2002年08月02日(金)
司法制度改革によって、司法書士が簡易裁判所の訴訟代理人になれる事、そのために憲法の試験を押し付けれれた事は前述したけど、元々簡易裁判所の少額訴訟の70%以上が訴訟代理人(現在は弁護士)をつけない本人訴訟らしい。 しかも簡易裁判所では本人訴訟を歓迎して、定型の訴状用紙に書き込めば事は足りるし、職員もご丁寧に指導してくれるとの事。 確かに仕事が細かい上に、報酬も少ない少額訴訟を弁護士が嫌がるのも事実だけど、果たして司法書士の仕事が増えるのかというとチョッと疑問。 だって、自分で出来ちゃうなら、何も司法書士に頼まなくてもやっちゃう様な気がする。まして、この不景気の世の中、払わないで済むものなら1円だって払いたくないと思うのが人情じゃないかな?
司法試験の合格人数が1200人に増加されているにも拘らず(これからもっと多くなるでしょう)、司法書士の合格者の人数は相変わらず600〜700人。司法大学院制度が始まれば、それに漏れた人たちによって受験者数はもっと増加するだろうし…
法務省って何か司法書士になろうとしている人たちの首締めてません?
一度の資格試験で見事合格!ってなればいいけど、一応法学部じゃないとはいえ、大学卒業しているから、法科大学院に入りなおした方が早道…てことも有り得そう^^;
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