佐山葉月の日記
うかうか一年。地味でぽやんとした趣味の毎日。

2002年08月30日(金) ありがとうカスケード@大阪

昼頃友達の家を出発してまず天保山へ。
サントリー美術館で「THE ドラえもん展」を見て来ました。


様々なアーティストやデザイナーたちが「私のドラえもん」を作り上げ、
展示している展覧会。何故大阪でやってるのか不思議ですが(東京でもやんのかな)
Zeppに近いしラッキー☆とばかりに見て来ました。
すんごい面白かったです!堪能しました。
夏休み最後で子供も多くて、かなり混んでて全部は見れなかったんですが、
でもあれ子供向けではないと思う(苦笑)



そして会場前で別の友達とも落ち合って、Zepp大阪へ。
CASCADEラストツアー“お見せ出来ないのが残念ですが…”@Zepp大阪
最終日。泣いても笑っても、カスケードの最後のライブ。

むかーしのツアーTシャツ着てる人がかなりいたなあ。


番号も悪かったので後ろの方の、しかも壁際。
1曲目のスーパーカーの途中で友達2人は前に突っ込んで行きましたが、
私とあと一人の友達はその場所でおとなしく(?)してました。
突っ込む気力はなかったし、下手に前行くより見やすいと思われたので。

曲はほとんど東京と同じだったんですけど、東京より良かったかな?
泣き虫マル秘で近くの人が喋ってるのが聞こえて来てムカついたけど(苦笑)。
場所的にノリ辛くて、あーこのままじゃ不完全燃焼だよーと不安だったんですけど、
後半のVIVAで何かが切れたように暴れ出しました。楽しかった。
アンコールを呼ぶ時何故かアザヤカナキセキの大合唱だったし。
小さな星〜も大合唱できたし。東京でやらなかったdigi maniaxも聴けたし。
本当の最後の曲は、しゃかりきマセラー。ぴょんぴょん跳ねれて叫べる、この曲で良かった。


終わった後、やっぱりタマちゃんがすごく泣いてて。マサシくんも目が真っ赤だったらしく。
リズム隊は「クールなもんだった」らしいけど(苦笑)
会場に流れるcuckooに合わせて、メンバーと共に大合唱&拍手。
メンバーもなかなか去れ無さそうにしてて、客もそりゃ「行かないで」て感じで。
客電がついてからも全然帰らなくて、「ありがとう!」と皆叫んでて。
座り込んで泣いてる子もいて、そっち見てて泣きそうになりました私。


すごくいい終わり方をしたのではないかなーと思います。
物凄くしんみりするでも大騒ぎになるでもなく、普通に盛り上がって普通に泣いて、
ありがとうありがとう、楽しかったよ、て言って終われて。
すごい楽しかったの。


そりゃ、寂しいのは事実なんですけど。
私には「男の子」というものに対する憧憬のようなものがあって、
(でも実際の「少年」にはあまり興味がない、むしろ苦手なんですがね)
それは女子には絶対に解らない男の子同士の関係とかそういうものに対する憧憬で、
それの理想型を感じさせてくれたのがカスケードだったのです。
実際どうとか解らないし関係ない。こうありたい、と思う理想的な男の子集団像で。
男だったら、こんなバンドやりたかったなあって。
もう好きなバンドいないしライブ行かないかも、と思ってた7年前、
ライブに引き戻してくれたバンドでもあるし。



楽しかった、ありがとう。
こんなに長い間通い続けたバンド、他にない。




「楽しかったねえ!」と言い合いながら、今度は別の友達の家にお世話になったのでした。


 < 戻  INDEX  次 >


佐山葉月 [MAIL]