2010年10月18日(月) |
Plastic Tree “月世界旅行”@クラブチッタ川崎(10/14) |
さて、プラツアーです。ネタバレありなんでご注意。
いっつも定時あたりに相談に来る新人社員くんにこの日もとっ捕まり、あーもーとか思いながらデザインの駄目だし(笑)とかしてましたが、案外乗り継ぎがしやすかったため18時半頃には川崎に着きました。グッズはかなり売り切れてましたが、開演前になんとかパンフを買うこともできた。物販席に飾られている何太朗人形にびびりつつ(間近で見ると怖いのなんの。でも家に欲しい。ブライスで囲みたい) 会場に入って下手後方で友達Yさんと落ち合い、チッタ久々だねー前いつだっけ?と記憶の糸を手繰って、てか最初にぶっち見たのここだったわ、とちょっとしんみりしてたら、もう一人の知り合い・Kさんが到着。とYさんは初対面だったので軽く挨拶して「てか、上手でいいんですか?」と正ファンKさんを心配してるうちに客電が落ちました。 会場いっぱいでしたが、案の定わーっと前に押したので、流れに乗ってやや前へ。ほぼ中央よりの上手だったんで、視界に太朗くんを確保しつつ時々明くん&佐藤さんが見え、頑張ったらちらちら正くんを垣間みる感じでした。 ちなみにKさんは私たちのやや前に流れてしまい、終始ヘドバンでノリノリだったためライブ中は離ればなれでした(笑)。見守った私たち。
うろ覚えセットリスト。多分抜けてるけど、こんな感じ。 睡眠薬、1999、梟、ロケット、トレモロ、月世界、Rusty、(ドナドナ収録曲だがタイトル分からん)、ムーンライト、サイケデリズム、ナショナルキッド、GEKKO、MayDay、メランコリック、アンドロ ゴースト、ヘイトレッド みらいいろ、バンビ、スピカ
以前の日記に追加な感じで感想羅列します。 例によってとっても正直に書きますので、いろいろ許せる方だけどうぞ。
・SEのマイブラが途中でしゅるしゅるーっと消えて出発、みたいな音になりました(伝わりにくい) ・ステージセットがけっこう凝ってて、上下に延びるライトがいっぱいあってびっくりした。 ・後ろに今回のグッズにもある、メリエスの月もじりのお月様が。顔に刺さってんのはロケットじゃなくて太朗ギター。 ・ちゃんとグッズ見てなかったため、出てきたメンバーが全員赤いナポレオンジャケットだったことにYさんと大爆笑。こんなに全員が明らかな衣装を揃えることって珍しくないか!? ・お揃いとはいえ全員微妙に裾や袖の長さが違いました。竜→短め、正→ノーマル、ケ→ノースリ、明→ロング。そして太朗さんだけ羽根つきの帽子。非常にお似合いでしたが1曲だけで外しちゃった。 ・しかしジャケットの中に着てるのは全員黒でしたが、太朗さんはいつものだらっとしたTシャツだったのが不満。合わないよ! 正くんのフリルブラウスはとてもかっこ良かったし、明くんのタイ付シャツもかっこ良かったのに(佐藤さんは見えなかった) ・太朗くんが真っ黒な髪で丸いシルエットなのが可愛かったです。そして佐藤さんが黒髪に戻っててほっとした。正&明はなんだかボリューミーな髪型でしたな。 ・明くんは武道館から再びのナポレオンでしたが、全員でやればインパクトも薄れますな。 ・しかしそういう奇天烈なのが妙にハマる千葉組に対し、他二人はこなれてなくて、ああ普段ノーマルなんだろなーと。 ・てか、正くんが異様にかっこ良かった。柄物やビビッドカラーや非日常がとてもお似合い。 ・一曲目が睡眠薬でして、遅刻しなくて本当に良かった!と思いました。太朗さんの声が良く出てて安心した。 ・しかし梟と1999はセットで定番化してるみたいですが…すいませんが、まだどうにもバラけ感が強く、私はほんとどうしたらいいのか分からんです。この曲たち。 ・「カウントダウンしますー」てので、ああロケットやるんだ、て分かりました。 ・武道館と似た流れのセットリストで隆曲が多くて、てかパレード時代の曲に寄り気味でした。古いファンとしては嬉しいですが、やっぱり佐藤ドラムには隆曲の方がしっくりくるんだな、ていうのを再認識。まあ、隆くんとは音は全然違うんですけどね。 ・多分メンバーも分かってきたんだろうし、こうやって、合う方向に軌道修正していってそれでまとまればいいやーって思いました。無理することはないです。 ・竜太朗くんのボーカルが安定してて、安心して見れました。やっぱり要だし。 ・明くんもかなり好調なように見えました。前に良く出て来てたし笑顔だったし。正くんはいつも通り安泰な感じ。 ・Rustyをまさかやると思ってなかったのですが、この曲の古き良きビジュアルっぷりが私は可笑しくてしょうがないので、明くんのソロとか本気で吹いてしまった(すまん)。 ・でも隣でYさんは超しびれてたらしく「太朗くんかっこいいー!!孕んだかと思った!」と言った(笑)。ごごごめん気付かんかった! ・しかし、テント裏でもテント2でも思ってましたが、月世界のテンポが速すぎると思うのですが。この日は最速だった気がする。もー少し、もー少し落ち着いてまったり感を出して粘り気を持っていただきたい曲なのですが。大好きな故に。 ・白状しますが私、ドナドナをあんまり聴いてないため、そこから一曲やったんですがタイトルが分かりません。。。そしてイントロを聴いた時、sinkと勘違いして「ええっ!」