written by 田村 MAILHOME
#祖父と祖母と父と惑星
2003年06月28日(土)

トップページに「アクト・アゲインスト・CCCD」のバナーを張ってみた。散々CCCDを買っておきながら説得力がないのであるが、憎む気持ちは同じである。同じである。

しかし、何故好きな音を買いたいだけなのにここまでやるせない気持ちを沸き起こさせるのであろうか、CCCDは。その罪は重い。




ある理由により明らかに他所様から伝染された風邪をこじらせ早一週間、当初の扁桃腺の腫れも大分治まり、楽になってきたところで母より一言。


「おじいちゃんが喉痛いって。伝染った?」


ああ、おじん・・・。
扁桃腺が腫れぬことを祈る。
ナンパオをあげよう。

ちなみに、「ある理由」の内容などここでは言えない。言えないのである。



また音楽の話題に戻るのだが、先日話に出した惑星が、非常に素晴らしい。
2002年発の「shi-ro-i-to-ri」「ku-ro-i-ho-shi」は言うに及ばず、新作「wakusei」も非常に素晴らしい。特に黒い星の#1「魂、すり減らせ!」から#2「white western boots」、#3「カーブ」の一連の流れなど、必聴ものである。
個人的にはブランキーとミッシェルの中間ぐらい、JAMを強くした感じと言った印象を勝手に持っている(分かりにくくて申し訳ない)。いずれにせよどの曲もテンションが高く、勢いのあるバンド特有の「決めるべき時に決めるべき音がガッチリ入る」という状態で、ああ、どれも聞いていて非常に楽しいじゃないか。きっと今はやることなすことすべて上手く行く時期なのかもしれない。今後も含め、注目していきたいバンドだうおー最高!

などと独り悦に入り、勢い姉に聞かせたところ、


「いいバンドだね。もうちょっと化けたらもっとすごそうだけど」


と冷静なコメントをいただいた。
流石と言うか、なんと言うか・・・。
兎に角、いいバンドなのである、久し振りに。



父親が久し振りに帰ってきている。
別に夜な夜などこかを彷徨って帰ってこないとか、そんなアウトローな理由ではない。彼は単身赴任でアメリカへ行っているのだ。と言うわけで、ほぼ半年振りぐらいに帰ってきたのである。で、その父親と祖母の会話。


父「あれっ(半年前にやっていたある番組を見て)これまだやってるんだねえ」

祖母「やってるやってるー」


ジミーちゃん・・・。
それだけのことである。
勿論祖母はジミー大西など知らない。はずである。
確信犯であったら、私の祖母を見る眼は劇的に変わる。
が、そんな可能性など皆無なのである。人間、有り得ないことを話すものではない。




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