戯言。
2002年07月24日(水)  王子の憂鬱。

なんかふと思いついたので題名に採用。
でもうちの王子が憂鬱になるなんてコトあるんだろうか。
基本的にうちの王子は
天上天下唯我独尊
なお方ですから。
ま、つまりは前々回の日記参照、って感じ(爆)
白い王子もやっぱ自分の思ったとおりに動くと思う。
だって王子だから

とはいえ憂鬱な王子がいるとすればこんな感じ....?



「...............」

隊列の最後尾を行くレゴラスが、珍しく眉間に皺を寄せて
難しい顔をしていた。
いち早くそれに気付いたボロミアが声をかける。

「どうした、レゴラス。何か不審な点でもあったか?」

「いや、何でもないですよ」
「そうか、なら良いんだが。では先を急ごう」

そしてまた少しして。

「......................(ため息)」

相変わらずレゴラスは難しい顔をしたままで、先程より眉
間にきざまれた皺が深くなっていた。

「レゴラス、本当に大丈夫か?」
「大丈夫、と言いたいところなんだけれど、もう限界」

そう言うとレゴラスはつかつかと隊列の前方に行き、フロ
ドの隣に立った。

「レゴラス、どうしたの?」
「君と共に行けないことが辛いんだよ、フロド。私は列の
 最後で、君は前の方を歩いているでしょう?
 あそこからだと、君の後姿しか見えないから」

そう言ってフロドの頬をそっと包み込む。

「レゴラス.....」
(フロドの方は可愛らしく頬を染めていたりする)

「.............レゴラス、」
「何?アラゴルン」
「もういいだろう、元の位置に戻ってくれ」
(どうせ休憩の時はフロドを独占している癖に)

「...................了解」

そう言ってレゴラスは残念そうに後ろへ戻っていった。



コレ続きもあるにはあるんだけど、予測できちゃうから
ここで千切るか。
つかこの日記はいつから小ネタ披露場になったんだ?
(たぶん最初から)


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