃうまかったです。歌も演奏も予想外な骨太で、かっこ良かった…!

フォスター・ザ・ピープル(ソニックステージ)
・アメリカのエレクトロポップバンド。たぶん3人組。ちなみに去年のグラミー新人賞
・さすがに客いっぱいで、きゅーきゅーで楽しみました。
・思いのほか打ち込みは少なく、生演奏で魅せてくれました。ハッピーでキャッチー! 楽しかった!
・最後の曲の時にステージ上にバルーン人形がむくーっと膨らんで、おおう、となりました。

ガービッジ(マウンテンステージ)
・アメリカの男女4人組。最近活動再開した
・フォスター〜と時間が被っていたため急いで移動し、途中から参戦。
・ボーカルのシャーリーが真っ赤なミニドレスにきっちり結い上げた髪にゴスメイクで、他メンバーが真っ黒なので「シャーリー様と愉快な下僕たち」て感じでした。女王様!て感じ。
・女王様は荒々しく、かっこ良かったです。音も重かった。

ティアーズ・フォー・フィアーズ(ソニックステージ)
・ザッツ80年代デュオ。イギリスの男2人組
・音も映像もまんま80'sで、時が止まったかのような空間でした。
・まったり聴いてましたが、マウンテンでのニューオーダーが始まってしまう時間になって、聴きたい曲が聴けてなかったけど残念ながら移動。
・…の前に隣のレディースゾーンでトイレに行ったら、出てきたとたん「Everybody wants to rules the world」のイントロが聴こえてきて、待ってたツレとダッシュでソニックに戻る(笑)
・わーいわーいと「Everybody〜」を歌って、幸せな気分で今度こそマウンテンへ移動。いや申し訳ないがニューオーダーが!

リアーナ(マリンスタジアム)を一瞬モニターで
・通り道のモニターで、ステージ上のスフィンクス(!)からちょうどリアーナ様が降臨されたところだったため、1曲だけ見てしまった。いやはやリアーナ様!でした。貫禄すげえ。

ニューオーダー(マウンテンステージ)
・イギリスの大御所バンド。前身バンド含めたら70年代から活動
・結局最初からは見れず。数曲目で「クリスタル」をバックにプロモを流しながら演奏してくれて爆笑してしまった。若い美形の嘘メンバーが演奏する嘘ビデオなんですよ(笑)。騙された人も多かったと思われる。実際はおっちゃんたちなのに、、、
・演奏しょぼい、という前知識があったんですが、全然無問題でかっこ良かったです。音も厚かったし。
・確かにボーカルはあんまり声出てなかったんですけどね(苦笑)。その点も含めて、見た目も演奏もムーンライダーズが思い出されてニヤニヤしてしまった私。
・バックの映像のハイセンスさも素敵でした。妙な格闘技シーンとか爆笑ものだったし。飽きさせないステージ。
・後方がすいてたうえ音も良かったので存分にそこで踊っていたのですが、まさかのアンコールがあったため、ツレが「最後に弾けてくるぜ!」と前方に突っ込みました。
・すると1、2曲演奏してバーナードの言葉にちょっと会場ざわざわして(英語ワカリマセン)始まったラスト曲が!イントロ流れて場内「うおおお!」。
・バックスクリーンに「Love Will Tear Us Apart」とタイトルが流れてから「JOY DIVISION」の文字がどーん!ぎゃあああ!!
・解説。ジョイ・ディヴィジョンはニューオーダーの前身バンドで、売れてきた矢先にボーカルのイアン・カーティスが自殺してしまい、残ったメンバーでボーカルをとりつつ組み直したのがニューオーダーなのです。そしてこの「Love Will Tear Us Apart」は自殺直前にリリースされたラストシングル。
・そんだけでも感涙ものなのに、バックスクリーンには当時のメンバー4人のモノクロ写真が写され、「−」記号とともにイアンのソロ写真が写り、、、あれ反則。泣いた。
・またその写真がかっこ良くて。アントン・コービン(有名カメラマンで数年前イアンの映画を撮った)かしら。
・だけどステージ上のメンバーを見比べて、イアンも生きてれば彼らくらいの年なわけで、こんなおっちゃんになってたのかもなーとちょっと思いました。すまぬ。
・エンディングではスクリーンに「FOREVER JOY DIVISION」と。だから反則だってー(涙)
・終了後、ツレが「ずるいよあれー!」と泣きながら戻ってきました。

こんな感じで、目一杯楽しんで最後に泣かされたサマソニでした。見事に国内バンド見てないな(パフィームのみ)。来年も行くよ!

フェスのいいところって、音楽好きたちが他から隔離された空間で気兼ねなく馬鹿騒ぎをする、てとこだよね、と友達と話したんですが、たぶんコミケも同じようなもんなんでしょう。
年に何度か、そうやってどーんと趣味を楽しむのって、すごく大切だなー!と改めて思います。

では、拍手ありがとうございました!!

ぽち!!


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佐山葉月 [MAIL]