佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2011年05月14日(土) Plastic Tree“アンモナイト(小)”@ゼップ東京(5/7)

遅ればせながらレポを。いつも通り私見に満ちておりますのでご了承を。

ご一緒したのは正ファンKさんとこまさん。別で入って前で見てたYさんとも終了後に合流しました。
ニコ生のせいかチケットいっぱい出したみたいでかなり満員御礼で、隙間を求めてPA卓の後ろまで移動したらガラ隙でして。まあ人垣はないものの、後方だし細かい網扉があるから表情とか全然見えなかったんですが、細部は見えなくてもいいから音重視で、てことでそこに落ち着いたのです。動きとかは見えるし。
先日の赤坂と同じSEおよび映像が流れ、アンモナイトが映されてメンバー登場。
衣装も前回と同じだったと思いますが、細部まったく見えなかったのでよく分かりません。途中で、明くんがなんかさっぱりしてる…え、髪ストレートなうえ髭がなくなってる!?と気付き、内心大喜び。あの髭はね、やっぱりね。不評だったと思うよ(笑)
後はほんとさっぱり見えませんでした。後方モニター程度の視界だったんで。
セットリストは赤坂と同じ。変化は、2回のアンコールが1回にまとめられてただけ。
若干物足りなかったので、せめて1曲くらい増やしてくれたら嬉しかったなーとは思います。

まずはライブ総評としては。
プラのライブとしては「近年稀に見るくらい良い音で安定しているライブ」でした。

ほんと音が良くて、そして有村さんのボーカルが安定しており、演奏も全体的には安定してました。しかもほぼ定刻開演。やればできるんじゃんか毎回ニコ生中継したらいいよ!と思いましたマジ。
前方で見てたYさんも「音が良かった」と言ってたんですが、PA卓後ろで見てたからその効果も倍増でとても良かったです。ぶっちゃけ、音程が安定してる不純物を久々に聞けた気がするよ…(いつも歯がゆかった)
各々の音のバランスもとても良く、ベースもクリアでギターもきれーに聞こえました。そういう意味では非常に満足できました。

しかし。しかしですね、音がとても良かったぶん、粗もとっても目立ってしまってたのも事実でした。はい。
↓例によって思ったこと正直に書きますから、嫌な方はスルーしてください。

まあ…とりあえず、ドラムの粗がよく分かっちゃったわけです。
基本的に、ものすごい目立つミスとかはなかったんです。でもねえ…音がいっこいっこクリアなぶん、ドラムの「揺れ」もクリアにダイレクトに分かってしまって、モタったり走ったりピッチが揺れたり、私はかなり「うわあ」て箇所がありました。
そういうファンもいたってことです。
本編最後のブルーバックが、特にピッチの揺れがきつくてかなり残念な感じで、終了後に隣のKさんに開口一番「ドラムひどいですね!」と言われて、あああ私だけじゃなかったわー…と複雑な気持ちになりました。ギターの音とかはすごくきれいだったから、ほんと残念だったんです。
アンコールはさらにやばかったし、MC喋らせてんのも「もういいから喋らせないでこれ以上動揺させないであげて!」とか思っちゃうくらいで。
ラスト2番目のspookyはほんと駄々崩れだったと思う…。その後のエンジェルダストがまあ、他メンバーもやり込んでるし勢いでガーっていける曲なので、(乱れまくってはいたけど)なんとか浮上しましたが。

そんな気分の私には、その後に姫抱っこされても「あー…」とぬるい反応しかできませんでした(苦笑)
その前にもうちょっと落ち着いてまずは演奏がんばってくれ。みたいな。

でも、今まで気になってたロールインの部分を簡略化してまとめてアレンジ変えてたりしてて、ちょっとほっとしました。
オリジナル通りに再現しようとしてくれるのはいいんですが、正直無理がある箇所もあるし、手癖も違うし、だったら佐藤さんのやりやすいように変えていってくれたらいいと思うのです。赤坂のときも似たようなこと書いたけど。
メンバーが変わるっていうのは、そういうことだと思います。サポートだったら再現することが第一だろうけど、メンバーなら、その人の音にしていけばいいんですよ。
(もちろん、それは最低限「よいもの」であることは必至なんですけど)

つまるところは「ケンケンがんばれ」しか言えない、んですが(…)
頑張ってるとは思う。とっても頑張ってると思う。それを踏まえたうえで、私の気持ちは「がんばれ」の一言です。


