佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2010年12月18日(土) カッコー“カッコーの巣の上で”@新宿ロフト(12/5)

やーっとレポを書き上げたのでアップします。おおお遅いよ!
時間取れなくて、細切れで携帯やらで打ち込んでたので、なんか散漫かもですご了承ください。


とりあえずぶちお誕生日ライブで見たカッコーが好みすぎて、しかもあのドラム!と速攻チケット取ったこのライブ。ひとりフラフラと歌舞伎町に行きました。この日はまだ2日前に病因がやっと判明した直後だったし、まだかなり痛みがあったので方々から心配されてましたが、「ストレス性のもんなんやし行きたいもん我慢した方が悪いわ!」と行った(苦笑)。
ロフト久々だったんですが(1月の凡庸以来?)なんか、かつてない程ホストだかなんだかの兄ちゃんに声かけられまくりました、行きも帰りも。なんだ?金持ちのおばはんに見えたか? ピンクのニット帽にチェックのコート、とかだったんだが…

入場したら隣のバーでデッド?てユニットが演奏してるのがスクリーンに流れてました。フロアがかなり満員だったため横のロッカー前でモニター見てました。
スクリーンにフェードインするように前座のどろろがスタート。

どろろ
私はさっぱり知らない方々だったのですが、多分それなりにキャリアのあるメンバーなんですよね。ファンの声援もけっこうあったし、むしろカッコーより客席が混んでた(!)気がするし。
まずいきなりSEで、少し前の関西地方の児童のトラウマ合唱曲だろう「チコタン」が流れてひとり動揺してました。当然ながら一番恐ろしいクライマックス部分を流してた。いつも流してんのかこの日だけなのかは知りませんが。
(チコタンがどれくらいの知名度か分からないのでちょっと解説。関西弁の語り口調の合唱曲で、前半は「魚屋の息子の「ぼく」が魚嫌いのチコタンに恋して悩む」ていう可愛らしい内容なのに、恋が成就したと思いきやチコタンがいきなり事故で死んでしまうというすごい曲です)
で、ライブですが…世界観やらは好きな方向なものの、演奏その他は微妙でした(すいません)。メンバー白塗りだし芝居がかってるし、嫌いじゃないんだけど。ドラムが打ち込みだった(見えなかったけどそうよね?)のもあるかも。

この日はまだ病因がやっと判明した直後だったし、ぼーっと見てたら体調悪くなってきたのでロッカー前でうずくまって休憩しとりました。すいません。

終演後、なんだかとっても人が引いたので(びびった)微妙に前に出てみました。フロアには降りれないものの、横からステージ中央から上手にかけてはどうにか見える位置を確保して待機。ドラムは見たいから…!と思い。

カッコー
ドラムがやや上手にセッティングされてたお陰で、シャラクくん越しにばっちり見る事ができました! ひゃっほい! 青さんは前に出ないと見えなかったけど、ごめん青さんよく知らないからいいかって!

まず総評。どうしよう、めちゃめちゃ楽しすぎた。ふわあって笑顔になって身体が動いた。多分私まためっさ幸せそうな顔してたよ…!

メンバー三人ともすごく楽しそうでよく動いてよく煽って、とても良いライブでした。音もすごく良かった。しかしサポートのベースがめっさ見覚えある…と思ってたんですが、途中で「じゅん」と紹介され、ウェイブの淳くんか!と気付いてびっくりしました。いや私の記憶の中ではくるくるパーマだったのがストレート+金メッシュになってたし印象違ってたし。もひとりのキーボード氏は全然見えなかった。
しかしこの前も思いましたが、改めてシャラクくんてすごく素敵だな、と実感しました。メトロノームん時と全く変わらなくて、そのせいもあって「ピコってないメトロ」という印象がとてもあったりするのですが、お陰で違和感もないし。

そして、カリガリを聴いてこなかった私の視点による曲の印象ですが。
すごくメロディアスでポップな歌ものだと思います。幅も広いし、でも根底には昭和歌謡テイストというか古き良きアングラ感があって、とても楽しかったです。プラファンとカリガリファンが被ってたのは当たり前っていうか、やっぱり同じ音楽が好きな人が作れば近い世界になるんだよな、ていう当然のことを感じました。
そして歌詞の世界観がメトロノームと何ら変わりないのが再度笑けました。

