hana's note...葉那

 

 

式 - 2003年07月05日(土)

葬式の日。
雨はすっかり止んでいた。
午前中のうちに、母方の祖母に喪服を着付けてもらった。
どんな気持ちで、娘と孫の喪服を着付けていたのだろう。

家でお念仏を上げてもらい、焼香をし、
バスでお寺へ。
お寺にはたくさんの人が来て下さっていた。

弔辞を下さった方がみんな泣いていた。
弔電を読む親戚も泣いた。
喪主挨拶を母の代わりにやった母方の伯父も泣いた。

終わってから外に出ると、
外でも焼香してくださっている方がいた。
どうやらお堂に入りきらなかったらしい。

私の同級生も来てくれていた。


葬式・告別式が終わってから、初七日の法要も行った。
精進落としのお膳がでた。
母と、父がお世話になった方のところをまわった。
父の同期の方に、何年かぶりに会った。

お骨はこの日納めず、三五日に納めることになっていたので、
父も家に連れて帰った。
少しだけ、お骨を抱かせてもらった。
健康だった父の骨は、重かった。


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