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小泉首相の靖国参拝

2005年11月04日(金)



小泉首相の靖国参拝・・・って10月17日のことで、
もう時事問題にしては、かなり前のこと。

ちょうど私がネットを休んでいる間のことだったから、
ここに書くのも遅れたけど、少しだけ記しておこう。

過去の靖国参拝との相違点は、
①平服(スーツ)
②本殿には行かないで拝殿のみ。
③一般人と同じように参道を歩く。
④お参りが神道形式ではない。
⑤記帳無し
⑥玉串料でなく私費で献花料。

このことは、当日朝からどのチャンネルを回しても繰り返しいい続けていた。
確かに日本国民には、
「今回は、今までと少しは違うんだ」
という印象が強かったかもしれない。

しかし、諸外国からみれば
「小泉首相が靖国参拝を行った」
事実はなんら変わらない。
特に首相の靖国参拝に強く反対している中国・韓国からすれば、
「行くか」「行かないか」が問題なだけである。

どこかのテレビ番組で
「SPなしでは無理だから、これが、小泉首相ができる最大限の妥協」と言っていたが、果たしてそうだろうか。
彼が今年も靖国参拝を行えば、中国・韓国から激しい抗議がきて、両国との関係が悪化する事は目に見えている。
そこまでして靖国参拝をしたいなら、SPなしで参拝するというぐらいの覚悟で行えばいいのである。


今両国民は、文化・スポーツを通じて、交流を図り相手国のことを理解しようとしているが、それを一国の代表である総理大臣が台無しにしているのである。

人間関係においても、自分のことを理解して欲しいのなら、それと同じように、相手のことを理解しようとしなくてはならない。
よく小泉首相は「靖国参拝を行う気持ちを理解して欲しい」と言うが、その前に中国・韓国の国民が靖国参拝に対する気持ちを理解しようとしているのだろうか。
「不戦の誓い」をしたいのなら、それは他にも手段はある。
わざわざ相手が嫌がることをしなくても、形に表さなくても、自分の心の中で戦争で亡くなった人に手を合わせ、「不戦の誓い」をすればいい。


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