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雨宮【MAIL

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裏の土地は広く見える?
2004年09月29日(水)

土地が幾らでもあるように見える田舎でも、隣家との境界線でもめることが珍しくないそうです。ましてや、隙間という隙間を埋め尽くすような街中ではなおさら。

下見に伺った際に、お客さんが裏の畑をさしながら言いました。
絶対に一歩たりとも、こっちの土地に入ってもらっては困ります。気をつけてくださいね
お風呂のある裏手側、お客さんの土地は家から約六十センチ、隣の畑との境には低い石積みが一段あるだけです。
ここで普通考えるのは

1.隣の地主さんが非常に煩い人で
  ちょっとでもゴミが落ちたり、植木の葉っぱが落ちても文句を言ってくる
2.以前にこの境界線のことで揉めた事があって、隣人との仲が険悪

と、まあこのあたりでしょう。
私も、「1かなあ、音とか埃に煩い人だと嫌だなあ」と少し憂鬱な気持ちで予想しておりました。
が、しかし。

翌日、ひょいと畑に現れたこの隣人さん
「なんだい、こっちの畑を歩いてくれたって構わないんだで。道具だって荷物だって、いくらでもこっちを使いましょ」
と言うではありませんか。

……(−◇−)はいい?

予想1・2はあっさり覆されたのでありました。

3.お客さんの方が実は偏屈
4.お隣さんが自分の土地を使ったても言いという=お客さんにしてみれば自分の土地が狭い、使いずらい事を指摘されているようで嫌な気持ちになる。
(これが業者が入るたびに繰り返されて、内心つもりつもったものがある)

いろいろ考えると怖くなってくるので、4を考えたあたりで止めました。
平穏に見える住宅街にも、裏では様々なドラマが……(やめれ





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