rokoのNotebook

rokoのNotebook



雨女

2004年07月30日(金)


私が自分が「雨女」だと意識したのは、何時からだったか。

最初に意識させられたのは、子供が幼稚園時代にPTA会長をやった時。
その年の運動会は、大雨だった。
その日は延期して、翌週やったが、その日も朝から曇天、
昼には雨が降り出し、午後の競技は中止となった。
「秋の長雨」と言われるように、運動会シーズンは、わりと
雨が多い季節だから、それだけなら何とも思わなかっただろう。

続けてバザー。
「これぐらい降れば、諦めもつく」と変な風に副園長に慰められた程
朝から土砂降りの雨だった。
園長によれば、20回目のバザーで、これ程の雨は始めての経験との
ことだった。

極めつけは、卒園式。
3月下旬だというのに、卒園式が行われるか心配するほど朝から大雪だった。
卒園式では、PTA会長が卒園児の親の場合
「お別れの言葉」(答辞の親版)を読む。
「お別れの言葉」の最初は、決まりきった時候の挨拶。
どんな言葉だったかは忘れたが、書いてあった挨拶とは、まるで違う
天候だった。
幼稚園に残す答辞の方は、毛筆で書いてあるので、今更
書き換えるわけにいかないが、朝、大慌てで原稿のみを書き直した。
幼稚園の職員室に顔を出せば
「○○さん、雨女どころか雪女だってね」と先生方に口々に冷やかされた。

ここ近年、家族旅行とは別に旅行へ行くようになって、
「雨女」は拍車がかかった。
2泊すれば、1泊は必ず雨。
一昨年の京都・名古屋旅行。
京都は小雨程度で済んだが、名古屋には台風を運んでしまい、帰りの
新幹線が動くかどうか心配しなくてはならなかった。
韓国旅行も霧雨の続き、9月だというのに寒い日だった。
「昨日までは凄くお天気よかったのよ」と、現地のガイドさんが
言っていた。
私が帰国して、晴天が戻ってきたかは定かではないが・・・

昨年の熱海、今年春の浜松・名古屋旅行。
ともに同じ友人との旅行だったが、一泊は雨。
もう一日は晴れるのは、一緒に行った友達が「晴女」だから。
・・・とは、友達の言い分。

旅行ばかりではない。
一昨年の東京湾に唯一ある無人島で行われた「猿島プチオフ」
そして、今年春の「東京オフ会」
雨さえ降らなかったが、風の強い寒い日だった。

そして、8月初旬に行く予定の旅行。
「浜名湖花博」へ一緒に行く予定の友達から
「大雨だったら、花博見学は中止ネ」と、釘をさすメールが届いた(> <)

「雨女」にだって、一つぐらいいいことあるんだよ。
それは・・・相合傘が堂々とできるんだからネ。


 < 過去  INDEX  未来 >


roko [MAIL]

My追加