とか騒いでしまいましたすいません。 ・でもきっちり聴いてるはずのYさんも同じ勘違いをして、二人で間違いに気付いて大笑いしてしまった。「CDで聴いた時も似てるとは思ってたんだー」と笑ってた。 ・サビまできてやっと、あー聴いた事ある、と気付いた。サビが可愛らしいって思った曲でした(ほんとすいません…) ・でもムーンライトもイントロでは分からなかった…もうだめかも…てちょっと思った。 ・ムーンライトあたりからちょっとボーカルが乱れてきて、はらはらしてました。首を振りながら唄う太朗さんは素敵でしたけど。 ・メランコリックの正くんのわっしょいが「わっほーい!」に聴こえたこの日。てか本当は何て言ってんのあれ…わっしょいでいいのかしら。 ・しかしメランコリックのエンディングがガタついたのが非常に惜しかったです。 ・アンドロはぶちお後期からの「壮大じゃない」バージョンに落ち着いたんだな、と思いました。荒々しく続けてがつっと終わるバージョンで、最初の頃と全然違うんですがこれはこれでかっこ良かったです。 ・えーとアンドロ見てて気付いたんですが私きっと、佐藤さんの上半身が安定しないのが気になってしまうんだと思う。ああやってずーっと一定リズムを刻む曲だからよく分かったんですが左右にすごい揺れてて、それ自体は好みの問題だと思うのですが、それと共にピッチも揺れてる感じがしてしまい。あとやたらとストロークが大きく振りかぶるのも、それ自体はパフォーマンスとして有りなものなんですが、いかんせんそれで揺れてるように感じるので、まず基本のリズムを頑張ってくれよーと思って気になってしまうわけです。…まあ、あくまで私の個人所感ですが。
で、アンコール1。多分ここで、全員がツアーTシャツに怪傑ゾロみたいなアイマスクで登場。笑った。明くんは曲の途中で取っちゃってた(弾きにくかったらしい) ・竜「どうもー、変態仮面です」爆笑しました。ハロウィンネタだそうで。 ・明「これつけて来いってツイッターで回せってこの前言ったのに誰もやってねーじゃねーか!全世界に回るからって聴いたのに!ああいうの絶対信じねえぞ!」あなたが書けばいいんだと思います… ・多分ここで告知。竜→FC入会キャンペーン、ケ→ライブDVD、正→シングル、だったと思う。 ・私はこの時初めてシングルが出ることを知りまして、しかし正くんが言ったタイトルが聴き取れずYさんに聴きまくる。「みらいいろ、です。アニメのタイアップなんですよ」「え?また深夜とか?」「いえ夕方の」「へー…」この時点では、やるなあ徳間ジャパン、とか呑気に思ってた。 ・しかしアンコール2で竜太朗くんが「もう聴きました?ワンフレーズだけ流れてますが」と言い出して、視聴とか?と思ってまたYさんに「アニメでもうオンエアされてるんですよ。遊戯王で」と言われ、そんなメジャーなアニメとは思わず心底びびっって「えええっ!」と叫びかけて慌てて口を押さえました(笑)。完全に情報に遅れててすいませんねえ…びっくりした…!! ・そのみらいいろ、を演奏してくれましたが、一聴した感想は「プラの要素詰め込んだ!て感じのキメキメででもハッピーな可愛い曲」だな、と。ナミダドロップを思い出してすごく聴きたくなりました。 ・でもきっとこれは正曲だね、と言ったらYさんに「当たり」と言われました。黄金コンビ曲だと。安心印だわ。 ・サビで「遊ぼう遊ぼう」と唄ってたのは遊戯王だからかな、てのは考え過ぎでしょうか。 ・そこからバンビに続いて、ここの流れがこの日で一番良かったと思いました。アンコールにふさわしい、ハッピーな空間でした。 ・オーラスはちょっと意外なところで、スピカ。でもこの曲も多分佐藤ドラムで初めて聴いたと思いますが、明くんのエレキ音がけっこう大きくてすごく絡んでたけど、それでもアルバムのどっしりした深みのある音じゃなく、シングルの軽めの音に近かったです。やさしく終わりました。
全体的に、色んな意味で重量感が消えて粘り気みたいなのも消えて、軽やかになっていってるな、て印象でした。 途中でも書きましたが、隆曲のシンプルさが合ってると思ったし、今後はライブではそういう曲を増やしつつ新曲もそうなっていくのだろうな、と。 ほんと全然違うなーって曲も多いし、それがいいと思えたり違和感があったりするけれど、変化をすること自体は当然なわけで、少しずつまとまっていってると感じられたから、良かったなあと思いました。 変化すること自体はいいんです。当たり前だと思います。去年はまだ、その方向が見えなくて迷走してるようにも思えて不安なままだったけど、さすがにベテランなんだけあるし、ハマるところを見つけて定まっていってくれたようで良かったです。
変化の方向はね、実はそんなに心配してなかったの。だって正くんなら大丈夫だって思うし、明くんだって長年一緒なんだし、竜太朗くんのやりたいことは変わらないと思ってたし。定まらないこと、そこが不安だった。 そこが何となく見えた気がするから、もう大丈夫なのかなって、そう思えてきました。 (その直前にぶっちを見て安心したっていう、私の心の余裕もあったとは思うけど)
以上。極私的ライブレポでした。お粗末さま。
何か漏れてることありますかね
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