佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2010年02月21日(日) 拍手更新、そして映画とMew@AX

まず、ひっさびさに拍手更新しました。ひっさびさに弓道年少パラレルです。
代わり映えのない世界をお楽しみいただければと思います。変われない管理人で申し訳ござらん。

この前まで上げてたノーマル千葉話は、まあ機会をみてサイトのログに上げると思います。


相も変わらず仕事が忙しく、個人的にも忙しく、いろいろ…うん、色々ありまして。ほとんど家でMacを立ち上げる余裕がありません。ネットの仕事をしながらネットをあまり見れない、この状況。仕事用は見てるんだけど。
本気でプラの渋公に行けるかあやしいうえ、チケット渡せてない友達とも会えないので、郵送にすることになりましたし。本当、余裕ない。
でも今週は必死こいて映画とライブに行ってきまして。両方とても素晴らしく、ああ頑張って行って良かったと心底思えてちょっと精神的に満たされております。

まず平日に頑張ってレイトショーで見た「Dr.パルナサスの鏡」。ツレとプラ仲間Yさんと行ったのですが、ストーリーも映像もぶっ飛んでて、全員満足できました。単純に綺麗だし単純に笑えるし、ギリアム映画の中で一番好きかもしれないよ。
去年のアカデミー主演男優賞も取った故ヒース・レジャー(ダークナイトの気違いピエロね)の遺作なのですが、撮影中に死んじゃったものだからヤバかったものの「俺が代役やるよ!」とジョニー・デップ&ジュード・ロウ&コリン・ファレルがノーギャラで(ギャラはヒースの娘にあげたらしい)名乗り出て続行したという、奇跡の映画です。ヒロインは妖精モデルのリリー・コールだし、お陰で美男美女がてんこ盛りで、それも重要だなーとしみじみした。ストーリーがぶっ飛んでる分、画面に説得力が出てたもん。
美術も面白くて、きっとプラファンは大好きだと思いますよ。そんな感じ。
でももしヒース・レジャーが死ななかったら結末は変わってたのかな、とちょっと思いました。

まとめて見所を書いておくと(ネタバレはないと思う)
・巨大クラゲの映像に吹き出すプラファン二人(笑)
・リリー・コールのあの胸と顔の小ささと色の白さはなんなんだろう。
・ジョニー・デップの出てる間、私はずーっと笑ってました。とんでもなく気障で非常に愉快だった。
・ジュード・ロウが一番きもかった。素敵。
・コリン・ファレルが一番うさん臭かったかな。
・トム・ウェイツの渋いこと渋いこと!あれで60歳だよ!
・こっそりアントン役の兄ちゃんも美形だった。
・ヒース・レジャーってこんなにかっこ良かったんだな…と今更しみじみした。タラシっぷりが板についておりました。


そして昨日(20日)は待望のMewの来日公演に行って参りました。渋谷AX。

でもね。ごめんなさい。
あまりにあまりに素晴らしいライブだったんで、真剣に「これ見れたから、もうプラの渋公間に合わなくてもいいかも…」て思ってしまいました。

それくらい素晴らしかったの!! ていうか、映像と音とのシンクロとか映像のマニアックさとか照明の洪水とか、なんていうか、プラがやりたいであろう世界(もしくは初期プラやグニュウツールとかが目指していた世界)に非常に近い感じで、なおかつそれのクオリティが桁違いだったんですよ。ぶっちゃけてしまうと。いつもぶっちゃけてるけど私。
そりゃーね、デンマークの人たちですしね。ワールドワイドで活動してるしね。レベル違うわ、そりゃ。圧巻だった。演奏も言わずもがな、素晴らしかったし。
ゆっくり見たかったので二階席を取りまして、そしたらなんと後部のパイプ椅子で、なのでメンバーは見えにくかったんですが、その代わりステージの映像が見渡せてやっぱ正解、と思いました。後ろが全面スクリーンで、前にも小さいスクリーンが幾つかあり、そこにCGの変なクリーチャー(顔だけ骨の鹿だったり猫だったり猿だったり変な子供だったり)が出て来て踊ったりするんですが、もう全部がキモくて可愛くて。でもすごくアンダーグラウンドなんだけど、でも自己満足に陥ってないというか、ちゃんとエンターテイメントとしても成立してて、映像とのシンクロも完璧で。

