2011年04月07日(木) |
Plastic Tree“アンモナイト(小)”@赤坂ブリッツ(4/4) |
遅ればせながらレポを。 ネタバレもあります。そして、いいことも悪いことも、かなり正直に書いてます。いつものことですけど(苦笑) いいことしか聞きたくない!て方は読まない方がいいですきっと。そういう考えの人もいるのかーと、流していただける方のみ、どうぞ。あくまで私個人の見解であります。
この日の同行者はKさんとYさん。3人とも職場がブリッツの近くなため、電車1駅か徒歩で来れたという。開演ぎりぎりに入って下手後方で見ました。もうひとり、遅刻したOさんとも終了後に合流。 グッズはパンフとコードホルダーを買いました。ちょうど欲しかったんですコードホルダー。 そういえば昼間、Yさんが通販で申し込んだプラパーカーが今日届いたと聞いたので「絶対着てくるように」と送っておいたらほんとに着てきてました(笑)。えらいえらい。
開演前SEは今回はマイブラではなく、音響系の音にイメージ映像が流れてアンモナイトになってバンドロゴとツアータイトルに。cellのツアー時っぽいなと思いました。その後に粛々とメンバーが登場。衣装はパンフと同じか近い感じでしたが、 正くん→常に外さない。チェックがお似合い 太朗さん→着流しっぽいシルエットで最近の衣装ではかなり良いほう 佐藤さん→黒のラメっぽく見えた、てかパンフの奇天烈衣装は全然似合ってないのでこっちの方がいい 明くん→似合わんなー て印象でしたすいません。
ライブ総評ですが。 アンモナイトツアーということで、アルバム曲ばかりで知らない曲ばかり、という珍しい状態で、いつもに増してじっと聞いてるライブでした。それ以外も最近の曲が中心でした。オーラスのエンジェルダストだけ、ぽーんと15年前という(笑) で。演奏なんですが、最近の中では、てか今のメンバーになってからではかなり良い方で、ちょっとほっとできました。
というのも。正直に書きますけどね。去年の月世界ツアーの品川2日間がほんっとひどかったんですよ。 ここ読まれてる方で、行って楽しめた!て人がいらっしゃるかもしれませんし、それは全然否定しませんが、そして会場の音もものすごく悪かったのでそのせいもあったとは思いますが、とにかく、私と友達はあまりのライブのひどさに一旦本気で絶望しました。終わった、と思った。 私はリプレイで絶望のあまり、初めてプラのライブでマジ泣きしました。友達Yさんは本気で「さよなら、かな…」て言いました。友達Aさんは音割れが耐えられなくて耳栓をしてました(マジ)。その他もろもろ。 とにかく品川の後に皆で絶望の丘に立ち尽くしまして。 でもやっぱりきっぱり諦められなかったというか、いやいくらなんでもこれは無いやろ、これで最終ジャッジをしたらあかんやろ、ひどすぎたもん!ということで年末JCBまで一応の判定持越しをしていたのです。そしたらたろさんがあんなことになって、何となく気持ちもリセットというか「太朗さんが元気に歌っててくれたらいいか…」というところまで気持ちを持って行っていけたというか。 まあつまり、個人的にそういうテンションだったのです。
そしてその後さらに地震なんてでっかい出来事があり、心身ともにアップダウンが激しくて消耗もしてて、それでも何とか頑張ってるプラさんはじめバンド関係者の動きとか見て、てかツアー決行どころか東北すら中止にはしないでライブをやろうとしているプラさんがほんと偉いなって思ったので、「よし今日のブリッツは無理矢理にでもテンション上げてく!嫌なことは全部リセット!」て心意気で参加しました。 突っ立ってたけど、それでもMAXにテンション上げてたのです。
さらにそして、私は基本的にドラム耳で、ドラムばっかり聴いてしまうことも多くて、プラだと特にドラムが染み付いてしまっているから無意識にそうしちゃってる、それが悪いんだ、てことにやっと最近気付いたんです。 だって、そうやって聴くことは、今は「思い出で間違い探し」にしかならないんですよね。 それにやっと気付いて、あら探ししたいわけじゃないのに駄目だな自分、と反省して、私の聴き方が悪かったなーと思って、意識的にドラムを排除してフラットに聴くようにして、そうやってライブを楽しむようにしました。
そうやって気持ちを前に持っていってましたし、演奏も、あの悪夢の品川に比べたら比べもんにならん位しっかりしていたので、ちゃんと楽しめました。 ほんとあの品川は何だったんだろ。
この日も粗はありましたし、前半は太朗さんの声が安定してなくてきつかったし(後半持ち直して心底安堵した)、個人的にないなーと思ったとこもありました。正直なところ。 でも、ライブ自体は良かったと思うし、自分の気持ちも良い方に持っていけたので、良かったです。 発売前のアルバムが中心で全体の半分くらいは初聞きだったわけで、その状態だとさらに比較するものがなく、その場だけで判断できて、個人的に有難かったし。
