伊賀忍者の末裔である私の得意技は、「雲隠れ」の術です。 都合が悪くなると、「そ〜」、と消えてしまうの。 でも、今日は初めて「分身の術」に挑戦してみました。
○△大学にある○×研究棟には、100個以上の研究室がありますので ひとたび、この建物の配達を始めたら、2時間はかかってしまいます。 しかし、その他にも午前指定の荷物はたくさんありますので 困っています。
「なんとか、せねば。ねば、ねば〜」と考えながら「伊賀忍法秘伝書」を 読んでいた時、私の目に飛び込んできた「秘儀・分身の術」の文字・・。
さっそく、今日挑戦してみました。 「む、む、む!秘儀、ブ・ン・シ〜〜ン!!」 「分身君、しばらくおさらばじゃ!2時間後にまた会おう!」
そして、分身君を残し、私は残りの配達を大急ぎで済ませて、 再び○×研究棟に戻ってきました。 「分身君、ご苦労さん。まぁ、一服してくれたまえ」
使えるよ、この術。もちろん、コーヒーは私の奢りだよ。
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