戯言。
2006年07月11日(火) 何故そーなる。

「おっおっ、王子ーーー!!」
ばたばたばた
「どうしたの、カイル?」
「見てくださいよこれ!」
「....歯がどうしたの?」
「よぉーーーく見てください」
口びろーって開ける。
「うーん....これって牙、だよね?」
「そうなんですよ!なんでなんだろー」
おろおろおろおろ
「牙、ってことはカイル、吸血鬼になっちゃったの?」
「それがわからないんですよー。通りすがりのジーンさんには[あら、随分思い切ったイメージチェンジされたのね]って言われたし」
「でも、これ(牙)が無ければいつものカイルだよね」
「そうなんですよねー。見ただけじゃ分からないはずなんですけど、言ったのがジーンさんなだけに、なんかヤな予感が」
「....そうだね」
「それに、ですね」
「他にも何かあるの?」
「今、オレの目って何色ですか?」
「青、だけど」
しゃーっ(カーテン閉める音)
「じゃあ、今は?」
「....!赤、だね」
「牙があって、暗いところで赤く光る目、といったら」
「やっぱり吸血鬼、じゃないかな」
「どうしよう、オレやっぱりヒトじゃなくなっちゃってるんですよ....王子も姫様もサイアリーズ様もミアキス殿もみんな先に死んじゃって、オレだけ一人取り残されるんですー!」
うわーん
「カイル....じゃあ僕も吸血鬼になるよ。それなら寂しくないでしょ?」
「王子?」
「僕だってカイルと離れ離れになるの嫌だから」
「おっ、王子ーーっ!!!」
がばっ


最近吸血鬼ブームなんで、かいねぎもやってみようと思ったのですが。
何故こんな平和な話になってしまったのでせうか。。。
菊リョなんか目じゃないお花ちゃんコンビになってしまいました。
いやいやいやおバカちゃんコンビ?(爆
まーこんなのもありか?
あ、でもこれがうちのかいねぎでは無い、と思われ。
もちっとオトナですよーカイルさん(ほんとか?


「成歩堂」
「あ、御剣。何?」
「突然だが、私は吸血鬼になったらしい」
「は?」
「驚くのも無理は無いが、残念ながら事実だ」
「証拠は?」
「この牙と...瞳だ」
「い、異議あり!人間が突然吸血鬼になるなんて、ありえないよ」
「私もそう思ったのだが、どう考えてもそうとしか思えないのだ」
「日の光は?」
「少しばかり眩しいとは思ったが、問題無い」
「十字架は?」
「大丈夫だ」
「ニンニクは?聖水は?」
「それはまだ試していないな」
「じ、じゃあ血は?吸いたいのか?」
「いや、特には。だが、君の血液なら欲しいような気もするが」
「物騒なことサラッと言うなよ....で、どうするんだ?」
「まあ今のところ大して支障は無いので、現状維持だな」
「ふーん....お前も次から次へと大変だな」
「ああ、全くだ」

ミツナルはミツナルでどーなのって....ねぇ。
こんなにフツーに受け入れちゃってどーすんのよミタン。

というか終わってるのは自分の脳だわな....


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