そうは言いましたが、ライブとしては総合的に良かったです。
ほぼ最後列から見てたんですが、会場もすごい盛り上がってましたし。メンバー皆も良い笑顔で去って行きましたし、いいライブが出来たんじゃないかなあと。


以下覚え書き。
・不純物が、ボーカルの調子が良いのが嬉しくて嬉しくて、気分が乗った時にしかやらないハンドクラップをわーいとやりました。
・だけどムーンライトはなぜか全員の演奏が噛み合ずガッタガタだった。むしろ回数こなすごとにガタガタしてきてる気がするのはなぜ…各々の演奏は良かったと思うんですけど。残念。
・明くんが全体的に絶好調で色々やらかしてくれました。センターに向かってジャンプしてくれて、Kさんが「なかさまご乱心!」と大ウケしてた。
・何かの曲での明くんの動きが可笑しくて吹いてしまい、Kさんに「明さんで笑わないで下さい!」と言われる。
・ライブ中に「明くんで笑わない!」と怒られたのはKさんで3人目だという事実に気付く(笑)。つまり毎回のように明くんにウケてるんですな私。。。
・場所的に正くんがあまり見えなかった。ノリノリなのは分かりましたが。
・ニコ生中継中です、とのMCでバックにニコ生の画面が映り、どよめき。これには感動した。
・Kさんが「科学の進歩ってすごい…」とつぶやいた直後に正くんが「科学の進歩ってすごいねえ」と言い、爆笑した。
・やっぱり、中継だけじゃなくコメントもリアルタイムってのは、すごいですよね。
・明くんの(両手広げて)「セーイ!」に大ウケ。終演後の合い言葉になりました。
・明「映像で見るぶんにはかっこよく見えてるだろうけど、ここにいる皆は俺が案外あんぽんたんなことを知ってるから」このおかげで「あんぽんたん」も合い言葉に(笑)
・明「バンギャルども! お前ら、バンギャルをやめようと思ったらバンギャル三ヶ条を思い出せ!」なに言い出すかと思った。
・明「いち!親の小言と冷たい日本酒は後から効いてくる!」笑「に!青い空白い雲」適当に言っただろう…「さん!三度の飯より飯が好き!」それマキシマムザホルモンやん!
・なかさま絶好調でした。輝いてました。
・太朗くんに何かの話題を振られた正くんが「ぷぷぷぷ。知ってるくせに」と電波な反応をしてたのがツボった。どう見ても電波です本当にありがとうございました。
・佐藤さんのMCでの「とっ散らかって最後は叫んで無理矢理終わらす」姿が、昔の明くんを見てるようだと思いました。
・アルバムではアリアが好きかなーと思います。
・雪月花、唄メロはきれいだけどアレンジが微妙…とアルバムでも思ってたんですが、ライブで聴いてやっぱりそうだなーと思っちゃいましたすいません。サビのバックがうるさすぎると感じた。
・バンビが楽しかった。よくまとまってたと思います。
・アンコールでツアーTシャツになった時、太朗さんの上半身が前よりムチってる感じがしたんです…が…!
・竜「俺たちのメイクを落とすくらいに暴れろ!俺たちのメイクを!メイクを!メイクをーーー!」ツボった煽り。
・最後の退場前に太朗さんが佐藤さんをまた姫抱っこしましたが、あまり見てませんでしたすいません。あれ?て思ってる間に終わっちゃった。

途中でフライング気味に(by太朗)秋ツアー「アンモナイト大」の発表がありまして、東京がなんと両国国技館だということにびっくり。武道館やらない代わりのでかいハコ、てことかしら。
音響設備とか若干不安だったりしますが、単純に面白そうと思います。きっと、グッズで千社札とか作るんだよ。きっと。
そして秋ツアーの日程は全部土日なあたりがなんとも。全箇所来い、てことかい(笑)

個人的に、いろいろ思うところはありつつ。
太朗さんの唄がきれいで安定してて。太朗さんが笑顔だったし、メンバー皆が笑顔だったし。良いライブだったし。
何よりやっぱり、彼の唄が好きだなあって思ったので、そう思えたことを大事にしようと思います。
これからも。


拍手ありがとうございました。

正直者ですいません


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佐山葉月 [MAIL]