ほぼ一年ぶりにパラレル「天使も踏むを恐れるところ」を更新いたしましたーー(土下座) 最初、短期集中連載とか言ってたんですよねこのバカ。何が短期だこのバカ! でもあの、さすがにもうすぐ終わりますので。ほんとは全部書き上げてからアップしていくつもりで、続きももうちょっと書いてるんですけど、とりあえず先に一話だけでも上げておこうと思ってアップしました。いきなりドンパチやってる回になりましたが、楽しんでいただけましたら幸いです。
今日は昼頃、六本木でやってるZapf展にひとり行ってきました。その道の第一人者であるツァップ夫妻のカリグラフィー展です。私の好きなフォントデザイナー・小林章氏の主催でして、氏のブログで告知を見てからわくわく待っておりました。震災の影響で3月から9月まで延びてたのです。 展示はとにかく美しくて圧巻でした。なんであんなに美しい線が引けるんだろう。あんなに美しい配置ができるんだろう。ああ。 フォントの作成も、すんごい細かく何度も調整して考えてやってるんだなあ…ってのがよく分かって、それも素晴らしかったです。仕事でツァップさん作成のフォントをよく使ってまして、てか後から「これ作った人か!」て知ったんですけれど、PalatinoとかOptimaとか、すごく読みやすくてきれいなフォントなんですよ。Zapfはさすがに美麗すぎて仕事で使ったことはないですが。 それと、本物の活版印刷の活字組版が何よりテンション上がりました。何度もそこに戻って舐めるように見た(笑)。あれですよ、銀河鉄道の夜でジョバンニがバイトしてた「文字拾い」ってやつですよ…! 銀河鉄道を読んだのは小学生でしたが、このシーンに心奪われて(本筋とはあんまり関係ないのに)この仕事したいー!と真剣に憧れてました。 (なんかこう、文字を組む・打つ、てのがフェチ的に好きでして、なので今の仕事はある意味それを叶えたとも言えます。一日コード打ってたりするし。極力マウス使わないようにしてるし。だから小説での「文字打ち」自体も好きだったり)
あまりに感動して、図録とともに組版のポストカードも買いました。見てるだけでご飯三杯いける気がするね!(変人なのは分かってます) しかし入口のところに、ツァップさんに贈りますからぜひお名前を、という色紙がありまして、一人でも多くの名前がある方がいいし、と参加してきたのですが、まー皆さん実際にカリグラフィーやってんだろうなーって感じに文字がお上手で。私は字も絵もド下手なので、ほんと一番へたくそな字を書いてきました(涙)。 でも用意されてたのはさすが、本格的なペン先とインクで、めっちゃ書きやすかったです。…万年筆買おうかなあって真剣に思うくらい書きやすかった。
あとは猫に埋もれて作業しとりました。 子猫には毎日薬を飲ませなきゃならないのですが、赤ん坊みたいに抱っこしてなんとか口を開けさせれば、放り込む→なんか分からんけど飲んじゃう、て感じにスムーズにいけることが分かりました。先住猫の時、なかなか呑み込んでくれなくて、口にいれても何分も我慢した挙句吐き出す、て強情っぷりだったので、今回の奴らは素直でよろしい。
拍手ありがとうございました。
一年ぶりってどういう…
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