以前、姉とメールを共用していたためか、未だに姉の友人からメールが来ることがあって困っている。
最近はなんだか訳の分からないスパムメールも増えているため、迷惑メールなのか姉の友人メールなのか、一見しただけでは分からないところもまた、なんとも小癪である。
送信者:裕子です 件名:ご紹介します。
友人に“裕子”は居ないので削除っと思いながらも、もしや姉のご友人ではあるまいか、と頭を悩ませる次第であり、そこがなんともこざかしくこにくたらしい。更にそこで「女性読者からのファンレターだったらどうしよう」という気付きまで生まれてしまうと、もう泥沼だ。 どうにかできないだろうか。
根本的解決は、姉に友人からメールが届いている旨伝え、適宜修正してもらうことなのだが、それは、まあ、なんだ、うん、努力します。
ところでスパム業者の方は、
送信者:裕子です 件名:※未承諾広告※
についてどうお考えなのか。 何がどうあっても読ませたいんじゃないのか。
部屋の照明の調子が悪くて困っている。
一番明るくしているはずなのに、頼んでもいないのに勝手に暗くなる。最初は、すわポルターガイストか!とおののいたものだが、なんてことはない、そろそろ寿命なのだろう。
それでもまだしぶとく命を繋いでいるようで、一定の時間を過ぎるとまた元の明るさに戻るのだが、先ほど一定の時間と述べたのは実は嘘で、毎回ランダムである。
すぐに明るくなるときもあれば、なかなか元に戻らなかったり、もどかしい思いをすることもしばしである。最近ではどこで憶えたのか「戻りそうだけど実は戻らない」というフェイントをかましたりと、なんとも気が抜けない。せめて自宅にいるときぐらい、落ち着かせてくれたっていいじゃないか、え、照明さん。
根本的解決は、さっさと新しい蛍光灯に取り替えれば良いのだが、そう思いつつ早半年近くになろうとしている。蛍光灯カバーになんかよく分からない虫が貯まっているのが嫌なんです。
嘘をつきます。 これでもかと言うぐらいに、アグレッシブに前向きに、嘘をつきます。
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