表題はイエモンのアルバム「パンチドランカー」収録曲からだ。
友人から受けた相談事に、何も言うことが出来なかった。 彼は彼で私は私、勿論ヘルプどころか完全に理解することも出来ないのだけれど、ただ自身と重なりひどく感情移入してしまった。最近似たようなことあったっけな。
Nさん、あまり気にするな。 それはきっと気にしなくていいことだ。 出来ることと出来ないことがあるし、その出来事は君の手の外の出来事だ。 ただ、そのことに対してそれだけの時間とエネルギーを費やすことが出来るというのは、きっと素晴らしいことだと思う。 だから気にするな。
でも―――。
そんな感情は当然だと思う。 だから気にするなと、敢えて言った。 冷静な振りをして聞いていたが、私も冷静じゃいられなかったのだ。
バンプオブチキン、好きだったな。 大真面目に語らせてもらうと、彼らの強さは、弱さから来ている。彼らの優しい歌は、優しいだけではなくそのバックボーンに強さと覚悟がある。そう思う。強さも弱さも、優しさも、そして冷たさも、すべて兼ね備えていた。まるで人間だった。先日解散したイエモンのように。だからライブを見に行かずとも、CD音源だけでも彼らとの距離は近かったし、直感的に伝わる何かがあった。数多あるバンドの中で彼らがあれだけ光り輝いて見えたのは、きっとそういうことだったんだと思う。大好きな人や尊敬できる人が身近に居る時に感じることができるそれだ。ランプやグングニル、バトルクライ、リトルブレイバー、K、どれだけ現実離れしていても、みんな心に響いてきた。 ダイレクトに伝わらなくなってきたのはいつからか、遠くに行ってしまった気がしたのはいつからか。向こう側がぼんやり見えるビニールシート一枚隔てて聞こえるようだ。
感情表現が苦手な私は、どれだけ「歌」というものに救われたことか。
じいさんは、結局手術することとなった。 思ったより症状は悪かったらしい。 ただ、本人に手術を乗り越えられるだけの体力がありそうなところが救いだった。 早く受けて、治してもらいなさい。 いい歳なんだからさ。
家に帰るといつも真っ先に迎えに来てくれるちこさん(ポメラニアン・♀)は、嫌いじゃない。ひとしきり愛想を振り撒いて、用が済むとさっさと背を向けてしまう性格も、実はそれほど嫌いじゃない。ちなみにリンク先は無修正画像なので、クリックする前には注意が必要だ。事前に言うべきだったか。
ところで、あんちぇいんの人はオレオレ詐欺→ヤクザに殴られる→無職ってどんなだ。
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