ミドルエイジのビジネスマン
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2006年08月17日(木) 松島遊覧(写真)

子供たちは何度も最愛の妻の実家に行ったのに、日本三景と謳(うた)われる松島を一度も見たことがないと言うので遊覧船に乗ってみることにした。塩釜から松島までかつて松尾芭蕉も旅をしたコースに乗るのがツウだという義父のアドバイスのとおりに行った。お天気もまずまずで、一応夏休みの家族サービスになったとお父さんは自己満足した。家族の幸福のためにはギックリ腰など蚊に喰われたようなものだ。ただし、塩釜のポートタワーはウラ寂れていて、抜本的な改革が必要だと思われた。

遊覧船の乗り場では、船を追って飛んでくるカモメにあげる餌を売っている。餌と言っても正真正銘のカッパえびせんだ。こんなのを毎日食べていたら、カモメが高血圧になってしまうのではないかと心配してしまうのだが、最愛の妻の父は、しょっぱい水を毎日飲んでいるので大丈夫だと断言する。はて、どっちが正しいのだろう。

人懐っこいカモメのために空に投げ上げてもいいが、その道のツウは手に持ったまま飛んでくるカモメに取らせる。カモメとしては飛びながら指の先のえびせんを咥えなければならないので、障害物がないほうがやりやすい。カモメから見て縦に何本も手が出ていると羽が引っかかる可能性があるので、奥の餌は取りにくい。かといって、船の真後ろから接近するのでは屋根に激突する可能性もある。したがって、最もカモメにとってキャッチしやすい場所は、舷側最後尾から上に伸ばされた手ということになる。実は、えびせんやり2度目のお父さんは、素早くその極意を披露し、他のお客さんから賞賛を浴びた。ただし、「上手よねえ」、「うまいなあ」という賛辞がお父さんに向けられたものか、カモメに対してのものだったのかは定かでない。



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