ミドルエイジのビジネスマン
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2008年09月20日(土) 午前3時に目覚めて

金曜日の夜も仕事帰りにプールに寄って5百メートル泳いできた。その後ビールを飲みながら夕食を食べると、ソファに寝転んでつまらないご当地推理ドラマをつけたまま寝てしまった。

途中で目が覚めて2階のベッドへ。暑くて午前1時くらいに着ているものを脱ぎ捨て、窓を開けて寝なおす。そうして3時過ぎに目が覚める。台風13号のもたらす雨の音と虫の声を聞きながら、泳いで火照った筋肉の心地良い疲労感に身を任せる。バルコニーの上に架かる大屋根は庇(ひさし)が深いので、かなり強い雨でも窓から吹き込んでこない。熱い手足を伸ばしたまま暗闇の中で耳を澄ましていると、いろいろあった出来事が思い出されてくる。この歳になると良いことも悪いこともない交ぜになって、一緒に押し寄せてくるのだ。

水泳の呼吸法にに開眼したとはしゃいでいた週の初めには異同前の職場の同僚のお父さんが亡くなった。まだ若くて、普通は亡くなるほどの年齢でもないから、友人はきっと割り切れないことだろう。通知には、香典弔問を辞退するとあった。どんな気持ちで断ったのだろうか。やはりお通夜に行こうかとちょっと考えたが、少し遠いこともあり、弔問は遠慮した。四十九日も過ぎた頃、少人数で飲みに行くというのはどうだ。

木曜日には、仕事の上で世話になった10歳ほど若い人達と飲んだ。彼らも転勤となり、天職と思っていた職種から慣れない業務に替わったという。喧嘩しながら一緒に仕事をやり、出張先の居酒屋で大きなシャコにびっくりしたり、食べても食べても底が見えてこない舟盛りに挑戦した昔話で盛り上がった。しかし彼らは働き盛りだ。お金はもらえるが、情熱のわかない仕事に満足するか、やはり天職の道を選ぶか。しばらくの猶予期間の後には10年先までの決断をしなくてはなるまい。

健康診断では、体重が昨年より1キロ減少、胴回りもメタボの基準となる85センチには達しなかった。2週間で十分な成果が上がり、当初の目的は達成した。さらに、多分できるだろうと思っていたが、途中で休まないで連続百メートル泳ぐことに成功した。面白いので、もうしばらく、できる限り今のペースでプールに通うことにしよう。


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