佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2009年12月29日(火) Plastic Tree“CCCCレモンレモン”@CCレモンホール(12/27、28)

二日間まとめてポン(何)でいこうと思います。
しかしこう、この2daysは、ライブ後に友達と語り合ったことも含めて、私にとって非常にひっっじょーーに実のあるライブでした。ほんとに。
とにかくライブはメンバーチェンジ後一番ちゃんと安定して楽しく見れて、友達と話しながらすごくすごく悲しい気持ちにもなって、でも全部に納得して区切りもついて、自分が間違ってるなとか駄目だなってとこを自分で納得して、でも自分なりの方法はこうだなってのも見えて、、、
きっと、大丈夫です。プラも、私も。焦らなければ大丈夫。初めてそう、ちゃんと思えました。

とりあえず、昨日友達に「あなた、やっぱり今はちょっとおかしいんだと思う。あなたそんな卑屈な人じゃなかったはずでしょう!」とはっきり言い放たれたのが、かなり効きましたよ。

えー、その辺のことは日を改めてまとめようと思いますので、レポをざっくり。
例によって感じたそのまま、つらつらとです。でもさすがに記憶混ざってるかも。


27日セットリスト
不純物、内臓マイク、パラノイア、パイドパイパー、ダミーボックス、冬の海は遊泳禁止で、雪蛍、プラネタリウム、梟、涙腺回路、空白の日、サナトリウム、ヘイトレッド、ナショナルキッド、メランコリック、最終電車
土曜プラトゥリ劇場
ガガジ、ゴースト、サイコガーデン

同行者はこまさん。1階12列目センターで良い席でした。PA卓の前で音も良かった。
ここ半年ほどでは一番まとまってて良い演奏でした。後半とか、ほんと楽しかった。選曲も楽しかったです。このメンバーになって初めてやる曲も多くて、曲を噛み締めながら聞きました。
バンド側も試行錯誤して、今の状態のベストの選曲を考えたのかな、と思った。演奏も、正直ボーカルも固まってると言える状態ではないので、それより跳ねれたりガンガンいけたりする曲に寄ってる感じ。正解だと思います。
で、音が良かったので、ドラムのっていうかスネアの音がすごく分かって、正直まだ色々思うところがあるわけですが、そこで何となく「自分がどこにどう引っかかってるのか」が分かりまして、ああそういうことかーと途中で気付いて、そっからの私のテンションの変化はすごかったです(笑)。それまでちっちゃく手を振るかどうか、だったのに「分かったー!なら大丈夫!」と思った後のヘイトでは拳上げる上げる(笑)。
映像も面白かったし、舞ったテープも面白かったし、個人的にも消化できたし、とても良いライブでした。

あ!でも衣装は、正くん以外全否定します(笑)!
太朗くんのちりめん柄みたいなでっかいカットソーは「祭りの子供のサイズが合ってない」みたいで変で、何度「いっそ脱いでしまえ。下にタンクトップ着てるんだろ」と呟いたか(しかし胸元から見えるそれがブラ線のよーで…)。チェックの七部パンツと腰の妙なフサフサも「ちょっと前に流行った」感が微妙だったし、その下のスパッツもなんでグレーやねんって感じで、とにかく私は全否定。ケンケンも似たような変な柄の、また微妙なサイズのカットソーで心底おかしいと思ったし。明くんはいっつもださい(すまん)のが明くん色なんだけど、微妙なシルエットのだらんとしたグレーのカットソーにダメージジーンズだったし。
正くんだけ、自分をよく分かってらっしゃる感じで可愛かったけれど。ボーダーカットソーに手首だけ赤くて。スタイリストさんに喧嘩売ってるよーなこと書いてますが、でもあの、ぶっちゃけスタイリスト変わったよね!?

