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■ とりあえず英語で語りかけ、がいいのかなぁ…
娘が今週初め、「わっちゅうねー」と話しかけてきた。炊事中だし何のことかわからなくて「な〜に〜?」と言ってみる。 「わっちゅうねー」「ん?」「わっちゅうねー!」「何?」「わっちゅうねー!!」「え〜なに〜?」「わっちゅうね…」「だから何っ!はっきりゆっくり言って!!」
ビエ〜〜っ!!!
泣かせてしまった。 「わっちゅうねー」の意味に気がついたのは、それから何時間か経って『おかあさんといっしょ』の流れで『英語であそぼ』になり、娘が画面を指差して「先生(娘は外国人のことをそう言う)だ!わっちゅうねー」と言ったときだった。この番組、子供に名前を聞くコーナーがあるんだよね。 最近急に娘が英語に興味を持ち出した。1歳くらいのとき海外の幼児番組ビデオをダンナが「変なキャラがいるよ」と買ってきて以来、娘は日本の幼児ビデオにはない派手な動きと音に心奪われちゃったわけ。 私は、日本語が先!今は英語のリズムを聞き流すだけでいいのだ…と思っていて、特別ビデオで言っていることの意味を教えたりもしてこなかった。当然娘も意味を知らないまま掛け声や踊りをマネするに留まっていた。つい先週までは。
私自身、大人になってから英語の勉強に目覚めて、まずはリスニングからだと一時猛勉強したけど、しばらく「英語を聞く→頭の中で日本語に転換→理解」のクセを取るのに苦労した。今でこそ英語の専門家が「こういうクセがあるから日本人の英会話は上達しない」なんてあちこちで言っているけど、私が中学高校のときそんなこと言う人に会ったことなかったしね。英文和訳が英語学習のメインだったんだから。 私のようにわざわざ悪癖を身につけないように、私は娘には最初から英語をダイレクトに理解する方法でいってほしいんだよね。両親の転勤とかでいきなり海外で学校生活を送るようになった子供の話を読むと、ああ理想だ…と思う。いちいち通訳してくれる人はいなくて、友達同士の会話から学ぶしかないっていう過酷な環境なんだけどね。 問題はそれを日本でどうやるかってこと。昨年見学に行った幼児英語学校ではほぼ私の思った通りの方法が取られていた。ひたすら外国人教師が2歳児に英語で話しかけ。そしてほぼ全員がポカーン。でも2年目の3歳児クラスではほとんどの子が多少の発信ができるようになっていた。 結局その時点では空きがないというのと、たまたま見学したときの教師の子供への接し方に疑問があって入学には至らなかったのだけど。でももし仮にそうでなかった場合に問題になるのは、高い授業料を払って1年間ポカーンの時期を耐えられるかってことだよね。もちろん私がね。 最近多い日本人と外国人のダブル教師がウリの学校っていうのは、要するに通訳つきの授業ってこと。多分子供は帰ってきてすぐにその日のフレーズを言ってくれるんだろうなぁ。授業料払い甲斐があるだろうなぁ…でもそれでいいのかな…子供は大人と脳の構造が違って日本語で転換するクセがつかないとか…? もう子供と英語のことでは常にそういう風に考えがまとまらず、でも結局いつも最初に書いたところに落ち着いていた私。 だけど実際に娘が英語に興味を持ち出して、子供事典の英語のページを読んでくれと頻繁に言い出したり、『えいごりあん』を真剣に見て、自分が聞いたことのある「あいむそーいー」「ぐっばーい」「しーゆー」「たんきゅー」が出てくると喜んで復唱しだしたりすると、とうとう本気でやり方をはっきり決めなくてはならない時期にきたんだなぁと焦ったりして。 「英語に関して親が過剰な手助けをしない」というのは唯一決まってることで、同じような考えの人が書いたものをネットで発見すると非常に勇気づけられる。それが海外在住の方だったりすると、やっぱ間違ってない!なんて具合に強気に! だけどなぁ、ウチの場合は日本国内で日常的に英語に触れる環境にないわけだからね。手助けしない=せっかくの子供の興味を逃す、ってことにならないよう新たな方法が必要なのは確かなんだよね。 高い英語教室の年間授業料が夏休みハワイ親子短期留学の料金とほぼ同じ…と気付いて気持ちが揺れたり、でもそれって親子「3人で」じゃないよねと正気に戻ったり。第一今の時点で子供の英語にお金を使うなんて…いつ決まったんだよ? 文章に表れている通り、頭がグルッグルの私。
2003年03月13日(木)
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