ミドルエイジのビジネスマン
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2009年02月21日(土) 楽しい週末の飲み会

週の初めから金曜日の飲み会の誘いをもらい、楽しみにしていた。久しぶりの飛び入りゲストも加わり、和気藹々(あいあい)の酒宴だった。

麻生太郎総理大臣や中川昭一財務大臣のふがいなさを肴に話が進んだが、参加者6人のうち、総裁の首を挿げ替えて、安定感のある自民党に引続き政権を担ってもらいたいという人が一人。今のままでは、あまりにひどすぎるので民主党に政権交代をさせるべきだという人が自分を入れて少なくとも3人だった。今選挙をすれば、自民党は大敗する。

確かに、麻生首相はひどすぎる。自民党を擁護する一票の人も、麻生さんは国民を守るという気概がまったくないと、あきれていた。なんでも先週だかテレビでやっていた映画(多分「ミッドナイトイーグル」)で、日本アルプス山中で北朝鮮の武装テロ組織と戦っていた部隊が守りきれないので、ナパーム段を投下して自分たちもろとも焼き払ってくれと要請してきた隊長の息子に向かって、総理大臣が「この顔がお父さんを殺した男の顔だ」と言いながら命令を下したという話をしていた。身近な人に犠牲を強いながらも、国民全体を守らねばならないリーダーの苦悩をそこに見たということであった。たしかに、麻生首相がそういう場面で悩むという姿は想像できない。

爪を噛む癖のあるような小心なくせに虚勢を張る男、ものごとが思うように行かなければすぐ人のせいにするような男、反論できない立場の人に見下した皮肉な口調で質問を投げかける安っぽい男をリーダーとして総理総裁に選んだ自民党国会議員の責任はあまりに重い。おそらく、あの人が長い年月をかけて総理大臣になるまでに、周りで泣かされた人が数え切れないくらいいたに違いない。


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