以下覚え書き
・そうは言っても唄は時折あやうかった。ルックの時よりは全然良かったけど。
・新曲たちは完全にカンペ見てますねあの人(笑)。動かん。
・正くんの黒いベースにエアロスミスステッカーが貼ってあった。前から?
・内臓マイクがほんと意外で嬉しかったけれど、イントロでは正直、何の曲か分かりませんでした。でも嬉しかった!
・パラノイアのボーカルが安定してて良かった。
・冬の海の明くんの絶叫ったら。きゅんとする(笑)
・雪蛍では客席に粉雪っちゅーか泡雪が。被ってしまった。これもボーカルがきれいでした。
・プラネタリウムが聴けたー!(泣) ありがとうありがとう。もうこの曲は揺るぎないものがある。
・梟、まだちょっとバラけ感が、、、だいぶ気にならなくなってたけど(すまん)
・涙腺はスイッチ入りました。イントロで手を挙げたもの。もーあのイントロったら! 半分以上明くんを見てた。
・空白の日は「!!!」て感じでしたね。しかしこれはボーカルがかなり、、、だった。キーが全然安定せず、すげー残念。
・ヘイト、ナショナル、メランコリック、と暴れさせていただきました。楽しかった。
・メランコリックの前、少し間があって照明落ちたまま太朗くんが前出て来て生声で煽り、明くんとお立ち台に乗って煽り、そこでやっと照明が。ちょっと間抜けな感じで笑えた(ほんとすまん)
・最終電車も、ちょっとボーカルが残念なことに。ていうか、この曲は完全に明くんがマニュピレーターになっててギターすら持ってなくてびっくりしました。
・そのまま両手を前で組んでお辞儀すんのが、妙におかしかったです。
・映像「土曜プラトゥリ劇場『檸檬館の美女』」は本当に面白かった。でも白塗りなので(ですよね)かなりグルグル映画館みたいでした。ケンケンの前髪とんがってるし。
・美女=未亡人役のオナンちゃん、だったのですが、功労賞は間違いなく彼女だと思います。太朗くんの胸触ってんのに死ぬ程笑った。最後は「黒蜥蜴」でしたよね。
・太朗くんの棒読みは徹底的なわざとらしさだった。ケンケンがすごく頑張ってた。正くんは楽しそうだった。明くんは出るだけで笑われてた。
・太朗の髪型+明の顔、または明の身体+太朗の頭、ていうのはめっっさキモいということがよく分かりました。
・正くんの泣き真似がこまさんに大ウケしてました。
・アンコールでのライブTシャツが微妙なレモン色でイマイチ…
・映像挟んですぐ出てくるから「アンコール、一応呼んだ?」ていう微妙なMCとなりました。
・竜「ドナドナ聴いたー? 聴いた人、手を上げてー。聴いてない人、手を…上げないでください!」
・抜き打ちテストしまーす、とのことでドナドナからガガジを演奏。えー、私は一応聴いていましたが覚えきれる程でもなかったのでうろ覚えでした。
・ゴーストのブレイクで銀テープがぱーんと! かなりばさばさ降り注ぐ位置にいたのでいっぱい入手したのですが、銀テープといっても黄色くて、しかもちゃんと印刷入りなのに「お金かかってる!」と感動。そしてメンバーの似顔絵とか入ってるもんだから(グッズのと同じかな)皆、それ見ちゃってメンバーコールするどころではなかったと思う(笑)
・しかしあの似顔絵はヒドいと思う。リズム隊は特に(「幸薄そう」とこまさん)。いや、太朗くんもあんな団子っ鼻じゃないよ。
・知らん間にテープを拾っていた太朗くんが「この幸せの黄色いテープを正くんにあげます」と首に結ぶ→正「これ、ちくちくする…」と戸惑いながら外そうとするが外れず、キー!みたいに引きちぎろうとする→太朗くんがやってきて外す、という愉快な光景が見れました。そりゃ首に巻いたら痛いわ。
・しかしあのテープ、6本持って帰ってしまったのですが、正直一本あれば充分なので、席に置いてあげれば良かったーと後悔してます。誰か欲しいですか?
・どの曲か忘れたけれど、太朗くんが通りすがりに明くんと正くんの頭をくしゃっとしてた。愛を感じた。
・オーラスはサイコガーデン。自分のノリの完璧さに自分で笑った。ひっさびさな「無意識に全部のフリが完璧」状態でした。楽しかった!

MCかなりうろ覚え
・竜「ドナドナカー見た?」これで初めて、そんなん走ってんの!?と驚愕した私です。お、お金かけてもらってる…
・明「俺見てねーんだ」竜「僕昨日初めてケンケンと仕事帰りに見ました」本人たちもそんなもんですよね。
・正「ライブタイトルについては深く聴かないで下さい(笑)。勢いでつけてしまいました。ダブルって嬉しいよねって思って」
・竜「正くんは台湾で新たな名前がつきました」竜「どうも、ミスター・ツンこと正です。正って字は台湾ではツンって読むらしくて」竜「そうは言いましたが、日本ではちゃんと正くんって読んであげてください(笑)」
・なんか本編で明くんが無理矢理盛り上げて、その後に太朗くんが言ったことに「せっかく今上がっていってたのに!」と言ってた気がするけれど詳細が思い出せません(笑)。でもきっとたいしたことじゃない。
・竜「あんな映像の後に喋ることは何もないんですが」その通りだ。
・明「台湾に行って来たわけですが、間抜けにも風邪をひいてしまいまして、薬局に行ったらなんだかんだで一万円くらいになってしまい、だったら最初から医者に行けば良かったなっていう」風邪お大事に…
・ケ「渋公は初めてで。去年は客席で見てたわけなんですけど…あのー、嬉しいです!」みたいに、いつもながらいっぱいいっぱい。あんま無理させんな、とメンバーにも客にも思うんですけど実際…コール多いけどさ…
・正「プラスティックトゥリーの不条理な世界にようこそ。ついて来れなくても、それが現実です」かなりうろ覚え。
・竜「(グッズの)幸せの黄色いハンカチです。でも本当にこれで幸せになったらかなり危ないよね」正くんの言葉だったかも。
・竜「明日も同じ曲とは限りませんよ」わー!「…全部とは言えませんが」

