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■ 煙を喉の裏に灼きつける行為ですら
煙草なんて絶対吸わない、あんなもん吸ってたまるかと思っていたのに、ついに生まれてはじめて1本吸ってしまった。 ちょっとだけむせたけど、思っていたほどまずいモノじゃなかった。先輩に1本だけもらって吸ったから、今それは手元にないけど、もしかしたら自分で買って吸うようになってしまわないとも限らない。 煙草の煙は好きじゃないし、体にどんな害があるかもサークルの性質上よく知っている。百害あって一利なし、と言っても過言ではないとおもう。でも、どんなモノなのか興味はあった。あんなモノにはまる人が世の中にめさめさ多いのはどうしてなのかも、ちょっと知りたいと思っていた。 そして吸ってみた結果が、いきなり「もう1本いってみようかな」なんだから困る。もっともまだ吸ってはいないけど。 なんというか、もしあたしがもう1本吸ったりしたら、とりあえず軽いの一箱とライター用意して灰皿も買って、しっかり「喫煙」やっちゃうと思うんだ。 知識として知ってる自分や周りへの害についてを忘れてなどはいないのだけど。 次に吸ったらあたしはたぶん依存してしまう。きっと、よくわからないまま縋ってしまう。毎日持ち歩いたりしないまでも、夜になったら家で吸ってしまう。そしてそのうちバッグに忍ばせて持ち歩いてしまうんだ。そんな気が、そうなる気がしてならない。 依存できそうなモノならなんでも手にしてしまいそうで。 ネット、ケータイ、アルコール、次は煙草? …いや、きっとしない。もう吸わない。と、誓っておきたい。 そんなものに縋らないでいいくらい、気持ちをしっかりと強く持っておきたい。それはただ誰かに「あなたは強い人だから」と言われることとは別だけど。
2003年11月23日(日)
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