問わず語り

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問わず語り
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2002年08月12日(月)　　　　軌跡

想いがふくらむ
伝えずにはいられないほど
涙がひとりでに溢れてしまうほど

そして言葉にして相手に解き放つ
相手の心に想いが響く
そして受け入れられたとき
この上もなく満たされる

それなのに
心はどんどん近づきたがる
例えばその名を知りたがり
名を知れば呼びかけたくなり
声に触れたいと思う
ありとあらゆる情報を
自分の中に刻み込みたくなる
誰よりも誰よりも。。。

気が付けば想いに囚われて
自分自身を見失っていたりする

抑制しているのかも
葛藤しているのかも
自分の素直な欲望を叶えたい気持ちと
相手の望むようにしたいという気持ち
その狭間で揺れているうちに
どちらにも傾けずに壊れはじめる
告げたい言葉は真っ直ぐに声にならない

「心が疲れているんだよ。おやすみ。大丈夫だよ」
彼はそう言った。。。
今なら距離をおくことが必要だったこと理解できるけど
あの頃のあたしは離れるのが怖くて
自分を殺すことしか出来なかった

自分自身を見失ったままで
誰の目で大切な人を分かれるの？？
守れないばかりか傷つけてしまうだけ

一番大切にするべきは自分自身なんだよ
それが基本。。。

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なつき

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