佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2009年12月20日(日) 椿屋四重奏“CARNIVAL”@赤坂ブリッツ

拍手更新しますと言いながらこんなライブに行っておりましたすいません。
いや、その前に、拍手じゃどう考えてもオーバーな長さになりつつあるんですが…1Pで収めるのがだんだんきつくなってきたよーな。あれ。最初に目指したシーンに全然辿り着いてないよ?みたいな…
…サイト内に追加になるかもしれません(焦


それはさておき、椿屋です。
音源はメジャー前から緩〜く聴いていて、かなり好きだなーと思ってはいたのですがきっかけが掴めず。先月アポジーでブリッツ行った時にポスターを見て、ブリッツやるんだ。行きたいな…どうしようかな…とちょっと迷って、いったんソールドした後に2F立見が追加されたので、えいやっとチケット取った次第です。
しかし、私が一人でもチケット取って見に行こう、と思った新しい邦楽のバンドなんて、本当プラ以降初めてかもしれず(驚)。考えてみたらすごいことだった。
でも音源もフルコンプはしておらず、実は曲もタイトル曖昧だったりして、メンバーの顔もボーカルを何となくアー写とプロモで見たかな、名前は分かんないや、ていう曖昧な状態でした。メンバーなんて知らなくても良いライブってもんは楽しめるし、ライブで知ればいっかなーって…えへ…

さっむい中、持ってる中で一番分厚いコートを着て一人ブリッツに向かったのですが、サカスに正面から入るとTBS関連のイルミネーションはすごいわ、SMAPショップはあるわ、で人が多くて往生しました。他にブリッツに行くルートってあんのかな。開拓したい。
2階立見の一桁台だったので真面目に行けば前の柵を取れたと思いますが、開演10分前に行ったので後ろの柵をなんとか確保しました。人の頭からボーカルとドラムを縫える位置に(重要)。しっかしもっと男の子いるかと思ったんですが、9割方が女子で意外だった。

17時開演だったのですが、押さずにきっちり始まりました。えらいぞ。
まずはサポートのキーボード氏が入り、彼の音に乗ってドラム、ギター、ベースの順でゆっくりと登場し、そのまま曲が始まって、それからボーカルが登場。もっと一気にわらわら出てくんのかと思ってたので正直意外でした。

ていうか。ライブを見て、私の少ない椿屋イメージがいかに半端で間違っていたか、ということがよく分かったのですが(笑)
まず、小さくてすごく細いボーカルが三揃えのフォーマルな細身のスーツ着て出て来たのに衝撃。え、この人こんなにちっちゃいの!?と。そして足が尋常じゃない位細かった。そして、アー写とかで黒髪しか見たことがなかったのですが、わさっとした金髪だったし!
そして思いの外フレンドリーで、個々がグダグダ喋ることも意外でした。そんなに会話をするというわけじゃないけど、突然話し出して煽って終わる、みたいな。ただ、ベース永田さんだけは話すの苦手なんだろうな、と思った。マイク向けられても叫ぶだけだった。

でも何よりボーカル中田さんが、こんな人なんだー!とイロイロと衝撃でした。
見た目の華奢さもびっくりでしたけれど、あんなにエロMCするとは。てか、客にあんあん言わせるなんて(笑)
ボーカルスタイルも、演技派というか、歌詞に合わせて動きまくるのがすごかった。振りみたいなんも多かったし、「どうせどうせ私なんて」という歌詞に合わせてステージにぺったり座り込んでみたり、けっこう座り込んだりすることも多かったです。寝転んでたことも。
あと。これ言うと双方のファンに怒られるかもしれませんが、動きになんか有村さんに通ずるものを感じました。有村さんほど大開脚も蹴り上げもしませんが、ジャンプ力が半端なかったしキレもあったし、動きがただ者じゃなかったです。唄いながらエビ反りジャンプされた時は唖然としたよ。

演奏はとてもまとまっていたと思います。ボーカルも、後半ちょっと掠れたりしてたけど、安定してました。2階の後ろだったけど、ブリッツは音がいいなーと思いました。
最新アルバムメインでちょっと昔の曲も混ぜつつ、なセットリストでした。持ってないCDの曲もいくつかあった。
ライブとしてとても良くて、ああまた見たいなーと思わせる、楽しいライブでした。ツアーラストだったしな。
そうそう、終了後、皆が頑張ってアンコールしてたらダブルアンコールで出て来てくれまして。自分でマイクセットするよ、と言って急遽一曲やってくれました。そりゃもう盛り上がり、メンバー去った後に「ありがとう」コールが鳴り渡り、ほっこりしました。にこにこ。

以下覚え書き
・ドラム小寺さん、叩いてるスタイルから「目立ちーのお調子者ぽいな」と思ったんですがそんな感じ(笑)
・小寺さん、突然「皆さん、これやってみたかったんですー!おいっすー!」とドリフの掛け合いをやらせた。「何、今の自己満足」と中田さん。
・メインのコーラスは小寺さんなんですね。
・ギター安高さんは布袋ファンだろうか。ていうスタイルだった。
・てか、中田さんが「ヤスタカ」て呼ぶから名前かと思ったら名字だった(笑)
・「恋わずらい」が素敵だった。いつまでも耳に残る感じ。
・アンコールで中田さん「俺、一つ後悔してるんだけど。ネクタイ、出てたよね?」本編でネクタイがベストから出てしまっていたことを指し「今日撮影入ってるのに!教えてよ皆!諸事情で前半はビデオに入りません!」えー、との声に「うっさいバーカ!!」逆切れ。
・でも多分、途中で出ちゃったんだと思います。最初入ってたもん。
・あ、一応全員スーツっぽい格好でした。黒の。
・「君無しじゃいられない」途中でメンバー紹介するのが定番らしいですが、なんと小寺さんが「マグロ!」と叫ぶとマグロ丼がスタッフから運ばれ(中田さんが「うわ、何だこれ」と言ったの笑えた)叩きながらマグロを食べた。どんなコミックバンドだよ。
・最後にはワサビ山盛りを喰らい、必死で水飲みながらそれでもずーっと叩いてた。よくピッチもずれずに、まあ。
・中田さん、ドラム台に両足ジャンプでぴょーんと飛び上がった! その後、遥かに背の高いベース永田さんが同じようにジャンプするも、失敗。笑って片足で飛び乗ってた。てか、すごいよ中田さん。

すんません長々と書きました。
いやー、実際かなり良くって、こりゃ早く全部CD揃えなきゃ!次もライブ行く!とかなり個人的に盛り上がったりしております。エンジンかかるの遅かったな。私いつもそうなんですけどね、プラも数年悩んでたし。
あ、でも椿屋に本格的にハマったとしても話とか書きませんよ(笑)。ベクトルが違うから。


以上、他バンドレポで失礼しましたが、拍手ありがとうございます…!
えとえと、書いてるパラレルは年内にはどこかに…!(ひい)

うん、もういいよ…的な諦めの声が聞こえる気がします。


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佐山葉月 [MAIL]