ディリー?闇鍋アラカルト
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2007年08月09日(木) 精神科領域について考える・・・2

食事に問題がある場合もあります。
「睡眠薬がなくては眠れない」と言ってた人がバランスの良い食事をしただけでよく眠ったという事もあります。ジャンクフードばっかり食べてると落ち着かない切れやすい人間になると聞いたことはありませんか?落ち着かない切れやすい人間は不眠だって起こしやすいですね。食べ物のせいかも知れないんですよ。でも、精神科医は食べ物のアドバイスをしない事が多いようです。落ち着かない・イライラする。食生活をチェックしましょう。不眠を訴える人は体を動かしていない人も多いようです。頭だけ疲労して体が疲労していない・・・つまり、バランスが悪いんですね。そうすると眠りにくいという事があります。こういう人には出来るだけ体を動かす方向で話し合います。また、一緒にダンスやブーメランなどで遊んだりという事もします。その体を動かすことがストレス解消や新たな興味や喜びに結びつくという事もあります。血行も良くします。
眠れない人には血行の悪い人も多いんですが、血行が悪いと「足が冷えて眠れない」というような事にもなりやすいですね。そういう場合には、俗にゴキブリ体操と言われる毛管運動・爪もみ療法・マッサージ・風呂などいろいろ役立つ方法があるし、血行を良くする食べ物についていろいろ教える事もあります。
ここで、血の巡りと体や心との関係を考えてみたいと思います。
血液は体を構成する栄養素を運び、老廃物を除去するにも必須です。ですから、血の流れが悪いという事は、体の全ての機能の調子に関係が有ることになります。また、心との関係では興奮した時に自律神経の交感神経が緊張し、毛細血管が収縮するので、血の流れは悪くなります。逆に落ち着いた気分の時には、副交感神経の働きが強くなり、血の流れが良くなります。ですから、気分を落ち着かせたい時には血の流れを良くする事も役立つのです。
血流が良い事は循環器系の病気と関連付けられて考える人が多いんですけど、
血液によってメンテナンスされる全ての臓器に関係が有ります。脳とも心とも関係が有ります。実際にお風呂に入ればゆったりした気持ちになれますよね。その時イライラや欝というのはどうなるでしょうか?軽減されるように思えます。

欝に就いてもう少しお話します。
欝になるには理由が有ると先ほど言いましたね。理由がないのに欝になる場合も有るかも知れませんが、理由に気付かず欝になるというのも考えられます。例えば脳内物質の問題で、低血糖状態による欝・セロトニン不足による欝なんてのは気付きにくいですね。セロトニン不足による欝の場合SSRI(ルボックス・パキシル等)が効果がありますね。これは少ないセロトニンを有効に使おうという薬です。でも、セロトニンの原料であるアミノ酸のトリプトファンを食べる方が少ないものを有効に使おうという戦略よりも優れていると思いませんか?トリプトファンはチーズや大豆やバナナに豊富に含まれて居ます。

一般的に脳内物質の問題が精神の不調の原因となるというのが現代の精神科医の見解ですが、脳内物質は当然口から取り入れるものに拠って形成されます。ですから、脳内物質の状態を改善する薬というのは口から取り入れたものがアンバランスである時にその過剰や不足を補う働きをします。でも、あくまでも人工的に作られたものですから、本来の物質とは違ってその作用は十分でもなく副作用もあります。そのことについては「こころの病は食事で治す(PHP新書)に書いてあります。その本には、医師が本来の物質(食べ物)ではなく薬を使う理由についても書いてありました。その理由というのは、本来の物質である食べ物では保険診療の点数にならないが薬なら点数になるという理由でした。脳内物質の問題は気付きにくい欝の原因なのですが、それにも方法はあるわけです。

