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■ 紡ぐ命を 鎮魂の祈りを
途切れとぎれに紡ぎ出す言葉が きみに届くことは二度とない それでもきっとあたしは 喉が裂けて血が流れたって 空を睨みつけて叫ぶのをやめないだろう
面影を探して伸ばしたこの手が きみに触れることは決してない 判っているからこそあたしは きみが其処にいた証を求めて 戻らない刻を遡ろうと必死で足掻くのだろう
突き付けられた宣告はあまりに無情すぎて 諦める暇すら与えてもらえない 問いかける術もなく 追いかける途もなく ただひたすら受け入れるべき事実を拒み 受け入れられない自分の弱さをも拒み
それを何度も何度も繰り返してはじめて 凍てついたまま動かぬ心を無理矢理こじあけ 何もかもを受け止める覚悟を決めるのだ
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今年は一生を添い遂げる約束をした大切な人との出会いがありました なにより大きな存在で 今まで出会った誰よりも大きな器を持っていて 彼を支えられるように生きていこうと 別れは一期一会や修羅場や仲違いなど数多くあり なかでも似非メンヘラと真性メンヘラの存在があまりにも強烈で いかに自分が痛々しい自己憐憫の世界に浸って悦に入っていたのか いかに自分が人を見る目を持っていなかったかを思い知ることとなりました
けれど つい先日知らされた 一生付き合っていけたはずの友人の死ほど悲愴な別れはありません なにもかも信じられないし信じたくもないけれど ただ冥福を祈り、彼の好きだったタバコを手向けてやろうとおもいます
倫理もクソもないけど 常識人ぶった三十路越えのキ××イこそ召されてほしかった かまってほしさに死にたいなどと口にするヤツや 亡き人にいつまでもぐずぐず執着して陶酔するようなヤツばかりが未だに生きている 世の中は不公平だな
年越しを気持ち良く迎えられたことが ここ2年ほどありません せめて今年は、と思っていたけど 随分早く逝ってしまった友人を思って慎ましく過ごします
それではまた来年。
2006年12月31日(日)
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