戯言。
2004年06月24日(木)  跡部様の除霊大作戦(大ウソ

※鳳宍スキーさんはほんとご注意!



さて、アニプリで合宿してますね〜
長太郎、ここぞとばかりに憑いてますね〜
宍戸さん、完ッ全に憑かれてますね〜
跡部様、間違いなくキレますね〜

という訳で跡宍ネタを捏造してみました。


【コンセプト】
最初と最後の挨拶は大事だよな。

【注】
・宍戸さんは朝に弱い設定

【Scene01:朝】※2日目

長太郎、宍戸さんの寝顔をニヤついて眺めている。
宍戸さんまだ就寝中。
いい加減起きないといかん時間が迫ってきたので長太郎が起こしにかかる。
が、宍戸さん手強くてなかなか起きない。反応無し。
どうしたものか、と思い困っていたら。
携帯が鳴り、宍戸さんもそもそと手だけ出して取る。

「ん....」
『ん、じゃねぇよバーカ、いい加減起きやがれ』
「........もう朝か?」
『朝も朝、早くしねぇと朝メシ食いっぱぐれるぜ?』
「....そりゃ、マズいな」
『ああ、だからさっさと布団から出ろ』
「ん、分かった」
『遅れんじゃねぇぞ』
「おうよ....あ、それと」
『なんだ?』
「おはよう」
『....ああ、おはよう』

「誰からですか?」
「?!」
「あ、驚かせちゃいましたか?」
「い、いや寝起きでちょっと....な」
「でも凄いですね、電話で起きるなんて。俺があれだけ起こしても駄目だったのに」
「ああ、良く言われる。まぁ、毎日起こされてるから慣れたのかもな」
「毎日....」
「....っ!」
※しまった、口をすべらせた!とわたわた
「そんなに照れなくてもいいですよ、宍戸さん。俺は兄弟いないんで、羨ましいです」
※言うまでも無く兄貴だと勘違いしてます
「.....そ、そうか?」
「はい。さて、いい加減行かないと遅刻しますよ?」
「そうだな」
「宍戸さん」
「ん?」
「おはようございます」
「おう」
※長太郎にはおはよう、って返さないのがミソ


前振り終了。


【Scene02:夜】※2日目

部屋でくつろいでいる。
おもむろに宍戸さん、電話かけ始める。

『俺だ』
「あ、俺」
『どうした?』
「や、別にどうってことはないけど」
『俺様の声が聞きたくなったか?』
「........バーカ、言ってろよ」
『フッ、まあいい。今日はどうだった?』
「そうだな....まあ、普通じゃねえ?自主トレだったから、適当に打って終わり」
『鳳と、か?』
「あ、ああ、まあ....な。そっちは?」
『別にこっちもいつも通りだよ....見てたんだろ?』
「まあな....遠くからだけど」
『まったく、忍足の野郎バカやりやがって』
「どんな?」
『どんなもこんなもねぇよ....六角の天根と漫才テニスしやがった』
「はは、そりゃ見ものだったな」
『冗談じゃねぇ、いい恥さらしだ』
「まあそう怒るなって」

「宍戸さん」
「なんだ?長太郎」
『どうした?』
「ああ、ちょっと待っててくれね?」
『分かった....(宍戸さんに聞こえないように)チッ、鳳の野郎....』
「で、どうした?」
「ああ、いえ....もう消灯の時間なので」
「もうそんな時間か、分かった」
「....じゃあ、電気消しますよ?」
「ああ、いいぜ」
「それにしても仲、いいですね」
「....!悪ぃ、うるさかったか?」
「違いますよ、大丈夫です。でもほんとに羨ましいです」
「何が?」
「毎日、最初と最後に宍戸さんと挨拶するんですよね」
「....ああ、まあそうだけど、それがどうかしたか?」
「........いえ、何でもありません。じゃ、おやすみなさい」
「おう、また明日な」
※相変わらずおやすみを言ってもらえない長太郎(笑

宍戸さんベッドの中で小声。

「悪い、待たせた」
『ほんとにな』
「だから悪かったって....」
『分かってるよ、もう消灯の時間だしな』
「あれ、そっちは?」
『とっくに終わってるよ、当然だろ?』
「チッ....」
『それより明日も寝過ごすんじゃねぇぞ』
「分かってるって」
『それが信用ならねぇんだよ』
「....言い返せないのがむかつく」
『クッ、言ってろ、バーカ』
「....もう寝ろよ、明日も起こしてくれんだろ?」
『ああ、任せろ。....じゃあな、亮。おやすみ』
「ああ、おやすみ」


ヤダヤダ、仲良すぎ!(ぉ


【Scene03:朝】※3日目

例によって宍戸さん寝てます。
頑張ってはみたけど長太郎には起こせません。

「俺じゃやっぱり勝てないのかな....」
※しつこいようですが兄貴だと思ってます

ほぼ同時にノック。

「はい?....跡部さん?!」
「よう、鳳。宍戸は?」
「まだ寝てますよ(ヤな奴が来たな....」
「あぁん?」
「いくら起こしても反応しないんです。そうだ、跡部さんも手伝ってくれませんか?(絶対起きないだろうけどね....」
※長太郎は兄貴じゃないと起こせないと思ってるので嫌がらせのつもり
「俺様が?ま、いいぜ」
「助かります。毎朝聞いてる声じゃないと駄目らしくて(にっこり」
「へーえ....そりゃ手強いな(にやり」
※確信犯です跡べー(笑
「そうなんですよ」
「ったく、仕方ねぇな....おい宍戸」
「....ん?」
「いい加減起きやがれ」
「........あと5分」
「...............え?」※長太郎
「あと5分、じゃねぇよバーカ。今何時だと思ってんだ?」
「....あれ、もう朝?」
「朝に決まってんだろ....ったく、俺様が直々に起こしに来てやってるんだ、無駄な抵抗なんざしてねぇでさっさと起きろ」

宍戸さん、がばっと起き上がる。

「....!け...跡部?!」
「どうだ、声だけより効くだろ?(にやり」
「.....................効きすぎ。おはよ」
「ああ、おはよう」

この辺りで跡部様にぽてっともたれかかってくれたらさらに萌え。

「....し、ししし、宍戸さんっ!?」
「....なんだ、長太郎?」
「ま、毎朝起こしてくれる声って....ひょっとして」
「............!」
※顔真っ赤にしてしまった!で、跡部様の陰に隠れる。逆効果(笑
「ああ、そりゃ俺様だろうな(勝ち誇った笑み」
「な....!本当ですか?」
「....黙秘する」
「ほ、本当なんですね!?」
「....もういいだろう鳳、いい加減こいつ布団から引っ張り出さねぇと遅刻するからな」
「.................はい(嘘だ、跡部さんだったなんて!」
※燃え尽きる長太郎(笑
「ほらさっさと準備しろ、待っててやるから」
「.........おう」
「........................(宍戸さーーーん!」


実はScene03、コレが言いたかった訳だ。
個人的には先日述べた[宍戸さんが起こしにくるのを狸寝入りで待ってる跡部様]の方が好みだが、まあこういうのもいいかなぁ、と。
っていうかよくよく考えたらゲロ甘だなこいつら....はは。

最後に一応。
まさかいるとは思わんが事故で読んじゃった長太郎スキーさん及び鳳宍スキーさん、怒んないでね。


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