これは気付きにくい欝にも手軽な効果的な方法が有り得るという一つの例です。そして、気付きにくい場合も、気付いているけれど言いたくない場合も、気付きたくない場合も有りますね。
原因がはっきりしていればその原因を改善することで、欝状態も改善します。
例えば、歯が痛くて欝なのだったら歯医者に行ったら改善されるでしょう。こういうのは鬱病なんて言いませんが。ですから、精神科に行くのはもっと気付きにくかったり、深刻だったり、複雑だったりするのです。例えばこの所、日本では毎年自殺者が3万人を超えています。これは景気の悪さと関係しているよです。3万人の全てではありませんが、生活が楽になれば欝にもならず死ななくても済む事もあると思います。でも、抗欝剤はお金を殖やしてはくれませんよね。
生活保護をもらって、精神障害2級だった人なんですが、生活保護だけじゃ苦しいと言って浮かない顔をしていたんですね。働けないし収入も増えないから、どうしようもないと本人は思い込んでいるんですね。でも、本人の生活を見ると、500mlペットボトルのお茶をコンビニで買って飲んでいたりするんですよ。コンビニで買うと147円。一日3本で、441円ですね。一ヶ月30日では13230円。これを2Lのボトルにするだけで半額くらいになりますし、コンビに出なくスーパーで買うと半額以下になります。自分でお茶の葉を買って淹れると更に安くなり、一ヶ月で1万円が簡単に浮いてしまいます。
また、「生活が厳しいと言ってる人に、私はよく訪ねてみるんですが「食費にどれくらい使ってるの?」と。その場合「4万5千円くらい」なんてすぐに答えが返ってくることは少なくて、「生活が苦しい」といってる割には家計簿などをつけて管理していないように思えます。一度つけてみると余計な出費を抑えるヒントが分かったりします。所で、食費なんですが「外食やコンビによりも自分で作れば安上がりかと思ってけど、材料の半端が出て、却って不経済だ。」なんて人も居ますが、やっぱり自分で作るほうが安上がりです。高くつくのは食生活の組み立て方を知らないからです。魚柄仁之助という人を知っていますか?「台所リストラ術(農文協)」「一ヶ月9000円の快適食生活(飛鳥新社)」なんて本を書いています。9000円じゃろくなものを作れないんじゃないかと思う人が居るかも知れませんが、そんな事は有りません。もっとも好みの問題も有りますし、技術やスキルの問題も有りますから、本を読んだら誰でもすぐに9000円とは行かないかもしれませんが、それでも魚柄さんのやり方でかなり安くなるのは確かです。しかも、結構バランスも取れておいしいので元気にもなります。また、私のHPの最初の記事が「おいしい!元気!安上がり!簡単!の食生活革命」ですから、その記事も参考にして下さいね。
今お話したのは、よりおいしく健康な食事を自分で作ることが経済的苦しさを救う事にもつながるという事についてです。外食の多い人は一食1000円を一日三度、一ヶ月じゃ90000円ですから、食費を合理的にする事がどれだけ経済的負担を減らせるか分かりますね。
経済的であるというだけじゃなく、脳内物質の改善や体の状態の改善も同時に出来てしまいます。
例えば25歳で体重80kg有った人が半年で55kgまで減らして、喜んだのも束の間、半年で85kgまで増えちゃったら、悲しいですね。食生活の組み立て方が分かっていればこんな事は起こりません。楽々ダイエットで、浮いた金で、海外旅行が出来てしまいます。
新聞で自殺したという記事を読むと貧困や病苦が原因だったりしますから、体の状態を立て直すためにも経済状態を立て直すためにも、食生活を見直すことがいかに重要かが分かっていただけると思います。
最初に紹介した過食の例では精神科医は食生活についてアドバイス出来ていませんでしたし、欝状態にもなっていましたし、お金にも困っていました。
体の状態が悪くて欝状態になる人は非常に多いんですが、この場合治れば欝も治ります。問題は治せない場合です。先ほど肥満の例を挙げましたが、ダイエットを試みた人の90%は三年後には元の体重に戻ってしまうというような統計を見た事があります。大抵の人が失敗しているわけです。ですから、健康にも元気にもなれません。でも、肥満を改善するのはやり方さえわかっていれば、そんなに難しくないんですよ。特別強い意志の力など、必要ではありません。最初に過食について話した時にも触れたんですが、必要なカロリー以上に食べ過ぎてしまうのは、ビタミン・ミネラル・酵素・必須脂肪酸などの不足という事が考えられます。ですから、バランスの良い食べ方をするだけで殆ど解決してしまう事が多いのです。後は激しい運動ではなく有酸素運動ですね。ダイエットだといって腕立て伏せや腹筋運動をする人が居ますが、それでは体重は減りません。筋肉がついて増えるでしょう。脂肪を燃やすのは軽い負荷の長時間運動で、微笑んで楽しく続けられるのが効果的なのです。