こうやって、どんどん新しい曲を増やしていってくれたらいい、と思います。ライブ後、友達皆で意見が一致しました。
…すんごく、はっきりと書いちゃいますけどね。↓ 佐藤さんってぶっちゃけ特に上手いわけではないし、そしてロールがとにかく……だから、ロール多用なササブチ曲だとほんと、申し訳ないけどほんと、ロールの部分で「ああー…( 。-ω-)」て感じになるのです。でもそれは仕方のないことだと思うし、ササブチさんが上手すぎてハードル上げるだけ上げて去ったわけし、あの、、、無理してやらんでもいいっていうか、彼に合った曲を作っていってくれたらいいと思うのです。タイプも違うし。 疾走感ある曲とかロール多用な曲は、ほんと合ってなくて聴いてて辛いから、無理してやらなくていいから。あなたの得意なリズムの曲を選んで、作っていってくれたらいいです。と。 メンバーが変わるっていうのは、そういうことだと思うので。
ただ、モタるのだけは何とか克服して欲しいです。切に。がくっと落とされるから。 この日も「せっかくこの曲いいって思ったのに!」とどんだけ残念な気持ちになったか…
正直ですいません。 でも、なんとか否定はしたくないし嫌いにもなりたくない、そんな私が色々考えて消化してライブを見た、現在の気持ちです。 私だって必死なんだから(苦笑)。ツレに「お前、必死やな」と呆れられたくらい必死で気持ちを切り替えてきたんだから。
以下覚え書き。アルバム聞かない状態でこれ書いてますので、特にアンモナイト曲に関してはライブで感じたことだけです。
・前回はゼップで後方で見たため、メンバー出て来てYさんが「太朗くんが近いー!」と絶叫。彼女は終始「太朗くんの笑顔。かわいい。少年みたい。へへへ」と妄想しておりました(笑)。そして後からKさんに「騙されてますよ」とバッサリ切られてました(笑) ・1曲目の、多分これがthirteenthなんとか?武道館で流れてたやつ、それだなってのはすぐ分かったんですが、あんまりにあんまりにマイブラなのでぽかーんとしたというか、ずっと温ーい笑顔で聴いてしまった。「マイブラ」ていう感想以外何も出てこんかったです。バックの映像もマイブラのプロモっぽかったし。 ・不純物は楽しかった。が、ヘドバンの埃でまたしても目をやられた。 ・「ご機嫌なロックンロール」だなーと思った曲。途中で笑顔の明くんがセンターに来て、センターマイクで「ワントゥッスリフォッ!」と叫んで 吹 い た。 ・新曲はあと「変な曲」と思ったのが2曲。唄メロがグルグル映画館みたいと思ってウケた曲。さびしんぼう、はアルバムラストっぽい曲。本編最後かな、ハイドアンドシークの手触りに近い原点回帰みたいな曲(太朗さんがずっと「ほわーほわー」みたいに唄ってた)。 ・そしてアンコールの曲はサビで「女心〜」と聴こえた。友達皆に「そんなはずないでしょ!」と全否定されましたが。 ・春咲は小粒な、小さく綺麗にまとまってるなっていう印象でした。 ・みらいいろのAメロが好きだなっていきなり思った。けどラストのリズムで毎回吹いてしまう…(そしてYさんに叱られる) ・バンビがとても良い出来でした。 ・品川で悪夢を見たリプレイは、ほんとどきどきしながら聴きましたが、波はあったもののなんとか、なんとか個人的に70点くらいはあると思えて、本当にほっとした。 ・アンコールの5弦(おそらく)ベースが黒ボディにピンクの弦だったことに衝撃を受けた私たち。すげー派手。 ・ベースアンプも赤かった。いつから? ・そしてドラムはとってもぴかぴかな青だった。 ・ツアーTシャツは着る人を選ばないとても無難なデザインだな。とメンバーを見て思った。 ・エンゼルダストのイントロの太朗さんのジャンプが、相変わらずものすごかったです。
MCはあんまり覚えてません。なんだか。 ・竜「たくさん悩んでツアーを始めました」すごく、はっとさせられた。 ・竜「この曲が、あっちまで届いたらいいなって思いました。みらいいろ」 ・明「アルバムね、作ったんだよわざわざ。わざわざアルバム作って、わざわざ発売して、わざわざライブして」引っ込みがつかなかったらしい。
全員いっぱい話してたのに、具体的に思い出せるのはこれくらい… 後は、佐藤さんにアンモナイトの告知やらせて、テンパってんのに明くんが「もっと喋れー」と言ってたのがいじめだなーと思ったことと、最後に太朗さんがすごくきれいにまともなことを言ってまとめて去ったのと(でも内容は覚えてない…) さすがに記憶力が衰えたかしら私(しょぼーん)
以上、重ね重ね、正直ですいません。 それでも、自分なりに一つの光が見えて来たような、そんなライブでした。良かったですよ。うん。 そしてこんなレポでも、少しでも楽しまれましたら、是幸いです。
更新後の拍手もぱちぱちありがとうございました。楽しんでいただけましたら嬉しいです。
自分、正直者ですので。
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