以下覚え書き
・最初のMC中、ぶちおが鏡を取り出して前髪とか直してんのを見てびびったが、後でグッズの宣伝だったと判明。
・曲少ないから「今のは北海道からのフェリーで作った曲でメンバーによって違うタイトルで呼んでる」なんてのも。ほやほや。
・ロフトの音はやっぱり良いです。広く抜けるのとは違う、狭さゆえの音。
・シャラクくんは良い声の良いボーカリストだと実感。メトロの時よりボーカルがクリアだし余計感じました。
・青さんもよく前に出てきてた。ラグビーの人が被ってるみたいな髪を押さえるやつ(伝わりにくい)を被って白シャツだった。
・シャラクくんは多分つなぎ。ぶちおは黒のノースリ。
・本編ではほとんど喋らなかったぶちお、アンコールではフロントのマイクで青さんと喋りまくり。彼の言葉をあんなに聴いたのは初めてでした。
・あまりのお喋りっぷりに若干複雑な気持ちにもなりましたが、青さんと仲良そうで楽しげで良かったです。
・そして、その2人の会話に対して下がって大人しく聞いてるシャラクくん。自分でも言ってましたが、キャリアの差ってことかしら。年齢的には青さんが上だけど。
・曲がないためアンコールではどれが聴きたい?とリクエストを募る。青さんが「みんなが一つになれるのがいい」て言った瞬間に、大嫌いがくる予想はできた(笑)。

MCいっぱい
・シ「俺ら三人、知名度にすごい差があるんだよ。星一徹とうちの父ちゃん位、サザエさんとうちの母ちゃん位違う」エラい差だな…
・シ「昨日インストアで握手会したんだけど、ぶっちさん、青さん、で最後が俺で『えっとボーカルの…?』て人が何人かいた」そうな。え〜!て声が出てましたが、うんでも、メジャーとインディーズってやっぱり違うよ。てか、インストアなんてやってたんですね。
・青「アタシ来年前厄だから大人しくする予定」そんな年かー。とか言って色々言いまくってました。
・アンコール最初、ぶ「もっと呼ばないとせーちゃん出てこないよー?」せーちゃんと呼んでるのかやっぱり。
・最近差し入れで何故か日本酒が多い、て話から酒の話が止まらなかった。ぶ「あなたたちの世界ではエアー割りってのがあるじゃん」青「世界っていうかうちの店でね。空気で割るって、ただのアルコールよ」
・青「酒は値段じゃない。ドンペリなんて高いだけで胃液みたいなもんよ」そうなんですか(笑)
・淳くんは差し入れでなんとPSP(!)を貰ったそうですが「ノーソフトでした」とのことで、青「モンハンが入ってたら完璧だった」それくらいは買いなさい。
・グッズの鏡が売り切れないと次が作れない。うちは倉庫じゃない、と青さん。
・鏡の反射で客席を照らして投げ込み、群がる客に、青「バーゲンのオバチャンだわ!ぶっちも投げてごらん!」投げてから、ぶ「大阪で行った猫カフェの餌やりの時みたい。あれヤバかった」猫カフェでの姿が目に浮かぶようです。
・ぶ「ていうか、大丈夫?ケガとかない?」に優しい〜!との声があがった。確かに優しいが、普通の気遣いでもある。
・青「このバンド、保険入ってないんで保証ないわよ」ぶ「自己責任でお願いします」
・Tシャツ青はツアー限定色で、青「シャラクが青がいいって言うから。アタシ優しくないから売れ残ったらシャラクに買い取って貰うから」
・リストバンド作って、との声に、青「絶対作らない。LM.Cで買えばいいじゃない」うわわ。
・でも、青「あそこ物販充実してるわよねー」とか言うあたり、多少は交流あるとこしかネタにしないんじゃと思う。
・青「アタシ基本的に他のバンドの悪口しか言わないじゃない。アタシは全っ然怖いものなんかないんだけど、ぶっちはそうじゃないわよね」ぶ「あー…(苦笑いで頷く)」
・青「ほら、〜〜やって、〜〜〜で、で、〜〜にライブしちゃう、みたいなとことか」と濁して言った時、力一杯「やめて下さい!」とぶちおが焦った。どこのことを指してたのか私には分かりませんでしたが、うんまあ、いろいろあるよね。
・ぶ「次いつやるか分からないけど」と言ってましたが、年内2本はあるのね。

終演後、入口近くにいたのでスムーズに物販に行けました。売り子がごつい兄ちゃんたちだったのがちょっと受けました。
とりあえずCDを、と思ったら「初回と通常があります」と言われ「どう違うんですか?」と聞いたら「ジャケットだけです」とのこと。通常の2色刷がちょっと微妙だったのでモノクロの初回盤を買いました。物販席に、大晦日にロフトでカウントダウン2マン、と告知が書いてあったけど、残念ですがもうオールナイトとか無理。しかしニューロティカも長いな…

以上。とりとめないレポでした。


レポが2週間後とかどうなん…


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