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 2002年09月17日(火) ■ |
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| 日朝首脳会談 平壌宣言 「痛恨の極み」
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リンクが多すぎて挙げきれないのでニュースリンクを。
Yahooニュース
共同通信
読売新聞
毎日新聞
産経新聞
朝日新聞
まとめてざっと読むなら【ここ】
日本のトップが北朝鮮を訪問し 北朝鮮のトップと会談の席に着けたことがまず評価されなくてはならない。
次に 日本にとっては長年の懸案事項だった拉致問題について初めて進展があり、それについて金国防委員長が謝罪の言葉を述べたことが事実として評価されなくてはならない。
新聞によっちゃ 安もんの週刊誌かと思うような反朝感情を煽る見出しをつけてるがどうかと思う。記者が安もんなのか 会社ぐるみで安もんなのか。
個人的には あくまでも「私の知らないところで英雄主義の軍の一部が・・」なんて抜けぬけと口にする実質的にも名目的にも独裁者のオッサンの腹の中など信用できない。
現に、北朝鮮のマスメディアは このたびの金成日の謝罪について一言も言及していないというではないか。
が、しかし それはあのオッサン独自の資質であって 北朝鮮に住む洗脳教育を受けてきた民衆のせいではないと信じたい。
声高に 国交正常化など不要だと唱えるのはあまりにも短絡的だろう。
早急に結論を急いで上手くいくような事柄ではない。
小泉首相が 即日宣言に署名した事を非難されているが これは多分、拉致問題の進展が 予想よりも遥かにスムーズだった為だろう。これまでの拉致を認めず 拉致問題に話が及ぶと代表者が席を立ってしまったような北朝鮮の態度から言って 今回の発表は拍子抜けするほど明確に思える会談内容だったからだ。
しかし それが首相自ら会見で言った「痛恨の極み」の結果であったことに変わりはない。
希望を持って 生存を信じ続けてきた家族の心痛はいかばかりかと胸が痛い。
怒りの矛先を向けるべき相手が北朝鮮、過去の日本政府、小泉首相へと錯綜する。それも当然のことだろうという気がする。
ＮＹのセンタービルで タリバンのテロリストに殺されてしまった被害者の家族と 北朝鮮に拉致されて死亡宣告を受けた家族がダブって仕方ない。
なんの罪もない家族が 一国の一方的な暴力によって殺されてしまった現実は受け入れられないほど辛く悲しく その経緯や責任の所在についてははっきりさせねばならない。が、しかし 報復に報復を望むのは愚かなことである。
『日本人は私の祖父母を殺した鬼畜』と戦後も教え込まれ、ごく一般の日本人と実際には接触のない中国や南北朝鮮の人々に日本人のことは正しく理解できない。また 日本を好きになってもらうことも出来ないだろう。
また現代社会においてですら 激しく中国や在日の人を差別する日本人がいることも確かだ。誰がそれらの人々に 日本人はあなたが思うほど そんなに悪い民族ではないですよ、と教えることが出来るだろうか？
アジアの中でこれほどの経済成長を遂げながら 今だリーダーシップを取れない日本の現実がここにある。
今また 日本の中で 新たに湧き起こる朝鮮民族に対する偏向した憎悪を育ててはならないと強く思う。
ましてや 日本との軋轢が何か起こるたびに繰り返されている 在日の力なき学生や子供たちに対する暴力や嫌がらせなどもってのほかである。
１０月に予定された次の会談までに 政府ならびに小泉首相が熟考し 北朝鮮に明確にさせねばならないことは 引き続き拉致問題、不審船、核保有の問題等々、山のようにある。
してやったりと舌なめずりをして 日本から資金を引き出そうとする「私には責任がない」と言い張る最高責任者のオッサンの思い通りになることは アジアの為にも北朝鮮の人々の為にもならないと強く思う。
個人的には 昭和２０年の玉音放送の昭和天皇・人間宣言のごとき内容の謝罪宣言が 金成日総書記によって北朝鮮人民に向かって行われた時、初めて心から 彼自身について信用できる日がくるような気がする。
いいのかわたし こんなこと堂々と書いて。
弱小サイトだから いいけど。
今後 拉致は絶対ないと宣言されてたからいいけど（*￣▽￣*）
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