戯言。
2005年09月14日(水)  まずいな....。

100Qで出てきたムソ的RPGが加熱してきた。
というかムソ熱否曹丕熱が..............orz

あーどうしよう、ますます跡宍が遠くなっていく。
いやね、書けと言われれば書けると思うのよ。
でも自分的に"これだっ!"て思えるモノじゃなさそうな気がする。
ったくここまでムソで萌えるとは思わなかったよ。

*****
※激パラレル設定かつ曹操悪者かつ趙丕系・アレルギー注意


北の離宮には、魏王の次男が軟禁されている。
2年前、突如父王の命で離宮に移され、その周囲は厳重に張られた結界で封じられているという。


「子桓様、今日は如何なさいますか?」
「そうだな....たまには外で昼寝でもするか?」
「では敷布と軽食を用意させておきます」
「ああ、頼む」

北の離宮に遠ざけられている....筈の主従は、そんな事を気にも止めず、好きなように暮らしていた。

「いい風だ」

目を細めて空を見上げ、曹丕が呟く。

「ええ、本当に」

その横で王宮から届く書簡を眺める趙雲も同意した。
本来は彼の主である曹丕が読むべきものだが、曹丕は王都を遠ざかって以来....否その前から政治や国の現状に全く興味を示さない。
その代りに、夥しい量の書物が日々この離宮に運び込まれる。
政治には無関心だが、彼はかなりの読書家で知識の吸収は趣味の一環でもあり、その知識量は国政の中枢にある官僚達にも劣らないだろう。
その出自さえ違えば、曹丕は彼の才を振るうことが出来たかもしれない。
そして、その出自故に彼はこの様な辺境で生涯を過ごすことになったのだ。

興味深そうに書簡を眺めていた、趙雲の顔が翳る。

「何か悪い報せでもあったか」

些細な変化を見逃すこともなく、曹丕は身を起こし、趙雲が持つ書簡を覗き込んだ。

「....またか」
「まだお若い方だった様です」
「若さ故に国を思い、自らが戴く王の過ちを見過ごせなかったか」
「....痛ましいことです」

ここ数月の間に、曹操は自らに諫言した官僚を何人も処刑していた。
その中にはかつて曹丕が教えを受けた尚書も含まれている。
処刑された者達はいずれも良識ある者ばかりで、曹操自らが願って迎え入れた者達であった。
その官僚を次々と処刑していく最近の曹操の方向性は明らかにおかしかった。

「近頃は元譲殿の進言にも耳を貸さないらしい。あの兄上さえも父の決定に異を唱えぬと聞いた」
「曹昂様まで....一体何が起こっているのでしょうか」
「分からない。だが、ここ最近感じる負の波動と関係があるやもしれぬな」

曹丕は幼い頃から、常人には感じ取れない大気の声を聞き取ることができた。
その力は成長するにつれ増し、成人した今では精霊と呼ばれる存在とも心を通じることが出来る。
それを知るのは彼の母と趙雲だけであった。

「負の波動....ですか?」
「風が鳴いている。悪しきものが甦った、と」
「....」
「だが、私はこのまま過ごすだけだ。流石の私もこの結界は解けぬ」
「媒介は貴方様の母上....でしたね」
「そうだ。無理に解けば母が死ぬ。思えばあの時から既に父は道を踏み外していたのだろうな」
「........そうですね」

沈痛な面持ちの趙雲を見やり、宥めるようにその肩にそっと手を置いた。
その気遣いに応えるように、趙雲は傍に置いてあった茶器を取り出し用意を始めた。

「今日は桂花茶です。いい香りでしょう?」
「....そうだな。それにしても、天下の趙将軍に茶坊主の様な真似をさせていると知れば、まず間違いなく元譲殿にどやされるだろうな」
「大丈夫です、私が茶を淹れるのは子桓様の前だけですから」
「ふむ....私が黙っていれば露見することは無い、と」
「その通りです」

そう軽口を叩き、笑い合う。
美味しい茶を手に、持ってきた軽食を広げて会話を楽しむ。
先日取り寄せた書物に話題が移ったところで、双方の表情が硬くなった。

「....まったく、面倒な」
「子桓様、私の後ろへ」
「大丈夫だ。あれには敵意が無い」

前へ出ようとした趙雲を制し、無表情で前を見る曹丕の前には、紫を基調とした装束を纏う男が立っていた。

*****

みたいな?
別に趙丕のつもりじゃないんだけどね。
このスタンスが基本なんだけど、これってやっぱカプなの?


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