ミドルエイジのビジネスマン
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2005年10月23日(日) 火を噴くドライバー(いやいやゴルフ)

大部長はこの3週間ほど気分が優れず、なんとなく不機嫌だった。秋の「いやいやゴルフ」が次第に近づいてくるので、週末ごとに練習に行かねばと思いつつ、雨や用事にかこつけてはサボっていたからだ。ティアップして打つためのドライバーを買おう、買おうと思いつつ、何万円も出して効果がなかったら諦めきれないだろうな、などと迷っている間にもプレッシャーが高まり、結局本番前日の金曜日に買いに行った。

向かったお店は、会社から一番近いゴルフショップ、買ったのは店先に並んでいる名器(?)「アクシオン」4,980円だ。ちなみに、アクシオンは懇意にしているカプセルホテルと同じ名前。春のコンペで5年ぶりにコースに出て5千円のクラブでいきなり3位になった同僚のように、柳の下に2匹目のドジョウがいればいればいいな。

最近のゴルフクラブはヘッド(先端のボールにあたる部分)がやたら大きくて、しかもシャフトも長い。貼ってあるシールを見ると、これまで使ってきたものより2.25インチも長い。どうすっかなあ、と店の表でちょっと握ってみたりして迷っているとお店の人が胡散臭そうに表に出てきた。やばい、小心の大部長は咄嗟に、これくださいと言ってしまったのだ。

さすがに、いきなり本番に使うのもためらわれたので、家に帰ってから渋々夜の練習場に向かった。使ってみると、意外にもそれほど違和感なく当たる(大部長の場合、飛ぶかどうか以前に、ボールに当たるかどうかが問題)。ヘッドが大きいので、あまり、外れる気がしないのだ。まあ、テニスで言うデカラケだな。


土曜日は、ゴルフ場に向かう車の中でさえ、天気予報は大丈夫と言っていたのに雨が降っている。気分はブルー。

さて、本番。緊張の第一打はカキーン、おお、真っ直ぐ飛んだ!という訳でティショットだけは結構うまくいった(ただし、基本は大きく右に曲がるスライス)。初心者の場合、なんだかんだ言っても、スコアの半分くらいはドライバーで決まる。最初から谷底に落ちたり、森の中からキンコンカンでは、貰うべきハンデを逆にうまい人にあげているようなものだ、といつも思う。

降りしきる雨はやまず、皮肉にも昼食のときだけ止(や)んだものの、午後にはまた降り始めた。何ホール目だろうか、薄暗い中で思い切りティショットをぶっ放すと、インパクトの瞬間、バシバシッと火花が散った。大部長、これには驚いた。文字通り火を噴くドライバーだ!興奮して、周りの人に見たみた?と聞くと、「たまにあるよ、特にフェイスがチタンの場合にはね。」エッ?ということは4,980円のこのクラブもチタンフェイスと証明されたんだ。

気分を良くした大部長、「火を噴くドライバー」のおかげで、またまた優勝、めでたく優勝賞金の5千円を手にしたのであった。20円の儲け。









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