ジョージ・エルスの日記...ジョージ・エルス

 

 

チャンティ・ゴルフ - 2002年08月06日(火)

パーム椰子(やし)の森と美しいビーチリゾート。
その一方で この国 マレーシアは”ゴルフ天国”
ともいわれている。

猛暑である事意外、天候に関しては何ら問題ない。
いつも晴れてる。雨が降っても1時間ほどで晴れ間
がのぞく。常夏ゆえ年中プレーできる。

ゴルフに関するもの全てが安価であることに驚く。
週末のゴルフコース代 6000円で十分。日本なら倍は
するだろう。

1年前に赴任時から本格的に始めたため コースでの経
験が足りない。さらに料金の安いパブリック(=公共)
のコースでプレーしている。

ここに来る人たちは 僕と同じぐらいのレベルの地元人
が多く、実に楽しい。

1人で行くと必ず2人以上居るグループに入れさせら
れる。知らない者同士だが地元の人はとてもフレンド
リー。遠慮や過度の緊張はない。

いいショットをすれば「チャンティ!」(現地語で
ビューティフル)と誉めてくれる。


マレー人、インド人3人チームに編入した。彼らは
日本人とプレーした事がない、という。日本人は一体
どんなプレーをするんだ?という視線を感じたが終始
フレンドリー。楽しいものだった。

中国人、マレー人2人の女性チームと組んだこともあ
る。女性の前ゆえ少し無理をしたのでスコアは最悪。
「ランチを食べに行く時間なので帰ります。」と言って
2人は途中でやめたが僕が下手すぎて怒ってしまったの
だろうか。

父親がイギリス軍人だった、というパキスタン人とは
サシでラウンド。185cmはあると思われる大柄な男
で、プロ並みの飛距離だ。グリーン周りの寄せが下手で
スコアは僕とそんなにかわらなかったが。

地元の人と気軽に交流できる。それがここでのゴルフ。



そしてゴルフは 世代と世代をつなぎ 一緒に楽しむこと
のできる 唯一のスポーツでもある。


僕の3歳の息子はゴルフに興味を示し練習場でボールを
打ち始めた。彼のクラブは靴べら。喜んで打ってる。

来週、妹と 還暦をすぎたばかりの父がマレーシアに遊び
に来る。滞在期間中の1日を 父とふたりだけのゴルフに
あてる予定だ。

父とスポーツをするのは小学校の時のキャッチボール
以来。

普段から無口な父とのゴルフ。営業ゴルフのような「ナイス
ショット!」というかけ声のない 物静かなラウンドになる
だろう。


10年たてば 息子もコースでプレーできるようになってる
だろうか。

その時は 父〜子〜孫、それぞれほぼ30年、年齢の違う
男3人だけでプレーしよう。

それぞれの世代がひとつになれる。



この国での楽しみが ひとつ増えた。













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