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なんであんなに急いていたのか 何かに追い立てられるように 絶えず落ち着かずそして怯えていた 充足感を知るたびに不足感が強くなる 1行1句を忘れないように もらったコトバは全て保存していたし 贈られたものはカバーをかけて 時間を止めるが如く封じ込めた まだ手元に残るあれらのモノを そろそろ手放してもいいような気がした 思い出は記憶の中に 覚えていなくても何かが蓄積されているから 大切なものに気付けなかったあの頃 大切だったはずの人に 心開けずにいたあの頃 眠れぬ夜を越えて迎える朝を 何度も繰り返していた 大げさかもしれないけれど 今でも思う 奇跡の生還 生まれ変わってる。。。気がするよ |