気付いたら鳥肌たって涙ぐんでました。こんなの久々だったよ。
メンバーの演奏姿がかっこいいとかそういうのじゃなくて(あんまり見えなかったし)、そりゃヨーナスの歌い方も素敵だったしドラムも美しかったけど(結局ドラム好き…)、そうじゃなくて、ライブ全体の雰囲気。演奏はもちろん、映像も照明も空気も全てひっくるめた全体が圧倒的に素晴らしかった。
顔とか演奏スタイルとか、そういうのすっ飛ばして、の完成度。私にとって完璧でした。
(そう思うと、ますます私はビジュアルファンとは外れてるのかなーという気がしてくるが)

しかし3枚目のアルバムからけっこう満遍なくやってくれたのですが、Mewの曲って展開が恐ろしくめくるめく感じで複雑で、ひたすらそれを堪能しました。リズムもおかしいし、ドラムが素晴らしいよ本当。下手に横向きにセッティングされてたのでじっくり見れました。
(なんか一曲、maeのカバーもやってたらしくてちょっと謎)
アンコールが2回ありまして、でもラストが定番らしい「Comforting Sounds」ではなかったのが意外でした。てか、Comforting〜聞きたかった…これだけは悔しい…
結局ツレが仕事で来れなかったのですが「あれは見とかないとあかん!」と絶賛してやったので、都合つけば大阪まで行くかもしれません。いや私ももう一度見たいもん。DVD希望!

そして終了後、1階席で見てたプラ仲間Yさんと合流しようと降りてたら、クリエイティブマン(イベンター)の先行販売チケットのアナウンスが流れてきて、「65daysofstatic、コープランドなど」と聴こえてチケット売場にダッシュしました(笑)。65〜はともかくコープランド来るの!? 加えて売場に行ったらブリティッシュアンセムにステレオフォニックス出演、とも書いてあって、更にひとりで悶絶でした。
でもとりあえず落ち着け自分、と言い聞かせて、チラシだけ持って帰りました。どうするかこれから考えます。でもコープランドは共演だか前座だかがOCEANLANEなんですよ…ううむ見たい…!
あ、再来週に迫ったプラシーボも売ってたけど、3/6は完売してました。良かった…
とにかくMewが良すぎて、今年のベストライブに早くも決定かも!と一瞬思ったのですが、いやまだプラシーボ見るわ、と思いとどまった(笑)

それからYさんと落ち合ってお茶してきました。すんばらしかったねー、デンマーク万歳、東欧万歳、とほくほく。いつかプラ仲間たちであの辺の国(デンマークやベルギーやチェコ)ツアーしようよお婆ちゃんになってからでも、と誓い合いました(笑)。変な街や穴蔵とかばっかり見るの。
開演前にTシャツを買ったので、夏にプラがあったらこれで行くよ!と言っておりました。MewTシャツのちびっこがいたら私かもしれません。


そんなこんな。相変わらず追われておりますが、今週は良いものが連続して見れて、ちょっと満たされた感じではあったのでした。癒しは必要ですねえ、うん。
さっきはああ書きましたが、プラの渋公も出来る限り行ける努力はしているんですよ。でもいま本当に仕事が詰まってるので、どうなるか、当日まで分かんないです実際。
…派遣社員なんですけど、ね(苦笑)


拍手下さった皆さん、ありがとうございました。
やっと更新したので、少しでも楽しんでいただけたら、と思います。ぺこり。

ばしっとね!


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佐山葉月 [MAIL]