戯言。
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2005年08月20日(土) 買うんじゃなかったような....。
エージェント跡べーの参考資料として、バイオ4解体新書を購入した。
ああそうさまだ書くこと諦めて無いさ!
で、軽〜く流し読みしたんだけど、エピローグ読んで凹んだ....
てっきりエイダの事は過去だと割り切って前向きに進むんだと思ってたのになんだよ全然エイダ大好きじゃないのよ!!!
....つーワケで俺はこれを読まなかったことにして断固アシュリーとレオンをくっつけます。
マイナー上等、異端上等だ。
それを除けばなかなか参考になりそうな本だ。
イベントシーンは自分のプレイ録画したのがあるし、これで大体書けそうな気がする。
ただひとつ問題が。
趙雲&曹丕のネタが大炸裂中なの...............orz
まさか今更こんなに趙雲ブームがくるとは思わず、自分でも驚いている。
設定やら相関図やら、もうあれよこれよと湧いてきてメモが大変。
殿が曹操に可愛がられてなかったのはほぼ史実だと思うので、曹昂やら曹沖やら曹植やらは大事な兄弟だけどどこかで羨ましくもあり憎くもあっただろーな。
だからあんなに可愛げ無く育ったんだ!(ぉ
とりあえずトラウマその1は宛城だ。
*****
背中に矢を受け、曹操に馬を譲って曹昂はその場に残り死ぬ。
で、無事保護された曹操。
「子脩はどうした!まだ来ぬのか!」
「....殿、ご子息はもう」
「分かっておる。分かっておるが....」
で、届けられた曹昂の遺体。
その傍らに膝をつき、顔にかかる髪を払う曹操。
「儂が愚かなばかりに、お前をこのような姿に....許せ、子脩よ」
上半身を抱き寄せ、悲嘆にくれる。
そこに近づく曹丕(10歳)。
早いうちに城外に出されていたので、無事だった。
「父上」
「....子桓か」
「兄上は、」
「子脩は死んだ。儂を逃がそうと己の馬を譲り渡して、な」
「....そう、ですか」
暫し無言。
「子桓よ、子脩亡き今お前が曹孟徳の長子となった」
「....はい」
「嬉しいか、子桓よ」
「父上、私は」
「何故子脩なのだ!何故お前でなく子脩が死なねばならん!」
「........っ!」
「なあ、子脩よ。お前ならば立派にこの曹孟徳の後を継いだであろうに....」
曹操はそのまま曹昂の亡骸を離さずに嘆いている。
曹丕はその場から動けない。
「孟徳!」
知らせを聞いて駆けつけた惇兄。
曹丕には目もくれず、曹操に一直線。
最終的には曹操>曹丕な御仁なもので。
「夏候惇よ、子脩が....儂の唯一の世継が死んだ、儂を逃がす為に。それだけでなく、悪来までも失った。儂が愚かなばかりに」
「孟徳....」
「何故子脩が死なねばならん!我が子ならまだ他にもいたのに、何故子脩が....!」
「落ち着け、孟徳。お前の気持ちは分かるが、まずは城に戻ろう」
取り乱す曹操を宥める夏候惇。
その場に立ち尽くしていた曹丕は、意を決して踵を返す。
誰もそれに気付かない。
「誰が何を言おうと、私は生きている」
半ば自分に言い聞かせる様に呟き、手を血が滲む程きつく握り締めて歩き続ける。
一歩進む毎に、その顔からは表情が消え去っていく。
そして、曹丕の不在に気付いた夏候惇が彼を見つけた時。
その時にはもう曹丕の顔からは幼さも、時おり見せた柔らかい笑顔もすべて失われていたのだった。
*****
みたいなトラウマー。
大事な大事な世継を目の前で失い、もう一人のぶっちゃけ大して可愛がってもいない息子が無事で生きてたら曹操もこんなこと言ったかも。
言った方はその場の勢いでも、言われた方はたまったもんじゃない。
それも10歳の子供で、父親に言われたら....ねぇ。
ま、曹丕を中心にしたネタだからこうなるんだけど。
趙雲、癒してやれよ。
....でもトラウマその2はお前に原因があるんだがな....★