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2003年03月19日(水) ■ |
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ニュース読みお休み しかし 米イラク問題。
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>>要は支持する以外に 国益はなく 日本には他の選択肢はないということなのだ
昨日のわたしの日記。
これを 戦争支持と読む人がいるのだとしたら その人の思考回路はバグっている。ましてや 日記を読み続けていたら わたしが信仰者で絶対平和主義ということを解ると思うのだが どういう読解力してるのか・・というか 創価の看板背負った上で日記書いてる部分もあるので 思考回路がバグってる人はわざわざ創価批判のために日記読みに来ないで。 しかし わたしは(根本的には絶対平和主義者ではあるけど) 血の気は多いし喧嘩上等みたいな性格なので それは大目に見て( ̄▽ ̄☆○( ゚ο゚)o
さて、国連決議無視で突っ走るブッシュの自論正当化は間違っている。 わたしは ずーーーっと前から この日記でブッシュはキライやと コトあるごとに言ってきたし。しかし、批判しようがしまいが ブッシュは最後の決断を下してしまった。 フセインを始め イラク国民はジハード(聖戦)のつもりだ。血気盛んな連中は戦う気満々!湾岸戦争の悲劇の傷も癒されぬまま イラク国民は 幼児からお年寄りに至るまでアメリカ憎しの思いも頂点であろう。
北朝鮮がノドンを撃とうがテポドンを発射しようが 現実に身に迫った今そこにある危機にさえ ただ呆然とニュースを見ているだけしか芸のない日本人は 米イラク戦争に反対とどんなに声高に叫ぼうとも 所詮対岸の火事である。 「人の盾」・・とか言うけど いざ開戦となったら国外退去させられるんじゃ盾にも壁にもならん。 「わたしを殺してから進みなさい」と軍隊の前に立ちはだかったら 真っ先に何の躊躇もなく殺されて踏み越えられてしまう。それが戦争だ。 しかし 戦争は大量殺戮である。戦う前は 士気高揚しているアメリカの兵士も いざ人の死を間近に見、自分が実体験として戦争に加担したら その良心が痛むことは想像に難くない。
昨日のブッシュの決断表明の段階で 小泉が日本国民を代表して、米国の暴挙に反対しようがしまいが 日本全国 米軍の基地だらけである。 それは有事を見越した上で 歴史の成り行き上厳然と存在する。 仮に、アメリカと日本の関係で ブレアを批判したイギリスの外務大臣のように ブッシュを最後まで批判し、即時小泉が首相を辞任したら日本の立場はどうなるか?与党を批判する野党の、たとえば志位とか菅とかが そのあとブッシュ批判を続けながら首相になったときの日本のありようを想像してみ? それでも米イラク戦争は始まっている。というか 小泉に代わって彼らが首相になる頃には戦争は終わってるかもしれない。 ブッシュは小泉に裏切られたと思い その矛先をどういう形であっても日本に向けてくるだろう。北の核の脅威に 絶対応援してやらん!しかし基地は縮小しない!!と とんでもないくらいの不利益を日本に強いるだろう。 北朝鮮は 軍事的に何の保護もない日本に向けてわがまま放題言いに来るだろう。 野党で与党批判するのは簡単。町内で草野球する程度のおっさんが シーズン中盤を過ぎて 贔屓のプロ野球の監督をこき下ろすのと同じだ。
日本には今回、選択肢はなかった。 それを認めるか認めないかは 想像力があるかないかだけの違いだ。 大量殺戮兵器を隠し持っているかもしれないイラクの独裁者を ヤラレル前にやっちまえというブッシュの気持ちは解る。解るがそれが正しいか間違ってるかは別物だ。ブッシュがもう少し気の長い奴だったら 査察結果をもう少し先延ばしにしたかもしれないが 500mlのペットボトル1本分の炭疽菌で30万人殺戮可能なのだ。普通の民家に隠された2〜3本のペットボトルを探し出す査察なんて考えられない。コレで全部ですよといわれたところで フセインとブッシュの間に信頼関係なんてあるはずもなく、気が長いにも程があるということだったのだ。
どんなに人殺しがよくないことと解っていても どんなに不本意な状況であったとしても 人は歴史という大波に呑まれてしまう。
しかし 戦争ほど、残酷なものはない。戦争ほど、悲惨なものはない。 おろかな指導者に率いられた国民ほど哀れなものはない。 小説新・人間革命の冒頭に書かれている通りである。
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