肥満者の多くがダイエットに失敗しているような事は特別な事ではなく、多くの成人病・慢性病にも言えます。
お医者さんが治せないから慢性病なんですけど、私はアトピー性皮膚炎の人には「あなたのお医者さんは細胞膜の原料が何かを教えてくれましたか?」などと質問します。「殆どの人が教えてもらった事はありません」という答えです。原料が不足じゃ丈夫な細胞膜は出来ないし、丈夫な皮膚も出来ないだろうということは考えてみれば当たり前のように思えるのですが・・・セメントや鉄筋が不足していたら、どんなビルが建つのか?というような事です。ですから、体調が悪くて、原因がよく分からず、医者に行っても対症療法ばかりで改善しているなんて思えない場合は、原料の問題じゃないか・メンテナンスの問題じゃないかと考えてみる事が有益です。私は、体調が悪い人にも、懐具合が寂しい人にも「おいしい!元気!安上がり!簡単!の食生活革命」を勧めます。高血圧や便秘や乾燥肌や懐具合が改善されるなら、少なくとも欝の一部は改善され、全体としても改善されるからです。
また、私は体調の悪い人には次のような質問もします。「ウンチの調子は?」「高血圧の意味を教えてもらった事はありますか?」「食べ物との関連ではどういうことを教えてもらいましたか?」このような質問をすると殆どの人が、そういう事を医者から教えてもらった事はないという返事です。私が質問したのは本当に基本的な事ですから、それを知らされていないという事は改善する余地が有るという事です。大体、毎日便秘や肩凝りや高血圧じゃ壮快にも楽しくもなりませんね。
ここで、成人病・慢性病について話すと時間が無くなってしまいますから高血圧だけを例にとって話します。
高血圧と診断されたら大抵「しょっぱいものを控えるように」と言われ、降圧剤を渡される事が多いのですけれど、私の場合は次のように言います。
「高血圧と言うのは毛細血管が縮こまったり、栄養状態の問題であったり何らかの理由で血の巡りが悪くなった場合に、体中に血を巡らせるようにと体が圧力を高めている状態です。ですから、薬で圧力を下げると、血管破裂のリスクは下げても、それで健康になるかどうか長生きに繋がるかどうかは分からないのです。実際に降圧剤で癌が増えたという統計も見た事があります。ですから、血管が縮こまっていたら血管を広げる工夫をします。副交感神経刺激の「爪もみ療法」やゴキブリ体操と言われる毛管運動、鍼・灸など、いろいろな方法があります。体のコリが血管を圧迫しているのには楽健法が効果的です。また、コレステロール値が高いようでしたら一日半個の生玉ねぎが効果的だと丸元さんの栄養学の本に書いていました。血栓が出来やすいようでしたら、DHA・EPA・α−リノレン酸が効果があります。荏胡麻油ドレッシングなんかいいですね。これは血液サラサラ効果もあります。
また、ナトリウムとカリウムの関係については先程話しましたね。更に、タウリンやペクチンも高血圧改善効果があります。タウリンはイカや貝類に、ペクチンはりんごやバナナに多く含まれます・・・などと言って運動のやり方や食生活の組み立て方を話します。ですから、それだけで、かなり時間を掛ける事になります。でも、早い人なら一時間もしないで30くらい簡単に下がります。
これで血圧の薬を飲まなくてよくなりますから、欝のねたが一つ減ることになりますね。体調と気分は密接に繋がっていますから欝で体調が悪いなら、体調を整える事を心がけて下さい。体調が良くなればそれだけでも気分は良くなるのは当然と言えるでしょう。でも、精神科の医者は高血圧や便秘やアトピーの改善の指導はまずやらないですね。

