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ささやかでもない1日
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     2002年10月21日(月)
テレビ探偵団

時事お休み。

テレビ・火曜サスペンス劇場の特別編 やっと録画ビデオで見た。

松本清張原作 『鬼畜』


うううーーーん・・・

1977年に公開された映画の 岩下志摩と緒方拳の印象が強すぎてだめっぽ。あの印象があまりにも強烈すぎた。

なんで今頃 鬼畜なんか持ち出してきたのだろうかというと
事業が回らず貧困、昨今の児童虐待 その両方が今の時代にぴったり・・なんてことを制作者は思ったのかも。
しかしそのことごとくが 中途半端すぎて外れてた。
テレビだからなのかもしれないが 子どもに対する虐待も 現実はもっとえげつないはずで 印刷業界の不振さもパソコンが台頭されて久しく 業界のこと知ってるわけじゃないけど あそこまで持ちこたえてることが奇跡に等しい。

有名な東京タワーのシーンは 花火大会に変わってた。
そりゃそうだろうな<人込み考えれば時代的に。



で 配役

●北野武
ごめん 彼が監督してる映画に出てる武氏は好きなんだけど よく解らなかったや。あらゆる場面が中途半端で。
映画は映画(緒方拳は緒方拳)自分は自分で得心の出来る仕上がりみたいなことを言ってたと何かで聞いたけど そうお??
子どもを殺す前の晩に 子ども相手に1人で酔っ払って過去の自分をひとり語りするところ以外は なんだかなーって。特に大切なはずの 子どもと絡むシーンは全部とってつけたみたいだった。


●黒木瞳。
もっと汚れないとー。どっかで かわいい私を見せちゃうんだろうな。
鼻血もあんなんじゃだめー( ̄▽ ̄)
ていうか 彼女にあの役は無理ー。


●室井滋
どんなドラマに出てても 鼻につくのは 本人がお気に入りらしい派手な着物のせいなのか?それなりに平凡な不細工さを活かしてて上手い脇ができるはずなのに 妙に着物が浮いていてうざったい。

てゆーかぁ 黒木瞳が奥さんで 室井滋が愛人・・・・
男の気持ちはわからんなー 逆なら解るんだけどね(爆)

●子ども2人。
映画と比べて遜色ないのは このふたり。
女の子の棒読みっぷりもステキ(笑)





ドラマでない方は かなりお勧めな邦画なので ご覧でない方は チェキラ♪

参照 【鬼畜】  北野・黒木ベッドシーン裏話