こんな感じでした。終了後、こまさんとプロントでご飯してちょっと語り、でもこの日の時点でだいぶ吹っ切れた話をしてましたね私。ほこほこ帰宅しました。


28日セットリスト
不純物、プラットホーム、オレンジ、パイドパイパー、ダミーボックス、冬の海は遊泳禁止で、雪蛍、ウツセミ、梟、星座づくり、空白の日、サナトリウム、ヘイトレッド、ナショナルキッド、メランコリック、記憶行き
土曜プラトゥリ劇場
ガガジ、ゴースト、リセット

ちなみに初日程ではなかったけど、この日の衣装も私はNGです(笑)!
太朗くんは魔法使いのマントみたいな黒いでかい布状カットソーで下は前日と同じだし、ケンケンは夏着てたセーラーで仲間内で大ブーイングのやつだったし(微妙な狙ってる感が浮くというか、彼はシンプルなの着てる方が絶対可愛いと思う)。明くんは実は遠くてよく分からなかったけど。胸が光ってたことしか。正くんだけ前日と同じで可愛かった。

この日は仕事納めで、慌ただしく会場に向かいました。同行者はいつもよく行くYさんと初めて一緒のKさん。でも全員ファン歴10年以上組。
席は下手の後ろブロック2列目。前日よりもやや遠くて、音もやや悪かったです。ついで言うとちょっと前にでかい男子がいて太朗くんが見えにくかった。でも男子がいるとなんか嬉しい。
演奏は若干疲れが見えた気がしないでもなかったですが、でも安定してました。なによりボーカルが初日よりも安定してた気がします。空白の日が顕著だった。セットリストも思ったより変わってて、いやー2日間行かないとね!て言わせるずるい内容でした。でも、曲を変えたりできるようになったってことで、単純に嬉しいです。
あと個人的に、初日より音が悪い場所だっただけに、初日より細かい音の差異が気にならなかったのが救われたというか(重ね重ねすまん)(今の私の精神状態からいって、あんまり音の良い場所で聴くのも善し悪しみたいなんですすいません…)
でも本当、太朗くんも言ってたけど、激動の今年をこんな良いライブで締めくくれて本当良かったなーと思いました。最後にリセットを持ってこられて、おそらく現メンバーで初めてこの曲をやったと思うのですが、前のメンバーチェンジ後のNHKでやっぱり初めてリセットをやって「今日ここでこの曲をやれることが一番の誇りです」て言ってた、あの時を思い出しました。
大事な曲だなって思って、素直に「良かったね」って思えて、そう言う太朗くんも、思えた自分自身についても、それが一番嬉しかった。私自身にリセットを贈られた、そんな気もしました。