次に体調が悪くないのに欝の場合について話します。
これもいろんな場合がありますね。
仕事が楽しくないと欝になるかも知れませんね。せめて、仕事以外の時間が楽しく過ごせればいいんですけどね。上司にいじめられるという事もあるかも知れません。ノルマがきついかも知れません。
大人の場合は仕事が問題になる事が多いんですけど、子供の場合には学校ですね。学校でいじめに会えば学校に行きたくなくなりますね。勉強がつまらない場合も行きたくなくなりますね。せめて、クラブ活動でも楽しければいいんですけどね。成績が悪ければ親がいい顔しませんね。学校で楽しくない、家では親がいい顔しないという場合、楽しい毎日は過ごせそうにありませんね。こういう子供はどうなると思いますか?ぐれるかも知れませんね。不登校になるかも知れませんね。引きこもりになるかも知れませんね。欝にもなりますね。また、子供がこういう状態だと、親も楽しくないですね。欝にもなりますね。20年程前は、学校に行かない子供は登校拒否児と呼ばれ、精神科に行かされる事が多かったんです。その子の精神の問題であるより、学校の問題の方が大きいのですけどね。そんな子がフリースクールには喜んで通ったりするんですよ。学校がその子に合わせられれば、問題は解消するんです。合わせられない学校に無理に合わせようとするから、問題が起きるのです。
学校にも仕事にも行かなくても良い筈の奥さんという身分だって、楽しく生きていられるかどうかは分かりませんね。料理と掃除と洗濯の毎日に飽き飽きして、ついつい昼間からキッチンドリンクという事もあるかも知れませんね。旦那にもっと相手して欲しいのに、旦那は仕事の虫なんて事もあるかも知れないし、逆に、一向にうだつの上がらない夫に嫌気がさすなんて事もあるかも知れません。
欝のねたは、それこそいっぱい有って、解決不能なものも有りますが、中には解決可能なものもあります。
例えば、仕事や学校が楽しいものに変わるなら、仕事や学校が欝の原因になりませんね。家庭が楽しければ尚良いですね。転校や転職によって改善される事も多いんですよ。でも、転校も転職も簡単に出来るわけでもないですね。
移った先の仕事場や学校が以前の場所よりもその人にふさわしいかどうかも分かりません。でも、とにかく、学校や仕事場が楽しい雰囲気なら欝になる理由はだいぶ減ります。家庭が楽しければもっと減ります。生活が楽しい、面白い、生き甲斐を感じられる・・・という状態なら、欝になる理由はあまり無いはずですね。
対人恐怖だって引きこもりだって、外に付き合って楽しい人が居れば、引きこもる理由は無くなります。
対人恐怖菌や引きこもりウィルスに犯されているわけでは有りません。
では、どうすればもっと楽しくなるのでしょうか?考えて見ましょう。抗欝剤を飲めば楽しくなるものでしょうか?
実際に欝になっている人と付き合ってみると、苦しみの内容はいろいろ違っていても、共通している事がいくつか有ります。
例えば、親子のコミュニケーションが良くないとか、何でも話し合える友人が居ないとか、楽しくなれる趣味を持っていないとか、非常に思い込みが激しいとか、完璧主義者であるとか・・・いろいろ有りますが、特に有り触れているのがコミュニケーション障害です。親と子のコミュニケーションがうまく行かないとか、夫婦や恋人ですれ違っているとか、コミュニケーション障害の形もいろいろです。国会のやり取りあたりでもそうですね。やり取りを聞いていると、話し合おう、理解しようという姿勢が無く、話が噛み合わない事が非常に多いですね。言葉の使い方も誤魔化しが多いですね。学歴も地位もお金も有る人たちがこのような状態なのですから、会社や学校や家庭でも、コミュニケーション障害は有り触れています。例えば、「いじめ」なんですけど、コミュニケーションが良好な所で、いじめと言う事は起こるでしょうか?「いじめ」が発生するのはコミュニケーション障害の場です。「いじめによる自殺」が起こったりすると、校長談話で「人の命の大切さは教えてきましたし、いじめがいけない事である事も教えて来ましたが、今回このような事になって残念です。今後このような事の無いように、一層指導に力を入れたいと思います。」などという内容が新聞に載ったりしますが、「人の命の大切さ」を言葉で教えられるものでしょうか?「いじめはいけない事」と教えれば、「そうか、いじめはいけない事だったんですね。知りませんでした。これからはいじめないように気をつけます。」とでも言うでしょうか?言葉で教えるのが意味を持たない場合もあります。
先程、コミュニケーション良好な所で「いじめ」は発生しないと言いました。これは分かりますね。「僕、殴られるの嫌だよ。」と言って「そうだよなあ、じゃあ、殴らないよ。」という事になれば、「いじめ」になりっこないですね。でも、いじめが起こっている現場ではそうじゃないですね。いじめられる側は大変だし、その悩みを話せない場合が殆どです。いじめる側の人間にしても、幸せというわけじゃないですね。いつか誰かに復讐されるかも知れないし、告げ口されるかも知れないし、それに、いじめる人間もまた、誰かにいじめられている人間だったり、そんな経験のある人間です。こういう人間に「いじめる事は悪い事だ。」と教える事が役に立つでしょうか?
いじめる人間が幸せじゃないというのは分かりますね。では、自分がそんないじめる人間であると想像してみましょう。いじめをする自分は他人から信頼されているでしょうか?何でも話せる友人はいるでしょうか?なぜ誰かをいじめようとする気が起きるのでしょうか?いじめをする自分はどのような気持ちなのでしょうか?こういう状態をずうっとやり続けていたいと感じているでしょうか?
いじめっ子は普段ゆっくりと自分の心を内省するというような事は滅多にしないと思います。ですから、自分がいじめっ子になったつもりで内省するというのは通常は起こりにくい事を想像するわけですね。いじめっ子に内省する習慣があるなら、いじめっ子の道を歩まなかったのではないかと思ったりします。決して居心地の良い状態とは言えませんよね。もっと居心地の良い有り方、すっきりする有り方について、誰かが伝えてあげる事は可能でしょうか?ここで皆さんの意見を聞かせて下さい。
・・・・・・・・・・・・参加者との応答・・・・・・・・・・

「いじめはいけない事だからやっちゃいけない」という指導と比べると、どのように違っているでしょう?


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