以下覚え書き
・プラットホームに狂喜しました。
・続くオレンジ、両方がYさんの好みなので「今日で良かった!」と喜ぶYさん。
・でも終了後に「プラネタリウムと涙腺とパラノイアが消えたけど」と言ったら「キー!」てなってた(笑)
・ダミーボックスは、ごめんかなり色んな意味で微妙だった。。。
・冬の海、明くんの絶叫がなかったよーな。
・雪蛍で雪が降らなかった、と思ったら記憶行きの最後で降って来た。
・星座づくりを聴いて、前々から感じてた「こういうガシャガシャいう曲はケンケンのスネアがはまる」ということを確信しました。
・空白の日が前日より全然良かった。唄の人!その調子!
・でもメランコリックは全体的にちょっとあやしかった気がする。
・映像ですが「さすがに2日間同じでCMだけ変えるくらいだろ」と思ってたらその通りでした。
・でも何度見ても笑えました。何度見てもキモいとこはキモかった。そして正くんのなで肩さ加減に二度びっくりした。
・「アルバム聞きましたか、また抜き打ちテストです」と言ったけど、曲はまたガガジ。抜き打ちじゃないよ(笑)
・確か「タダシ!じゃなくてガガジ!」て言いましたあの人(笑)
・演奏後「僕らが抜き打ちテストでした」て言ってましたが、うん確かに全然カンペから動きませんでした…
・ゴーストのブレイクでまた黄色テープが舞う。また客席はそれに夢中。初見のYさんKさんも隣で大笑い。
・リセットは本当に嬉しかったけれど、ああ、ついにこれをやっちゃうんだ的な気持ちもありました。正直ここで私も覚悟を決めた感がある。すごく楽しんだけど。
・「おーいえー!」で一度ケンケンにマイクを向けて言わせてて、、、ああ今までそんなことしてなかったわ少なくともぶっちには、てことをやっぱり思っちゃって、一瞬にして色んな気持ちは渦巻いたけれど「これが現実です」てことだ。うん。
・終了後の客席挨拶で、肩を組んだ後、いきなりケンケンが正くんのこめかみにキスをした。素でびっくりした。伸び上がってたし(正くんとそんだけ身長差がつくってことも…)。なんだあの人、キス魔か?
・そしてハケる前に太朗くんとがつっと抱擁しましたが、その体格差が本当にものすごかったです。ステージに太朗くんが背を向ける感じだったので、ケンケンは完全に腕しか見えずしかも背中に回せてないんじゃ?てくらい。私、ヒロさんと太朗くんは「ちょうど良いカップル身長差」とか素で思ってますが、カップル差どころか親子みたいだったわ、ありゃ。
・その後、太朗くんと正くんもがつっと抱擁。あ、明くんはとっくにハケとりました(笑)
・素晴らしい大団円だったと思いました。良い締めくくりをありがとう。

そしてうろ覚えMC
・正「タイトルは俺がつけたよ!」開き直り的。
・明「本編で俺が喋るとのりきれなくて太朗が繋ぐのが大変でっていう、そういうことを君らはなぜ汲まない!」
・正「Tシャツに着替えてきました」そしていきなり「正のTはTシャツのT!」と身体で「T」の字を! もんのすごい、キた!!! 正ファンKさんが隣できゃー!!てなってたし。久々に「うわ正くんだ!」ていう大ヒットでした。
・竜「ウツセミカー見た? 今日、お客さんにわーって手を振ってたらその間をウツセミカーにぶーんって横切られて(笑)。あれはすごい偶然でした」正「俺、初めてそこで見たよ」
・竜「アルバム聴きました? 昨日アンケートで「聴いたって言ったけど実は聴いてませんでした」ってのが一枚だけあって2、3分引きずりました」
・明「俺は子供の頃長靴って好きじゃなくて、見た目もかっこ良くないんだけど、俺の出身地は雪がかなり降ってたので長靴よりも深く積もって、暫く歩くと長靴の中に雪がパンパンに詰まって意味あんのかって思うわけで、そんな長靴の雪くらい君らは今パンパンのはずだー!」この人もすごいよ…
・そして後々上記を受けて太朗くんが「長靴くらいパンパン!」て言ったはずなんですが、またも詳細覚えてない…
・ケ「昨日も言ったんですが、渋公は初めてで、えー、今年は本当いろいろあって…でも、皆さんとても優しくて」またもやいっぱいいっぱい。でも詳細忘れましたが、この日はかなり本人も感極まってる感じで、純粋に感動的でした。そうだろうなー、大変だったよねえ良かったね、ていうあったかい拍手が起きた。
・竜「色んなことがあってあっと言う間の一年でしたけど、振り返ってみたら楽しいことしか覚えてません」これ言われた時、かなり本気で泣きそうになった。良かったなあっていう純粋な気持ちと、私もそう思いたい!ていう気持ちとで。

そして終了後、別々で見てた友達Aさんも合流して4人でご飯してきました。
そこでも「ケンケン、キスしたね」と「太朗とケンケンの体格差はすごかった」て話題が出ましたが、「一緒に盛り上がるとキスしたくなるんですよ、たろさんも明くんにしまくってるじゃないか」ということで落ち着きました。ケンケンのちっささについてAさん(割と良いガタイ)が「担げそう」と言って爆笑してたら「葉月さんと同じくらいかも、全体的な雰囲気として」と言われて「そんなちっさいか!?」となりましたが。私、156センチ41キロですけど。。。
その他語り合ったことでかなり色々と精神的に吹っ切れたのですが、それは日を改めて。


長々と失礼しました。2日分だもんな。
でも本当、非常に非常に身のあるライブでした。うん。大丈夫です。楽しめました。良いライブを見せてくれました。
幸せなことだなあって、思います。プラさんありがとう。読んで下さった方も、ありがとうございました。

拍手もありがとうございます。もうしばらく、頑張れそうです。

レポ内容に物申す方とか、なんでもどうぞ。


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佐山葉月 [MAIL]